2年前の2013年4月に日本銀行が導入した異次元金融緩和措置は、人々の期待を変化させることによって実体経済を好転させることを狙いとした。そして、それを2年程度の期間において実現させるとした。では、2年たって、その目的は達成されただろうか?結論を言えば、為替レートと株価に関する期待を変化させて、円安と株高を実現した。しかし、消費者物価に関する期待を変化させることはできなかった。実体経済においては、(原油価格の値下がりが生じるまでの期間では)消費者物価の上昇によって実質所得が減少し、実質消費が減少することになったのである。

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