リベラル派に属する佐高信氏と辺見庸氏が、『絶望という抵抗』で本音の対談をしている。佐高氏が、〈では辺見さんは創価学会の潜在的なエネルギーを切り捨てますか〉とただしたのに対し、辺見氏は〈ぼくは切りますね。もう十分でしょう。「創価学会の潜在的エネルギー」なんて、政治屋が考えればいいのであって、ぼくは関心がない。佐高さんはご自身にふさわしくないことを言っておられる。大衆のエネルギーをどう組織するかなんてことはファシストかクソみたいな政治屋が考えることです。サシで闘うと言っていたはずの佐高さんが、なぜそんな発想をされるのか、ぼくにはまったくわからない〉。自らが気に入らない意見に、ファシストとかクソというレッテルを貼り、唯我独尊的姿勢を取る辺見氏には、日本が戦争への道を進むことを阻止しようと現実と格闘する佐高氏の苦悩が理解できない。

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