1970年代に入ると、さしもの日本経済の高度成長にも陰りが見え始めた。1971~72年には、実質経済成長率が10%を下回った。1970年代初頭に生じた経営環境の変化の中で、大きな影響を及ぼしたのは、「高度成長のひずみ」が顕在化し、経済成長を善とする国民的コンセンサスに亀裂が生じたことである。終戦から約20年間にわたって、日本人は戦勝国である欧米諸国に「追い付き追い越せ」を合言葉にして、一丸となって経済成長を追求した。

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