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  • 特集2
    Part 3 福島で生きるということとは? 県内外で増える防護・啓蒙活動

    2012年9月15日号  

    原発事故後、福島県内では放射能に関する情報が日常的に溢れるようになった。放射能が日常の身近な存在に好まぬながらもなってしまっている。自らが置かれた環境を正確に把握し、自分は何を選択するのか。その選択を助けるためのさまざまな取り組みが県内で始まっている。

  • 特集2
    Part 2 きっちり知っておきたい放射能A to Z

    2012年9月15日号  

    放射線は、人をがんにする恐ろしいもの──私たちの中に、そうした刷り込みがある。だが、原発事故前も、私たちは放射線と密接に関わりながら、暮らしてきた。X線やCTスキャンなど、医療以外にも身の回りの至る所に放射線はある。

  • 特集2
    【Column】 今、注意すべき食べ物は何? 見えてきた食品への汚染の実情

    2012年9月15日号  

    事故後1年半という時間を経て、放射性物質がどんな食品に出るかの知見は少しずつ集まりつつある。まず、セシウムに汚染された稲わらが全国に流通したことにより、昨年大騒ぎになった牛肉。いまだに全頭検査が全国の自治体で行われているが、ほぼ全量で検出限界値以下という状況は昨年の秋から続いている。

  • 特集2
    Part 1 被災地生産物への誤解と 過度な安心志向が風評被害拡大

    2012年9月15日号  

    東日本大震災による地震、津波、そして原発事故から約1年半。家や仕事や家族を失いながら、再起を果たそうとする被災地の生産者たちは、「食の安心」に腐心する消費者に直接的・間接的に拒絶されてきた。「科学的根拠に基づかない風評が経済的被害を長期かつ巨大にしている」──。これが、現在の放射能汚染の“正体”だ。

  • 特集2
    原発事故から1年半で見えてきた放射能汚染の“正体”

    2012年9月15日号  

    大量の放射性物質が、人口密集地帯に拡散するという東京電力福島第1原子力発電所の事故から1年半が経過した。除染や防護策などの取り組みが進みつつある一方で、科学的根拠に基づかない風評による被害という“実害”はいまだ大きい。

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記者の目

  • 編集部 堀内 亮

    特集のために外資系ホテル1泊2日、「撮れ高低く」自腹8万円!

     ホテル特集を担当するのに、メインテーマとなる外資系ホテルに泊まらないで記事を書くのもあれなので、ウェスティンホテル横浜に1泊しました。
     なぜウェスティン横浜にしたかというと、オープン当初に一部のゲストからの評判が芳しくなかったから。オープンから2年が経過し、サービスが改善されているかを、抜き打ちチェックしに行きました。ホテル業界関係者にあれこれとアドバイスをいただき、ホテリエの動きや料理の味、インテリアなどのポイントを細かくチェックしました。
     結局、サービスに不満な点は一切なく、快適な1泊2日でした。「取れ高」が低く、経費を請求するのははばかられ、自腹で8万円を払うことになりました。

  • 編集部 片田江康男

    ホテルに入ると思い出す非日常感とバイトの”旨み”

     約24年前、東京・西新宿の某ホテルで、ルームサービスのアルバイトをしていました。ラストオーダー間際によく注文されるのがすし。電話を受けるとテナントとして入居しているすし店に連絡し、数分後に取りに行くのですが、バイト仲間でその役を取り合っていました。余った鮪をにぎりずしや巻物にして持たせてくれたり、卵焼きの切れ端をその場で食べさせてくれたりすることがあったからです。それを従業員用エレベーターの中で頰張るのが楽しみの一つでした。
     バイトを通して、ナプキンの畳み方や銀食器の磨き方、あいさつの仕方など、いろいろなことを学びました。ホテルに足を踏み入れると非日常感とともに、そんなことを思い出します。

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表紙

特集最強のホテル

円安を追い風に訪日外国人旅行客(インバウンド)が爆発的に増加し、ホテル業界が絶好調だ。活況を呈するホテル市場には不動産や外資のマネーが流れ込み、空前のバブルに沸いている。あらゆるプレーヤーが入り乱れる"戦国時代"に突入し、序列激変が必至のホ…

特集2高金利 通貨&金

円の弱体化が深刻だ。日本銀行は利上げ路線へ踏み出すとはいえ、海外と比べて低金利な環境から抜け出せない。一方、米ドルは利下げやトランプ前大統領のドル安志向が意識され、投資妙味が薄れている。高金利通貨と、最高値を更新した金という、超円安時代の資…