記事一覧:特集10409

  • 特集 Part4
    首都圏・近畿圏 私立高校法人204校対象 知られざる学校の財務力

    2015年08月22日号  

    「共学化への方針転換によって、現場はぐちゃぐちゃですよ」。伝統のある女子校が共学化したことを受けて、関係者はそう声を潜める。長年培ってきた教育ノウハウが通用しなくなり、先生が“首”になる事例も出ているという。

  • 特集 Part4
    脱・偏差値&合格実績 新学校選びランキング

    2015年08月22日号  

    「志望動機を教えてください」。今年2月、品川女子学院のカフェスペースでは、就職活動中の同校卒業生がスーツ姿の中年男性たちを前にしていた。相手は現役で人事を担当しているビジネスマンたち。卒業生は本番さながらの模擬面接を行っていたのだ。ただ、このビジネスマン、スーツを脱ぐと別の顔を見せる。実は品川女子に娘を通わせている父親なのだ。品川女子にはPTAとは別に、後援会の下に「お父さんの会」という組織がある。その父親たちが就活を行う卒業生を応援していたというわけである。

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記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…