記事一覧:特集10409

  • 特集 Part4
    首都圏・近畿圏 私立高校法人204校対象 知られざる学校の財務力

    2015年08月22日号  

    「共学化への方針転換によって、現場はぐちゃぐちゃですよ」。伝統のある女子校が共学化したことを受けて、関係者はそう声を潜める。長年培ってきた教育ノウハウが通用しなくなり、先生が“首”になる事例も出ているという。

  • 特集 Part4
    脱・偏差値&合格実績 新学校選びランキング

    2015年08月22日号  

    「志望動機を教えてください」。今年2月、品川女子学院のカフェスペースでは、就職活動中の同校卒業生がスーツ姿の中年男性たちを前にしていた。相手は現役で人事を担当しているビジネスマンたち。卒業生は本番さながらの模擬面接を行っていたのだ。ただ、このビジネスマン、スーツを脱ぐと別の顔を見せる。実は品川女子に娘を通わせている父親なのだ。品川女子にはPTAとは別に、後援会の下に「お父さんの会」という組織がある。その父親たちが就活を行う卒業生を応援していたというわけである。

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記者の目

  • 編集部 篭島裕亮

    30数年ぶりに週6で通った中学受験塾を訪問

    「中高一貫校&塾」の取材で、偶然にも三十数年ぶりに通っていた中学受験塾の校舎を訪れました。当時の校舎とは少し場所が異なるものの、温かい雰囲気は変わらぬまま。授業風景はもちろん、ライバルとの切磋琢磨、クラス昇降の緊張感、土曜日の塾帰りに早売りの「週刊少年ジャンプ」を買ったこと……。
     懐かしい記憶がよみがえりました。エモいです。できることならば立身出世をして訪れたかったですが、それは現在、各分野で活躍している優秀な仲間に任せます。
     入試本番まで残り2カ月。記事ではデータを充実させつつ、実践的コンテンツも盛り込みました。全ての受験生が力を出し切り、中学受験の経験が将来の糧となることを願っています。

  • 編集部 重石岳史

    受験とスマホを巡る親子の「攻防戦」

     受験を控えた子を持つ親にとって、悩みの種の一つは、スマートフォンではないでしょうか。こども家庭庁が3月に公表した調査によれば、小学生の43・7%、中学生の79・9%、高校生の97・8%がスマホを利用し、平日のインターネット平均利用時間は高校生で約4時間に及ぶそうです。スマホが気になって勉強が手に付かないのではないか。親としてそんな心配が付きまといます。
     わが家でも、再来年に大学受験を控えた長男とスマホを巡る“攻防戦”が続いています。というのは数日前、長男のスマホが故障し、新たに購入を要求する長男に対し、私が「受験に集中しろ」と突っぱねているから。しかし長男も諦めず、妥結点はいまだ見えていません。

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表紙

特集中高一貫校&塾

緩和予測から一転、2025年の中学入試は関東、関西とも史上最高レベルの激戦となる見込みだ。近年は「中堅校」への注目が高まり、受験者層が拡大。今後数年間は中学受験ブームが継続すると予想されている。偏差値やブランドだけではない、わが子が成長する…

特集2武田薬品リストラ 最終章

国内製薬最大手であり、グローバル企業へと脱皮を果たした武田薬品工業のリストラが最終章を迎えている。今まさに動いている大リストラを詳報するとともに、賛否渦巻くこの10年のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)による経営や改革を検証し…