記事一覧:特集10409

  • 特集 Part1
    “iPhoneで復活”の淡い夢

    2014年02月01日号  

    2013年9月、NTTドコモは、iPhone発売へと大きくかじを切ったが、その効果は期待はずれとなった。新型端末の発表も見送られた。いったい、ど~したドコモ!

  • 特集
    ど~した!? ドコモ

    2014年02月01日号  

    日進月歩で進化を遂げてきた携帯電話。そのトップにはいつもドコモがいた。iモードやおサイフケータイは消費者の心をつかみ、新しい機種が発売されるたびに心を躍らせ買いに走った人も少なくなかった。市場の評価も高く、一時は時価総額世界3位まで上り詰めた。だが、いつしかドコモは輝きを失い、そして成長に急ブレーキがかかっている。ドコモで何が起きているのか。

  • 特集 Part2
    崩れた“鉄壁”のモデル iモード後の未来が見えない

    2014年02月01日号  

    安心のネットワークに、最先端の端末、そしてインターネットのiモード──。かつて通信業界を席巻したドコモモデルだが、一度狂い始めた歯車が、かみ合うのは難しい。

  • 特集 Part4
    ドコモ復活への道

    2014年02月01日号  

    2000年2月28日、NTTドコモは、絶頂を迎えていた。時価総額が43兆円を超えたのだ。日本でトップというのは言うまでもなく、世界でも、その先を行くのは、マイクロソフトとゼネラル・エレクトリックの2社だけであった。

  • 特集 Part2
    【端末対決】 iPhone導入で失った 端末仕様の決定権限

    2014年02月01日号  

    「うーん、日本人の手にはちょっと大き過ぎますね」。スマートフォンでは最高性能のカメラに、大画面化という世界のトレンドに乗った5インチの液晶。ソニーの最新モデルのエクスペリアZ1は、持てる技術を結集した、まさに「ザ・ベスト・オブ・ソニー」の自信作だった。だが、試作機を手にしたドコモの担当者は、さらっと駄目出し。もっと小型のスマホを作るよう求めた。

  • 特集 Part2
    【メール対決】 失態続きで客離れ進み 主役がメッセージに交代

    2014年02月01日号  

    2013年12月31日、東京・渋谷。イルミネーションが輝き、年越しムードでにぎわう渋谷ヒカリエのビルの一室に、3本のホットラインが引かれていた。ホットラインのつながる先はドコモ、KDDI、ソフトバンクである。年越しの瞬間を緊迫しながら待っていたのは、人気無料メッセージアプリ「LINE」の技術者たちだ。

  • 特集 Part2
    【サービス対決】 dマーケット利用者は ドコモユーザーの10%以下

    2014年02月01日号  

    ドコモの新たな収益源として成長している──。加藤薰社長がこう強調するのが、ドコモのサービス「dマーケット」だ。スマートフォン上で動画や音楽を有料配信するだけでなく、買い物やファッション、ゲーム、書籍、幼児教育教材など12種類のサービスを提供する。料金体系は、かつてのiモードをほうふつとさせる月額の定額課金制で、使い放題のものが多い。

  • 特集 Part2
    【キャリア対決】 つながりやすさや端末も もはやソフトバンクの後追い

    2014年02月01日号  

    不動の業績トップを堅持してきたドコモが、今期ソフトバンクにその座を明け渡すことになった。端末戦略、電波のつながり……多くの点で劣勢に立たされている。

  • 特集 Part2
    【Column】 「スマホではもうからない」 業界再編続く販売代理店

    2014年02月01日号  

    ドコモのツートップ戦略やiPhone導入により、販売代理店業界も淘汰が起きている。スケールメリットを追う、生き残りを懸けた合従連衡が続いている。

  • 特集 Part3
    加藤 薰(NTTドコモ社長)インタビュー

    2014年02月01日号  

    MNP(携帯電話番号ポータビリティ)による流出が急速に改善しています。ドコモにお帰りいただくと特典がありますよというアピールが奏功した結果だと思います。料金だって、今や全く遜色ありません。しかし、まだドコモは高いんだという先入観が残っているのも事実ですので、払拭していく努力を続けていきます。

  • 特集 Part2
    LTE普及で風雲急を告げる 世界規模のキャリア再編

    2014年02月01日号  

    スマートフォンをはじめ、次世代高速通信サービスLTEの普及により、世界的な通信キャリアの再編が相次いでいるが、ドコモは買収に動くのだろうか。

  • 特集 Part2
    【買収対決】 野菜に料理教室、健康サービス 迷走感漂う買収戦略の内実

    2014年02月01日号  

    ソフトバンクが海外の大型企業を相次いで買収して、耳目を集める一方、ドコモの買収戦略は“迷走感”が漂っている。「非通信」を拡大するとはいうが、明確なビジョンは見えてこない。

  • 特集 Part2
    夏野 剛(元ドコモ執行役員、慶應義塾大学特別招聘教授)インタビュー

    2014年02月01日号  

    iモードを誕生させたのは私のような外人部隊や志願兵で、従来のドコモの体質と異なる部隊だった。初期は社内も「勝手にやれば」という雰囲気で、すべてやりたいようにやれた。だが、iモードが主流になると、何を決めるにしても、他部署との調整や了解が必要になっていった。

  • 特集 Part2
    iモード栄枯盛衰

    2014年02月01日号  

    1997年1月8日午後2時。iモード開発チームのリーダーを務めた榎啓一は、iモードのプロジェクトが動きだした瞬間を、いまも鮮明に覚えている。東京・虎ノ門のNTTドコモ本社ビル10階の社長室に呼び出された榎は、当時社長の大星公二からマッキンゼーのレポートを手渡され、携帯電話向けのデータ通信ビジネスを立ち上げるよう告げられた。

  • 特集 Part2
    【図1-9】5000人緊急調査 ど~思われてる? ドコモ

    2014年02月01日号  

    1月9〜10日に、携帯電話利用者5000人にアンケートを実施。対象は、15~29歳、30代、40代、50代、60代の各1000人

  • 特集 Part2
    【Column】 タダほど高いものはない? 「レ点」ビジネスに要注意

    2014年02月01日号  

    「端末代金を3万円ほど安くしておりますので、これらのサービスには入ってもらうことになっています」 昨年夏、記者が携帯電話からスマートフォンへの機種変更のため、都内のドコモショップを訪れると、店員の男性はこう切り出した。

  • 特集 Part3
    【Column】 米エバーノート出資で得た サービス成功への手がかり

    2014年02月01日号  

    ドコモにして唯一のベンチャー企業への投資の成功例がある。この事例をひもとくことから、ドコモが新サービス開発に必要な組織のあり方や発想を得る方法が見える。

  • 特集 Part3
    【Column】 反発してきた三男坊を 持ち株会社が“支配”する日

    2014年02月01日号  

    ドコモは、NTT東西などを兄に持つ「三男坊」と呼ばれ、NTTグループを感じさせない風土があった。だが、親である持ち株会社がその影響力を強めている。

  • 特集 Part3
    立川敬二(ドコモ2代目社長/宇宙航空研究開発機構前理事長)インタビュー

    2014年02月01日号  

    これからの農業はICT化が進みます。センサーを介してリアルタイムで田畑を管理し、水や栄養を与えることを全自動で行う時代を迎えています。M2M(マシン・トゥ・マシン)と呼ばれる分野です。

  • 特集 Part2
    【Column】 長期契約者から不満続出で 頭痛の種となる“携帯乞食”

    2014年02月01日号  

    「家族いっしょに他社からお乗りかえなら3人で最大15万円キャッシュバック!!」 ドコモショップの窓には、今、こんな張り紙をしている所が多い。15万円ならかわいいほうで、18万円や、中には20万円という所まである。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…