記事一覧:NEWS2438件
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Inside
ケンコーコム&楽天で進める 薬販売規制緩和の“新闘争”
2012年6月9日号楽天は5月中旬、健康関連商品のインターネット販売を行うケンコーコムの買収を決めた。ケンコーコムが6月に実施する第三者割当増資を引き受ける。取得額は約15億円。同時に楽天から國重惇史副社長以下4人がケンコーコムの取締役に就任する予定だ。
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Inside
日本の“割高”LNG調達に 東ガス・住商が投じる一石
2012年6月9日号相次ぐ原子力発電所の停止で、火力発電所の稼働が増えた昨年、日本のLNG(液化天然ガス)の輸入量は前年比18%増の8318万トンと過去最高となり、31年ぶりの貿易赤字に陥る一因となった。
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Inside
東京スカイツリーも採用した キャタピラーの可搬型発電機
2012年6月9日号5月22日に開業してから5日間で入場者数が100万人を超えた東京スカイツリー。その電波塔には、新種のエンジンと発電機が2台納入された。これがインフラ関係者の注目を集めているのだ。
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Inside
苦境の電機業界がさらされる “聖域”なき本社リストラの波
2012年6月9日号これまで“聖域”だった本社にも、ついに大幅な人員削減の波が押し寄せた──。半導体大手のルネサスエレクトロニクスが、主力生産拠点の一つである鶴岡工場(山形県)の売却とともに、全従業員の約3割に当たる1万数千人のリストラを検討していることが明らかになった。
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Close Up
スペインも支援要請の可能性 止まらぬ欧州危機の連鎖の火
2012年6月9日号欧州不安が世界の市場を振り回している。最大の懸念はギリシャだが、ここにきてスペインの金融システム不安という別の火種が大きくなってきた。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は何が何でも最悪の事態は回避しようとするだろうが、市場の不安は簡単には収まりそうにない。危機の連鎖は止められるのか。
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人事天命
【三井生命保険】 前代未聞の仰天人事! 外資の力で業績回復狙う
2012年6月2日号三井生命保険は、同社のナンバー3、営業部門統括役員に片岡一則専務(56歳)を就任させるサプライズ人事を行った。発表時、業界では「前代未聞の思い切った人事」(国内系生保幹部)と話題を呼んだ。
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Inside
病院の規格取得の動き急増 国際対応で競争力向上を狙う
2012年6月2日号昨年から今年にかけて、日本の有名病院の関係者らが韓国やシンガポールなどの病院を相次いで訪れた。訪問先は、米国発祥の国際的な医療施設の機能認証規格、JCIを取得した病院だ。自分たちもJCIを取得するべく、先行する病院を研究するためだ。
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Inside
“3階建て投信”のブームに 隠された証券会社の思惑
2012年6月2日号複雑怪奇な投資信託がいま、人気を博している。その背景には、高い手数料を狙う証券会社の思惑が透けて見える。
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Inside
ギリシャ再選挙で危機再燃 “ユーロ離脱”の可能性
2012年6月2日号欧州の信用不安が再燃している。為替や金利に投資を行う「グローバルマクロ」と呼ばれるヘッジファンドの多くは、ギリシャや周辺国の先行きを悲観し、ユーロやスペイン・イタリア国債売りのポジションをあわてて取り始めた。
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Inside
三井化学事故で材料供給難に 半導体産業を襲うボトルネック
2012年6月2日号「7月末にもメタパラクレゾールの製品在庫が払底するだろう。会社の存亡が懸かる大事な時期だというのに、泣き面に蜂だ」(大手半導体メーカー幹部) 業績不振にあえぐ国内半導体産業に、新たな試練が訪れている。
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Inside
持ち株会社制をめぐり 製紙2強が真逆の対応
2012年6月2日号持ち株会社制をめぐり、製紙のトップ2社が真逆の対応を取る。日本製紙グループ本社は2013年4月に、持ち株会社制を廃止する。主要子会社の日本製紙を存続会社とし、グループ傘下にある一部の事業会社を吸収合併することで重複を解消、コストを削減するのが狙いだ。
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Close Up
放射能被害の陰で深刻化する 被災地のアスベスト飛散問題
2012年6月2日号東日本大震災の発生から1年余りが経過し、被災地では復旧作業が進められている。現地では、放射能被害ばかりがクローズアップされているが、その陰で深刻な問題が急浮上している。
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人事天命
【スズキ】 独VWとの提携解消交渉で変容した4副社長体制のパワーバランス
2012年5月26日号スズキ経営陣のパワーバランスに変化が生じている。昨年6月、鈴木修会長兼社長(82歳)はワンマン体制からの脱却を目指して、“4副社長体制”をスタートさせた。当時、鈴木会長は昇格させた4副社長から後継者を選ぶ考えを示唆していた。
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Inside
“ハイボール”ファンに照準 サントリーがスナックを開発
2012年5月26日号バーやレストランなど外食業態の提案業務も手がけるサントリーが、スナック業態の開発に乗り出している。都内で実験店舗をすでに15店展開、今後も拡大させる。
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Inside
国内ベンチャーに業を煮やし 公募型研究に走る製薬各社
2012年5月26日号国内製薬大手の間で「公募型共同研究」なるものが流行している。国内の大学や公的研究機関の研究者を対象に新しい医薬品を創るための共同研究を公募するもので、2007年に塩野義製薬が、11年には第一三共とアステラス製薬が公募サイトを立ち上げた。
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Inside
「新生東電」の事業計画認定で 浮き彫りになる政権の逃げ腰
2012年5月26日号東京電力が、家庭用電気料金の平均10.28%値上げを経済産業省に申請した。電気事業法に基づく料金改定申請は1980年以来32年ぶりで、すでに東電が4月から始めた産業用電気料金の値上げに批判が集中したこともあり、その行方に注目が集まっている。
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Inside
市場部門の改革で試される 三菱東京UFJの脱国債依存
2012年5月26日号三菱東京UFJ銀行がビジネスモデルの転換を行っている。ここ数年、邦銀はどこも収益の多くを国債の売買益で稼いでおり、その偏った収益構造に批判の声が出ていた。
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Inside
ソニー、パナのテレビ提携交渉 疑われる国の“救援策”狙い
2012年5月26日号ソニーとパナソニックという長年の“宿敵”だった2社が、次世代テレビで提携を模索していることが明らかになった。
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Close Up
ビックがコジマ買収で2位浮上も 高い収益性実現には疑問の声
2012年5月26日号長年、家電量販業界の再編のきっかけになるといわれてきたコジマだが、ビックカメラが買収することで決着した。これにより、ビックは業界2位に浮上し、首位のヤマダ電機に迫る。都市型と郊外型の企業連合は理想的な補完関係のように見えるが、はたしてそれは成長期以外でも通じる理屈なのだろうか。
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人事天命
【エーザイ】 内藤長期政権は続くも 社長の芽がある“右腕”候補
2012年5月19日号国内製薬大手のエーザイは創業家一族の3代目である内藤晴夫社長(64歳)が就任して25年目を迎えた。主力医薬品の特許切れが業績を圧迫して経営のかじ取りが難しい目下、内藤社長が経営から離れることは考えにくい。