記事一覧:インド式“数理”思考 =ニルマラが誘う数の不思議=40件
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インド式“数理”思考 =ニルマラが誘う数の不思議=
【独占インタビュー】 ラヴィ・ヴェンカテサン(マイクロソフト・インディア元会長)
2014年12月25日インドでは、この10年足らずの間に、「社会的企業」(事業を通じて社会問題の改善を図る企業)が国家的な現象になりました。インド社会に合った革新的なビジネスモデルなど、社会的企業はインドの膨大な開発ニーズに取り組んでおり、実行可能、かつ持続可能な収益モデルになりつつあります。同時に、この分野では、純収益が3倍増になるようなビジネスを支援することに関心を持つ国内外の投資家が増加しています。
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インド式“数理”思考 =ニルマラが誘う数の不思議=
【独占インタビュー】 シャム・スンダー・バニク(インド銀行東京支店CEO)
2014年11月26日インドの銀行界は、この10年で、インターネットやモバイル機器だけでなく、ATMを通じた取引が急増した。インドの銀行業は大きな転換期を迎えている。金融サービスを農村部にまで広げようとするインド準備銀行や政府の取り組みによって、今後5~10年の間に200万近い職を創出すると見込まれている。さらに、新政府は全国民が銀行口座を持てるよう新しい政策を採用した。インド銀行(Bank of India)東京支店の最高経営責任者であるS.S.バニク氏に将来の課題、機会そして成長について話しを聞いた。
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インド式“数理”思考 =ニルマラが誘う数の不思議=
米映画「ゼロ・グラビティ」の製作費よりも安い インドの“火星飛行船”成功の先にあるものとは
2014年10月23日別の生命体、別の惑星の探索のため、数百もの探査機を低価格で打ち上げることができるとしたら……。そのときに人類に広がる可能性を想像してほしい。これこそ、インドが目下、取り組んでいることだ。
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インド式“数理”思考 =ニルマラが誘う数の不思議=
5日間のモディ首相の訪日から読み解く 5つの成果と5つの宿題リスト
2014年9月22日日印関係が「特別な戦略的グローバル・パートナーシップ」のレベルへと格上げされたことを受け、今回は、モディ首相の訪日から見えてきた“5つ”の成果と、宿題をそれぞれ挙げてみよう。
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2500万人が繋ぐグローバルネットワーク 在外インド人が握るインド経済の未来
2014年8月19日海外に住むインド人の数は推定2500万人以上だ。米国や英国、サウジアラビアなど世界中の主要国に広がっている。現代のインド移民は、英国による植民地支配時代の19世紀、貧しい人々が労働力として英国本土や、その植民地に移住したことに端を発する。1970年代は中東のオイルブームに乗り、湾岸諸国に向かい、90年代は米国のITブームで、大勢が渡米した。現在、インド人は、在米外国人のうち、人口規模で第3位だ。
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【独占インタビュー】 松本勝男(国際協力機構・南アジア部次長)
2014年7月22日ナレンドラ・モディ首相は、ビジネスに理解のあるリーダーとして、また、親日家として知られている。日本の安倍首相と「ツイ友」であることは、世界メディアの注目の的だ。独立行政法人、国際協力機構(JICA)南アジア部次長、松本勝男氏にインタビューを行った。「日印双方が全ての分野で市場を解放すれば、その効果は計り知れない」と指摘する。
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5000年の歴史を刻む伝説の古都 「バラナシ」が新政権で復権する理由
2014年6月17日5月に行われたインドの総選挙では、国内外で2つの疑問が囁かれた。すなわち、インド人民党(BJP)を率いた新首相、ナレンドラ・モディ氏は、何故、わざわざ「バラナシ」を自らの選挙区に選んだのか。そして、それによって何を得ようとしているのか、だ。
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【独占インタビュー】 ディーパ・ゴパラン・ワドワ(駐日インド大使)
2014年5月27日5月26日にはナレンドラ・モディ氏を首相とする新内閣が誕生する。駐日インド大使、ディーパ・ゴパラン・ワドワ氏に新政権の課題と、日印関係のこれからについてインタビューを行った。
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漆黒に輝くダイヤモンドを追い求める 世界3位の産出国の苦悩とは?
2014年4月24日もし、インドで新しい黒いダイヤモンドが発見されたと思ってこの記事を読み始めた人がいたら、それは見当違いである。なぜなら、インドで今価値があるのはダイヤモンドよりも黒いダイヤモンド、すなわち、“石炭”だからだ。ほとんどの国は石炭を使用しなくなっているにもかかわらず、である。ご存じのように、石炭とダイヤモンドはどちらも炭素でできており、その結合の仕方が違いを生む。
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日本はアジアの地政学的中心であり続ける 日印関係の未来を読み解く7つの回答
2014年3月25日今回、印日関係とそのアジアで役割について、ジャワハルラール・ネルー大のスワラン・シン教授にインタビューを行った。アジア学会長、アジア&太平洋研究・インド協会の事務局長などを歴任したシン教授の専門は、インドの外交政策と国家安全保障で、アジア外交についても詳しい。
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18~22歳の若年有権者が1.2億人!! 今年のインド総選挙が注目される理由
2014年2月21日例年と同様、今年度も世界各国のビジネスリーダーたちが世界経済フォーラム(2014年1月22日〜25日開催)に参加するため、ダボスに集まった。彼らは毎年ここで、各国の発展の行方などについて、それぞれの見解を発表している。インドが今年焦点を当てたのは、自国の総選挙の行方であった。
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ビジネスも正月に始めると縁起が良い⁉ インドにおける1月1日の多様性とは
2014年1月21日1月1日は太陽暦あるいはグレゴリオ暦では新年の第一日目であり、世界中で宗教的、文化的、社会習慣的に祝われている。今回は新年の祝い方で日本とインドを比べてみたいと思う。
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天皇皇后両陛下の訪印に見る 2000年間に及ぶ日印関係の絆
2013年12月17日日本の天皇皇后両陛下が11月30日(日曜日)夕刻、6日間の訪印日程でインドの首都ニューデリーに到着し、マンモハン・シン・インド首相がガシャラン・カール夫人とともに空港で出迎えた。天皇ご夫妻の訪印は皇位継承後では、53年前の1960年、11月から12月にかけて皇太子時代にご夫妻でインドを訪れて以来、公私ともに初めてである。この機会に日本とインドのこれまでを振り返ってみるのも悪くないだろう。
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“時代遅れ”が一転してIT大国へ インド1000億ドル産業の軌跡とは?
2013年11月20日IT産業は、インド経済に計り知れない貢献をしている。最大の雇用創出産業であり、それは1980年代から2000年代のインド人の考え方に影響を与えた。人々はソフトウェア・エンジニアになりたいと思い、そうでなければソフトウェア・エンジニアと結婚したいと思ったものである。今回はインドのIT産業の成功と、その要因について考えてみたい。
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“巨象”VS“龍”の行方―― 巨象は天かける翼を生やせるか
2013年10月16日“巨象”と“龍”に喩えられるインドと中国は、二大新興国として、ビジネスのみならず、文化やツーリズムまでも、あらゆる面で比較されることが極めて多い。今回はその両国の位置づけを対比して見てみたいと思う。
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近い未来の最大の消費者―― インドの若者を虜にする5つの“MY”
2013年9月20日OECDや世界銀行を始めとする世界的機関では、2020~30年にインドは、世界最大の中間層消費者と平均年齢が25歳の国になっていると予測する。目下、インドでは、世界最大の若い消費者が育ちつつあるのだ。彼らが今、何をしているか見てみよう。ここ数カ月、インド関連のニュースは聞くに堪えないものがあったが、インド人自身にとっても心地良いものではなかった。しかし、どの話題も掘り下げると1つの事実に辿り着く。
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インドの不“C”議 古今を読み解く頭文字
2013年8月21日インドと聞いて、日本人がまず思い浮かべるものは、不思議とアルファベットの“C”を頭文字にする単語が多い。まず、何と言ってもカレー(Curry)、チャイ(Chai)、牛(Cow)、カースト(Caste)、チャクラ(Chakra)、そしてインド起源とされるチェス(Chess)。さらに、生命力に満ち溢れた極彩色(Color)、カオス(Chaos)、独自の文化(Culture)、過去の植民地(Colonial)支配、等々。数え上げると切りがないぐらいだ。
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インド“35”州の歴史絵巻―― 100の言語が1つの国に存在する理由
2013年7月23日インドは、その歴史を通して数多くの民族に征服されてきました。征服者たちは行政府を置いて支配し、インドの社会に大きな影響を及ぼしてきました。その影響は文学、言語、社会宗教観の形をとって今もなお続いています。
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インド人が“黄金狂”なのは何故? ゴールドに∞(無限)の価値がある理由
2013年6月18日金(ゴールド)の最大輸入国インド。なぜ、インド人が金に熱狂するかご存じですか? ヒンドゥー教の文化では、人生における全ての重要な節目を「正しい時期」や「縁起の良い時」を選んで始めるという習わしがあります。“Akshaya Tritya”は、何か重要なことを始めると実り多い結果が得られる、とても縁起の良い日の1つと考えられています。