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特集
頼れるクスリ
2014年03月29日号自分や家族を守ってくれる「頼れるクスリ」はどれなのか。そもそもどんなものがあるのか。医者から処方箋をもらう医療用医薬品の最新事情を病気別に徹底解剖した。併せて、不正論文への関与や誇大広告の疑惑が浮上し、信頼が揺らぐ製薬業界の裏事情に迫る。クスリの表と裏をすべてお見せする。
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特集 Part2
免疫系を狙う新タイプが熱い 進化する分子標的薬の威力
2014年03月29日号2000年代に登場し、がん治療を激変させた分子標的薬。標的を選択的に狙い撃つという武器は、さまざまな新しい技術が上乗せされ、より強力なものに進化している。
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特集 Part1
頼れるクスリはどこにある?
2014年03月29日号「あなたが今飲んでいる高血圧症薬、宣伝費と販促費の塊だよ。やめちゃえば?」。50歳男性患者は主治医ではない専門医の言葉に困惑した。最近、ニュース番組で自分が飲んでいるクスリがでかでかと映し出されている。「不正論文」「誇大広告」なる言葉が連呼され、製薬会社に家宅捜索まで入った。このクスリ、はたして飲み続けていいんだろうか──。
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特集 Part2
【Column】 3食昼寝付きで1000万円 労働ゼロで稼ぐプロ治験者
2014年03月29日号カネに困れば治験かマグロ漁船で稼げばいい。冗談でよく言われるが、治験に参加して本当に稼げるものなのか。治験参加をなりわいにする“プロ治験者”が赤裸々に明かした。
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特集 Part2
【C型肝炎】 肝がん原因の8割を占めるも 新薬でほぼ全員治癒が可能に
2014年03月29日号年間死亡者数が3万人に上る肝がん。その主な原因であるC型肝炎の治療が飛躍的に進歩した。肝炎の早期発見、早期治療により、肝がん発症を予防できる時代がやって来た。
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特集 Part2
【Column】 抗がん剤治療の専門家 「腫瘍内科医」の見つけ方
2014年03月29日号がんの薬物治療が進歩する中で、抗がん剤を使った治療に詳しい「腫瘍内科医」が注目されている。手術後にしっかりとしたケアを望むなら、腫瘍内科医のいる医療機関を選びたい。
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特集 Part2
【前立腺がん】 ホルモン療法で即効型が台頭 効果が消えた患者にも新療法
2014年03月29日号男性のがんで患者数トップになるという推計もある前立腺がん。有力な患者団体もなく、女性の乳がんや卵巣がんに比べ患者は情報過疎になりがちだが、薬物治療は激変している。
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特集 Part2
【乳がん】 抗がん剤が分子標的薬に結合 新タイプの薬物複合体が登場
2014年03月29日号日本人女性のがんで最も患者数が多い乳がん。「ハーセプチン」のように革新的なクスリに恵まれており、2014年も薬物複合体(ADC)という新しいタイプのクスリが発売される。
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特集 Part2
【大腸がん・胃がん】 投薬前に効果を予測する 分子標的薬の「個別化医療」
2014年03月29日号日本人のがんで最も患者数が多い胃がん、2番目に多い大腸がん。その患者全員に同じクスリが効くわけではない。個々の患者の体質に合わせて治療する「個別化医療」が始まっている。
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特集 Part3
【MINI COLUMN】 心強い「1類」は 取り扱いが少ない
2014年03月29日号ロキソニンS」「アレジオン10」などの、いわゆる第1類医薬品は頼りになるクスリ。それなのに取り扱いがない店が結構ある。
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特集 Part3
【MINI COLUMN】 保険が利かない市販薬 割安なPBで節約も
2014年03月29日号忙しくて病院に行く時間がない。そんなときに市販薬は強い味方だ。でも、会計時にちょっと驚いてしまう。市販薬は公的医療保険が利かないため、値段が高いのだ。
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特集 Part3
市販薬徹底攻略!!
2014年03月29日号「どっちのクスリのほうが症状に合ってるの?」。もちろん、薬剤師に相談するのが一番だが、家にある常備薬などを飲む場合に知っていると便利な成分とは?
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特集 Part3
【ワクチン】 ワクチンギャップ解消へ 接種回数を減らす混合型も
2014年03月29日号日本はワクチンの副反応による集団訴訟の影響で長年、新規ワクチンの承認が見送られてきた。この「ワクチンギャップ」を解消してワクチン後進国から抜け出すための開発が進んでいる。
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特集 Part3
目やリウマチに分子標的薬 新薬が半世紀ぶりの病気も
2014年03月29日号目や関節リウマチ、骨粗しょう症などは分子標的薬やバイオ医薬品が治療に大きなインパクトを与えた。痛風、脳卒中予防、アルコール依存症では数十年ぶりに新薬が登場している。
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特集 Part3
【痛み】 症状と原因からクスリを選ぶ ビリビリする痛みに新治療
2014年03月29日号血圧や体温の上昇が病気の表れであるように、痛みは体や心からのサイン。我慢すると、サインはますます強まる。適切な治療とクスリで痛みの悪循環を断ち切ろう。
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特集 Part3
【糖尿病】 2014年に6製品発売も 次世代薬は体重を減らす!
2014年03月29日号食生活の欧米化や運動不足で国内の糖尿病患者数は950万人(推定)まで膨らんだ。一方で新薬の数も増え、インクレチン関連薬に続き、SGLT2阻害薬の発売ラッシュが始まる。
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特集 Part3
【Column】 価値あるクスリは優遇する 薬価改定制度のアメとムチ
2014年03月29日号製薬会社にとってクスリは腹を痛めて産んだ子どものようなものだが、価格は国が決める。価値の高いクスリを除いて薬価は引き下げられていく運命にある。
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特集 Part3
【Column】 ビタミン剤、うがい薬に続き 保険外しが狙われる湿布薬
2014年03月29日号湿布薬やビタミン剤、うがい薬は市販薬を買うよりも、医療機関を受診して処方してもらったほうが患者にとっては安上がりだ。しかし、これらのクスリの公的保険外しが進んでいる。
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特集 Part4
出尽くした高血圧症薬 認知症薬開発は失敗続き
2014年03月29日号高血圧症や高脂血症、認知症。超高齢社会を迎える中、患者は増えるばかり。製薬会社間の新薬開発の競争も激しく、高血圧症などはタマが出尽くし、認知症薬は足踏みが続いている。
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特集 Part4
【Column】 STAP細胞騒動で露呈した 早大博士論文審査の手抜き
2014年03月29日号「ノーベル賞級の発見」から約1カ月半。新種の万能細胞と称賛されたSTAP細胞の論文は白紙になる見通しだ。論文問題などでの相次ぐ失態に、日本の研究への信頼が揺らいでいる。