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2024年9月7日号
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今週の週刊ダイヤモンド2024年9月7日号[990円]

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特集 40歳・50歳・60歳から一発逆転 稼げる資格&検定64

「全世代のリ・スキリング(学び直し)を推進する」──。6月に閣議決定された「骨太の方針2024」では、意欲ある人が〝生涯〟活躍できる社会を実現するべく、若者のみならず中高年を含めた全世代のスキル向上を打ち出した。具体的には、学び直しのための「教育訓練給付」の給付率を最大70%から80%へ引き上げた上で、対象資格・講座を拡大。さらに、教育訓練休暇中の生活を支える新たな給付を創設することが明記された。その一方で、AI(人工知能)への投資拡大も掲げられ、AIの各士業への逆風も懸念される中、5年後、10年後も食える資格選びに悩む人は多いはず。コスパ・タイパ重視で人生を変えたい中高年の学び直しにピッタリな資格を伝授する。

ココが見どころ

「資格&検定」をコスパ・タイパで厳選!中高年から稼げる・人生が変わる秘訣とは

『週刊ダイヤモンド』8月31日・9月7日合併号の第1特集は「40歳、50歳、60歳からの稼げる資格&検定」です。人生100年時代において、40~60歳はまだ人生の中盤。リスキリングによって自分の価値を高め、それを生かせる時間は十分あります。中高年から人生を変えられる、コスパ・タイパ重視で厳選した資格・検定のノウハウについて、裏ワザを含めてお届けします。

目次

24年9月7日号

  • 【特集】40歳 50歳 60歳からの稼げる資格&検定64


  • 「Prologue」司法書士NG、税理士OK… 士業を襲う生成AIの脅威


  • 「Part 1」中高年から一発逆転! ゼロからの資格・検定

  • 人気資格「性別・年代別ランキング」推移 資格の序列がコロナ禍で激変
  • 3大基礎資格からステップアップ 社労士+α;、宅建士+α…士業の最強「ダブル資格」
  • (Interview)反町雄彦●東京リーガルマインド(LEC)代表取締役社長兼CEO、弁護士


  • 「Part 2」分野別で分かる! 稼げる“推し“資格

  • (法律系) 弁護士、司法書士、行政書士、弁理士… 中高年も“挑みがい”ある資格
  • (経営・労務系) 社労士、中小企業診断士、キャリコン… 中高年のキャリアが生かせる
  • (金融系) 新NISA開始でFP資格に熱視線! 主婦&主夫「収入アップ」術
  • (建築・不動産系) AIに負けない! 引く手あまたの4資格 高コスパでダブル資格を取る
  • (会計・税務系) ランキングで探す「試験科目免除大学院」 税理士合格の王道は大学院!
  • (IT系) 仕事ですぐ役立つ! 「IT系資格4選」 最短1カ月で試験に合格も
  • (技術系) 需要急増! 電気主任技術者&電気工事士 定年後に“独立開業“できる!
  • (新資格) 4月に国家資格化! 英語力不問で取れる 「日本語教師」に中高年殺到


  • 「Part 3」コスパ最強! 資格と勉強の裏ワザ

  • (勉強法) 平日2時間の努力で難関資格を目指す! タイパ重視&挫折ゼロ勉強法 篠原 好●篠原塾塾長・受験戦略家
  • (MBA) 早慶、一橋、青学…中高年に大人気! ビジネススクールの選び方
  • (学歴) 非大卒受け入れに寛容な名門大学院リスト 高卒から院卒に「ワープ」!
  • (社外取締役) 「社外取」目指す人が押さえておくべき 選ばれるために“盛れる資格“
  • (英語) TOEIC「1カ月でプラス200点」! 最強勉強法&七つの裏ワザ 篠原 好●篠原塾塾長・受験戦略家
  • (給付金) お得にキャリアアップを目指す 「教育訓練給付」の受給条件


  • 【特集2】EV失速でどうなる? 電池覇権


  • 【News】

  • (Close Up)「予定上回る1.3兆円調達」と強気発表の裏側 農中の増資の“お粗末な内実”
  • (Close Up)敦賀原発2号機が審査「不合格」も 日本原電の事業継続は十分に可能 橘川武郎●国際大学学長

  • 「ウォール・ストリート・ジャーナル発」

  • 米インフレ鈍化、FRBの「9月利下げ」後押し
  • ハリス氏の危険な賭け ワルツ氏で「青い壁」攻略

  • 「政策マーケットラボ」

  • 「ドル安円高」転換も上値は140円? “供給超過“の円安構造は変わらず
  • 市川雅浩●三井住友DSアセットマネジメントチーフマーケットストラテジスト
  • 利上げで株安招いた植田日銀 「速水日銀」の“二の舞”も
  • 窪園博俊●時事通信社解説委員

  • 「Data」

  • (数字は語る)
  • 13.7% 5年後の物価上昇率を2%程度と見通す企業(全規模全産業)の比率●須田美矢子

  • 「ダイヤモンド・オンライン発」

  • 中学受験「魔の9月」がやってくる!見逃すと手遅れになる“子どもの異変”3つの対処法


  • 【連載・コラム】

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 池上彰と増田ユリヤの世界最前線
  • 渡部潤一/大人のための最先端理科
  • 菅 義偉/官邸の決断
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2024年9月21日号

特集賢い患者の歯科治療

特集2独自路線を突き進む スズキの野望

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    中高年の資格へのチャレンジはお金だけでなくやりがいもポイント

     今年4月から国家資格に〝昇格〟した「日本語教師(登録日本語教員)」を取材しました。記事にも書きましたが、今、この新資格への50~60代のシニアの注目度が高まっています。志望者の多くが挙げる動機は、お金よりも「国際貢献がしたい」など、+αのやりがいです。
     中高年からの資格・検定へのチャレンジを考える上で、定年退職後のセカンドライフや子育てが一段落した後の人生をいかに充実させるかが大切なポイントになりそうです。
     片や、私自身は学生時代に就職のため駆け込みで取った自動車運転免許を最後に、資格らしい資格に挑戦したことがありません。今特集を通じて、稼ぎにつながらなくても何かに挑戦したい気持ちが芽生えました。

  • 副編集長 千本木啓文

    自民党総裁選への初出馬から15年、河野氏は「三度目の正直」なるか

     記者になりたての2009年に自民党総裁選を取材しました。この選挙に46歳で立候補したのが河野太郎氏です。閣僚経験なしという経験不足があだとなり谷垣禎一氏に敗れましたが、党改革を訴える姿が印象的でした。
     それから15年、河野氏は3度目の総裁選に打って出ようとしています。今回は外相など主要閣僚を経験し、麻生派の支援も一定得られそうです。ところが、裏金問題で傷ついた党のイメージ刷新が求められる現状では、派閥の支援や長いキャリアなどが、逆に弱みになりかねません。
     今度の総裁選は、同氏の祖父の一郎氏、父の洋平氏が首相の一歩手前で涙をのんだ河野家にとっても再三の雪辱戦。「三度目の正直」となるのか、目が離せません。

先週号の案内2024年8月24日号

表紙

特集半導体 エヌビディアVSトヨタ

生成AIの普及とともに時代の寵児となった米エヌビディア。6月には時価総額が3兆3400億㌦(約527兆円。当時)となり、米マイクロソフトや米アップルを抜いて世界首位に躍り出た。

特集2伊藤忠の試練

伊藤忠商事は、財閥系の三菱商事、三井物産の背中を追い続けてきた。2020年度には、株価、時価総額、純利益の三つで財閥系を上回りトップとなる「三冠」を実現したが、その後、抜き返されている。 本特集では、再逆転を目指す伊藤忠が越えなければなら…