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2021年4月17日号[730円]

地銀転落・メガ銀終焉 銀行「複合」危機

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ココが見どころ

銀行に「複合危機」襲来!地銀の赤字転落すらあり得る「ユニゾ騒動」の責任はどこに?

『週刊ダイヤモンド』4月17日号の第一特集は「地銀転落 メガ銀終焉 銀行『複合』危機」です。ユニゾホールディングスの危機、コロナ倒産の急増、手数料収益の減少――。銀行業界は今、収益を脅かす複数のリスクと直面しています。地方銀行が、一気に赤字転落する事態が現実味を帯び始めました。さらに、3度目の大規模なシステム障害を起こしたみずほの信用は失墜し、3メガバンク体制の終焉すら暗示させます。銀行業界に“天変地異”を招く複合危機を浮き彫りにしました。

目次

特集地銀転落・メガ銀終焉 銀行「複合」危機

  • 【Prologue】襲来! 銀行「複合」危機の正体
  • 【Part 1】ユニゾ発 地銀転落の「深層」
  • ユニゾ危機が新たな再編の引き金に 影響必至! 地銀64行リスト
  • 「会社更生」もやむなし! 香港ファンド大激怒の理由
  • 〈インタビュー〉岩倉正和(TMI総合法律事務所パートナー弁護士)
  • 経理部長辞任の裏にあった暗闘 ユニゾ非上場後の惨状
  •  
  • 【Part 2】「3メガ時代」の終焉
  • ユニゾ危機「前日譚」の秘密 みずほ権力闘争が生んだ怨嗟
  • システム障害再発と系列会社の離反 みずほ「失墜」の二大元凶
  •  
  • 【Part 3】銀行を蝕む「新病魔」
  • 社債価格の下落率ランキングで判明 メガ銀の「危ない」大口融資先
  • 手数料も給与口座も外圧で切り崩しに 銀行「既得権益」が絶滅寸前
  •  
  • 【Part 4】地銀「赤字転落」ランキング
  • 赤字転落しやすい地銀はここだ 101行の不良債権耐久力
  • 米KKR系企業代表が本誌に激白 「地銀買収」戦略の真意

特集2企業買収の新常識

News

  • 【Close Up】東原社長が君子豹変! M&A積極姿勢 日立が米ITを巨額買収する狙い
  • 【特別インタビュー】
  • 半沢頭取がコスト構造に切り込む!「銀行本館」大刷新の狙い
  • 半沢淳一(三菱UFJ銀行頭取)
  • 【Close Up】古森氏後任は「社内一のアジア通」 富士フイルム新CEOの正体

人物

  • 【オフの役員】光冨眞哉(日立製作所執行役常務・ビルシステムビジネスユニットCEO/日立ビルシステム社長)
  • 【新社長】勝木敦志(アサヒグループホールディングス)

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 金融界に走ったアルケゴスショック、その舞台裏

政策マーケットラボ

  • 相場急落の「真犯人」は誰か? 肝に銘じるべき誤認リスク
  • 田中泰輔(田中泰輔リサーチ代表、楽天証券グローバルマクロ・アドバイザー)
  • 原油相場の先安観をもたらすバイデン氏のエネルギー政策
  • 芥田知至(三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員)

データ

  • 【数字は語る】0.034 一定の前提で試算した日本の合計特殊出生率の増加幅(小黒一正)

連載・コラム

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 大隅典子/大人のための最先端理科
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 校條 浩/シリコンバレーの流儀
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2021年4月24日号

特集最強の中高一貫校 小学校・幼児教育

特集2アップル 車の破壊者

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

記者の目

  • 編集部 田上貴大

    みずほが3度目の大規模システム障害、人材確保で悪影響必至

     3度目の大規模なシステム障害を起こしたことで、みずほ銀行への風当たりが強まっています。みずほのシステムはなぜ、時限爆弾のごとく約10年ごとに〝爆発〟を繰り返すのでしょうか。
     3度目となる今回。2月から3月にかけた約2週間の短期間に、4回の異なる障害が発生しました。因果関係が分からないまま連鎖するトラブル。「職場に行きたくない」。顧客と向き合い、直接不満をぶつけられる現場の行員はおびえる声を漏らしました。
     くしくも3月、新卒採用向けの会社説明会が本格的に始まりました。信頼回復を急がなければ、次世代を担う優秀な人材確保への悪影響は必至でしょう。採用面での苦戦が、時を超えて大きな禍根を残すかもしれません。

  • 編集長 山口圭介

    銀行にとって最大の危機は〝緩慢な死〟に至る人材危機

     今週号の特集は「銀行『複合』危機」です。ユニゾショックは同社に巨額を貸し込んでいた全国の地銀を大混乱に陥れました。足元では、給与デジタル払いなど銀行の〝既得権益〟が崩れ去ろうとしています。
     一方で銀行業界はDX、SDGs、ダイバーシティ対応などなど、勝ち残りに向けて着々と改革を打ち出してきました。が、ここにも危機は潜んでいます。
     ある銀行幹部は「規制に縛られながら働いてきたので、新しい環境で新たなビジネスを模索できる人材が極端に少ない」。別の銀行関係者は「そもそも銀行業界に優秀な人材が来なくなった」とも。
     銀行にとって最大の危機は、〝緩慢な死〟に至る、こうした人材危機でしょう。

先週号の案内2021年4月10日号

表紙

特集1億総リストラ

コロナ禍が直撃した2020年、上場企業約100社が早期・希望退職者募集を打ち出した。21年に入ってからもすでに約40社。コロナ禍の直撃を受けて赤字が膨らんだ企業だけが実施するのではない。黒字企業も人員整理を断行し、誰しもが無関係でいられない…

特集2外食大再編

外食業界が新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けている。緊急事態宣言に加え、狙い撃ちの時短営業の要請など、飲食店は青息吐息だ。その裏で、今が外食企業の“買い時”だと舌なめずりするプレーヤーがいる。ファンドや総合商社などが主導して進む外食…