記事一覧:特集 Part22827件
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特集 Part2
市川真人(早稲田大学文学学術院准教授)
2015年10月17日号小説が読まれなくなったといわれて久しいですが、村上春樹や東野圭吾の新刊は書店で山積みになります。芥川賞や直木賞の授賞式は、相変わらずニュース番組で取り上げられるほど、社会的な関心が高いイベントであり続けています。
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特集 Part2
池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
2015年10月17日号読書について、広く一般の読者に向けた話をする際には、いつもちゅうちょすることがあります。以前、『書物の運命』(文藝春秋)にも書きましたが、父親がドイツ文学者で、家にはテレビがなく、本ばかりが大量にある家庭で育ちました。ですから、職業として本を読み、物を書いている今でも、本の買い方、読み方、置き方など、全てが普通ではないのです(笑)。
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特集 Part2
小宮一慶(小宮コンサルタンツ代表)
2015年10月17日号毎日の仕事で忙しいとはいえ、現役のビジネスパーソンであれば、意識して「自分の関心の幅を広げる」ことが大切です。例えば、街中にあるセブン-イレブンのロゴマークは、最後のnだけが小文字になっていることを知っていますか。その理由は、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカバー・トゥウェンティワン)に書きました。
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特集 Part2
出口治明(ライフネット生命保険会長兼CEO)
2015年10月17日号これまでの読書人生を振り返って、自分でどうやって本を選んできたのかといえば、極めて簡単です。「好きこそ物の上手なれ」に尽きます。好きな事にはおのずと熱中できるので、上達というかコツというか、手繰り寄せるように良い本に出会えるようになります。
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特集 Part2
野口悠紀雄(早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問)
2015年10月17日号50歳になったころでした。突然、何の前触れもなく、「時間がない」ということに気付きました。それは、自分が生きている間にモーツァルトが残した楽曲群を全て聴くことはできないということです。
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特集 Part2
どう選び、どう読むか 哲人たちの読書術
2015年10月17日号バランスよく本を読むというのは難しい。いわゆる「本読み」と呼ばれる人たちは、どのようにして本を選び、限られた時間で読みこなしているのだろうか。その秘訣を尋ねた。
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特集 Part2
佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)インタビュー
2015年10月17日号“希代の読書家”である佐藤優氏は、読む力を付けるためには、読書しかなく、読書をするということは、教養を高めて自分のスペックを高めることだと喝破する。実践的読書術を聞いた。
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特集 Part2
【Column】 まずはスマホで使ってみる 手軽に始める電子書籍
2015年10月17日号「時代の最前線」というイメージがあった電子書籍だが、いまやスマートフォン利用者なら誰でも使えるほどハードルが低くなっている。
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特集 Part2
『火花』で芥川賞が復権か 売れてなんぼの文学賞裏事情
2015年10月17日号お笑いタレントの又吉直樹氏が小説『火花』で芥川賞を受賞するなど、文学賞に注目が集まっている。出版不況の時代、文学賞はどう変わってきたのか──。舞台裏をのぞいてみた。
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特集 Part2
上意下達型か 情報共有型か 『ブックガイド』のガイド
2015年10月17日号本を読むなら、お墨付きを得たものがいい──そんなニーズに応え、知識人によるブックガイドが数多く出版されてきた。だが、最近は、インターネット上の口コミも参考にする人が増えている。
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特集 Part2
齋藤 孝(明治大学教授)インタビュー
2015年10月17日号本の「大量購入・大量消費」を自任する齋藤孝・明治大学教授。読書で得た知識を、限られた時間の中でどうやって自分のものとし、活用していくのか。その効率的な手法を披露してくれた。
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特集 Part2
【Column】 要約サイトにダイジェスト ネット時代の新・読書情報
2015年10月17日号「現代は、スキマ時間の価値が格段に高まっています。常にインターネットにつながり、どこでも仕事や情報収集ができる。電車の待ち時間などのちょっとした時間に、ゲームのような暇つぶしではない、価値ある時間の使い方を提供したい」そう語るのは、本の要約サイト「フライヤー」の大賀康史社長だ。
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特集 Part2
「生存確率」が高いのは?
2015年10月10日号日本の自動車メーカーは数が多過ぎる──。世界を見渡しても、一国に乗用車主体のメーカーだけで8社が乱立しているのは異様な光景だ。これまで8社が併存できたのは、旺盛な国内市場があったことはもとより、各社が商品や技術、戦い方で差別化し、独自の進化を遂げたことと無縁ではない。
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特集 Part2
トヨタが強権発動に本腰 「軽」に迫る規格廃止の危機
2015年10月10日号日本の自動車市場の4割を占める軽自動車に、規格廃止の危機が迫っている。そして、その首謀者が、軽メーカーのダイハツ工業を傘下に持つトヨタだというから穏やかではない。
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特集 Part2
岩村哲夫(ホンダ副社長)インタビュー
2015年10月10日号世界販売600万台という目標を取り下げたからといって、ニッチメーカーになるつもりはありません。規模を追いながらも、同時に、四輪後発メーカーらしいチャレンジングなDNA、独自性を具現化できてこそ、ホンダの存在価値があります。でも、600万台という台数目標はちょっと性急過ぎました。世界6極でものすごいスピードで新機種が必要になり、各地域にマッチした車種でなければいけない。企業体質がついていけなかった。
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特集 Part2
仏政府介入にルノー属国化 ゴーン日産を苦しめる足枷
2015年10月10日号飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長した日産自動車。スモールカーシフトで規模拡大路線へかじを切ったホンダ。業界で独特の存在感を放ってきた2社が、今、同時に難所に差し掛かっている。
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特集 Part2
【ヘルスケア】 大手もベンチャーも参入 激化する健康IoT競争
2015年10月03日号健康、長寿ビジネスは確実にカネになる。IoTを活用した価値創出に悩む企業が多い中、ヘルスケアは価値が見えやすいため、大手からベンチャーまで入り乱れた大混戦となっている。
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【車】 自動運転で車内がリビングに 危険なドライバーは損する?
2015年10月03日号家電に続いてデジタル化の波が押し寄せているのが車である。IoT活用の場としての注目も高まっており、各社ともドライバーにどんなサービスを提供するかに知恵を絞っている。
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【Column】 対アップルで統合加速? 家庭標準規格の勢力争い
2015年10月03日号モノとモノがつながるIoTの時代に必要なのが、安全かつ適切につなげるための標準プラットホーム。米国勢主導で乱立する家庭用IoTの標準規格だが、統合を目指す動きも出始めた。
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特集 Part2
【家】 スマホで鍵を貸し借り 電力監視で省エネ助言
2015年10月03日号新規参入が続き、盛り上がりを見せる家庭用IoT。ただ、求められるのは機器の性能ではなく、機器を使って新たな価値を生み出すことができるかどうかだ。