記事一覧:大人のための最先端理科269件
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大人のための最先端理科
【数学】 次元によって変わる幾何学 2と3、3と4の大きな壁
2015年3月7日号20世紀以後の幾何学の特徴の一つは、次元が高い図形を対象としていることである。今では、次元が変わるごとにその次元における幾何学の様子がガラッと変わることが分かっている。
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大人のための最先端理科
【地球】 大地を動かすプレートが 地球だけに存在する理由
2015年2月28日号地球の最高点であるエベレスト山では、アンモナイトや三葉虫、それにウミユリなど、数億年前に海で暮らしていた生物の化石が見つかる。かつての海底が何千メートルも隆起した証拠である。
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大人のための最先端理科
【脳科学】 「立体的に見える」不思議 両目のカラクリと脳の秘密
2015年2月21日号鏡やカメラを使わずに自分の顔を写生することは可能だろうか。大抵の人は「そんなことは無理だ」と思うだろう。なぜなら、これらの道具なしでは自分の顔を見ることはできないのだから。ところが、そうでもないのである。
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大人のための最先端理科
【宇宙論】 宇宙に知的生命体はいるか 地球に来た痕跡はなぜないか
2015年2月14日号冷戦のさなかの1950年の夏、米国ニューメキシコ州のロスアラモスには、水素爆弾の開発のために科学者たちが集まっていた。昼食の席で、著名な物理学者エンリコ・フェルミは、何の前触れもなく、「みんな、どこにいるのだろう」とつぶやいた。他の星に知的生命体がいるのなら、なぜこれまで地球にやって来なかったのだろう、という問い掛けだった。
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大人のための最先端理科
【生命科学】 何にでもなれる能力を失った 細胞が「初期化」する神秘
2015年2月7日号生命科学研究は日進月歩の世界だ。これまで、ヒトの体には60兆個の細胞があると信じられてきたが、最新の研究成果により、およそ37兆個に修正された。300種類くらいあると考えられる多種類の細胞の中で、最も数が多いのは赤血球の細胞であり、約26兆個と見積もられている。
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大人のための最先端理科
【数学】 物理現象の理解に役立つ? 進み過ぎた数学の「秘境」
2015年1月31日号現代数学は20世紀に始まったが、それは、突出して進み過ぎた科学であった。数学というのは研究しやすい学問である。数のようにはっきりと明確に定まったものを対象としていて、しかも全て頭の中で行うことができる。
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大人のための最先端理科
【地球】 高温高圧状態を再現して 地球内部の温度を探る
2015年1月24日号灼熱のマグマを噴き出す火山。地球が生きている。そして、内部が高温であると実感させる光景だ。そう、地球の中がまだ十分に熱いことが、火山や地震の活動だけではなく、豊かな地球環境を育んでいる原動力なのだ。では一体、地球の中はどれくらい熱いのだろうか?
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大人のための最先端理科
【脳科学】 ないはずのモノも見える!? 脳の宿命を知り「自分」を疑う
2015年1月17日号自分の目で見たことや経験を重んじる人と、他人やマスメディアの意見に流されやすい人──。頼りがいがあるのはもちろん、自分の体験に基づいて物事を考え、行動する人の方だろう。しかし、これはどこまで本当だろうか。
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大人のための最先端理科
【宇宙論】 100億光年の三角形描き 宇宙のかたちを測ってみる
2015年1月10日号私たち人類は、古代から現在に至るまで、この世界の仕組みを理解しようとしてきた。中でも、「世界はどんなかたちになっているのか」という疑問は、人々の心を捉えてきた。