2017年2月11日号[710円]

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記者の目

  • 編集長 田中 博

    誰が東芝を踊らせたかの検証も不可欠

     今では誰も使わなくなりましたが、東日本大震災前、原子力ルネサンスという言葉が飛び交っていました。
     何とも甘美な響きですが、要は原発推進のスローガン。国内建設が難しいとみた業界と政府がタッグを組み、世界中で受注活動に血道を上げました。その一環である東芝のウエスチングハウス買収は国家戦略のにおいがしました。
     自省を込めれば、弊誌も以前熱い期待を込めた原発特集を組もうとしたことがあります。手放しでは抵抗があったため異例のデスク2人体制にし、前半を担当した私は安全性を検証した記憶があります。
     今、東芝がやり玉に挙がっていますが、当時の熱気を思い出せば踊らせた振付師がいたはずです。それを含めた検証は不可欠です。

  • 編集部 小島健志

    「対象に肉薄」という言葉で感じた共通点

    「対象に肉薄する」。某週刊誌の編集長に取材した際、この言葉が出てきたことにはっとしました。
     同誌といえば、現場の最前線に入り込み、当事者に“直撃”することでスクープを連発。記者が足を使って対象に迫ってきた雑誌です。
     驚いたのも、データサイエンティスト協会の幹部が口癖のように「対象に肉薄する」と話していたからです。
     不可解な対象を捉え、その構造を解剖し、知られざる一面を明らかにする。足かデータかの違いはあっても、記者もデータサイエンティストも、実は同じ「山」を登っているのかもしれません。
     さて、広辞苑で「肉薄」を引くと「肉離れ」が並びます。肉薄と痛みとが“隣人”とは得心がいきました。

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