2012年9月22日号[本体657円+税]

  • すべて
  • 特集
  • 特集2
  • NEWS
  • マーケット・人物
  • 企業・産業
  • 連載
  • コラム

記者の目

  • 副編集長 竹田孝洋

    相場での駆け引きは、取引の速度が速くなっても不変

     駆け出しの記者だったころ、証券取引所にはまだ立会場がありました。場立ちと呼ばれた証券会社の人たちが、株価を付けるポストに集まり、それぞれの注文を通しました。
     1999年に立会場はなくなり、取引が全てコンピューターによる処理になって、今のようなHFT(高頻度取引)やアルゴリズム取引が幅を利かせる時代となりました。
     ただ、相場での駆け引きは、取引の速度が速くなっても変わっていません。注文の入り方を見て、自分の注文を取り消したり、変えたりする。人でも機械でも同じです。
     相場の動き方が変わり、セオリーも変化してきました。一方で、相場の本質は不変であることを今回の取材で強く実感しました。

  • 編集長 深澤 献

    機械とは一線を画す企業分析の視点が重要な時代

     以前、この欄で紹介した記憶がありますが、市場関係者の間では「経済誌が株特集を組むと株価はピークを打つ」というアノマリー(経験則)があります。そして本誌はかつて、その検証に真正面から取り組みました。
     本誌に限らず経済誌は、3月期決算が出そろう5月ごろに、最新の決算数字を基に株価予想をすることが多い。しかし、市場は決算数字が発表された瞬間にそれを織り込むので、雑誌が出るころにはすっかり古いネタになっている、という自虐的な解説でした。
     さらに昨今は、最新のITを用いた超高速・高頻度のアルゴリズム取引が権勢を振るっています。有望銘柄を見抜くには、機械にはできない独自の企業分析の視点を持つことが重要な時代です。

全国書店リストバナー 「学割」 定期購読なら約57%オフ!
読者アンケート 書籍10冊の中から、お好きな1冊が抽選で毎号5名様に当たる! いますぐ資料請求!