記事一覧:特集10409

  • 特集 Part3
    もしも被害に遭ってしまったら 自衛マニュアル徹底解説

    2012年06月02日号  

    ネットの罠に引っかからないためには、どうすればよいか。実際にあった事例を通して、気を付けたい傾向と最新の対策を解説する。騙しの手口を知り、被害に遭わぬよう自衛策を身に付けよう。

  • 特集 Part2
    「投資は危ない」という思い込み 初心者が陥りやすいワナ

    2012年05月26日号  

    日本人はよく投資下手だといわれる。もちろん、「失われた20年」と称される景気停滞で厳しい投資環境が続いた影響は大きい。そしてもう一つ、日本人の間で投資に対するさまざまな誤解が蔓延していることも影響しているのではないだろうか。

  • 特集 Part2
    販社支配で顧客置き去り 資産運用業界のゆがんだ構造

    2012年05月26日号  

    「ブームの繰り返し」「短命投信の量産」「歓迎される高コスト商品」、そして「販売会社と運用会社の系列による弊害」──。そんな資産運用業界のタブーともいえる過激な言葉が飛び交ったのは、金融行政をつかさどる東京・霞が関の金融庁大会議室。今年に入って本格化した投信規制を議論する金融審議会の席上だ。

  • 特集 Part2
    【Column】 セールストークに騙されるな 要注意のNGワードはこれだ!

    2012年05月26日号  

    ネギを背負ったカモ──。退職金の運用に迷って証券会社の窓口で相談すれば、営業マンからはそう思われると覚悟したほうがいいだろう。「退職金持参の上客が来店しようものなら、支店中で奪い合いになる」と大手証券会社の中堅社員は断言する。

  • 特集 Part2
    【誤解6】 毎月分配型投信なら老後も安心

    2012年05月26日号  

    「毎月分配型の投信? そんなの買うはずないじゃん」 毎月分配型投信を数え切れないほど販売してきた大手証券の営業マンは、一瞬の躊躇もなく、さも当然のごとく言い放った。

  • 特集 Part2
    【誤解5】 元本割れしているから売らない

    2012年05月26日号  

    ずっと損切りしようと思っていた。でも結局はズルズルと売れずに今まできてしまった──。埼玉県在住の木川田久男さん(仮名)が、老後の備えにと東京電力株を購入したのは、大手メーカーを退職した2006年のこと。退職金を元手に800万円を突っ込んだ。

  • 特集 Part2
    【誤解4】 大きい会社だから安心

    2012年05月26日号  

    投資の初心者は、とかく名前を知っている大きい会社に投資をしがちだ。確かに日本を代表する大企業ともなれば、さぞ経営もしっかりしているはずと考えてしまうが、あながちそうともいえないようである。

  • 特集 Part2
    【誤解3】 日本市場に投資していれば安全

    2012年05月26日号  

    2001年末、地球の裏側で起きた突然の破綻劇によって人生が暗転した人がいる。この年、アルゼンチンが政府債務(借金)を返済できなくなり、債務不履行(デフォルト)を宣言したのだ。国家のデフォルトとしては史上最大規模で、02年3月には円建てのアルゼンチン国債の利払いもストップした。

  • 特集 Part1
    60代夫婦に忍び寄る 「退職金消滅」の危機

    2012年05月26日号  

    退職金をしっかりもらい、すでに年金も受給している60代とて安心はできない。神奈川県に住む松木淳三さん(仮名、66歳)は、「定年後は現役時代よりお金がかからないから大丈夫」と高をくくっていた。

  • 特集 Part1
    不安なのに準備できない 急増する老後難民「予備軍」

    2012年05月26日号  

    老後難民「予備軍」は少なくない。フィデリティ退職・投資教育研究所が2010年2月に行った「サラリーマン1万人アンケート」がそのことを裏付けている。

  • 特集 Part1
    50代夫婦が直面する 「年金空白」の危機

    2012年05月26日号  

    「サラリーマン1万人アンケート」で退職後に必要なお金の額を聞いたところ、平均値が2989万円となった。しかし、「3000万円という数字に根拠があるわけではない。もっと多くの資金が必要になる可能性もある」と野尻所長は指摘する。

  • 特集 Part2
    【誤解2】 将来を予測して投資すべし

    2012年05月26日号  

    値上がりしそうな市場や銘柄を予測する──。投資をするなら基本中の基本のように聞こえるかもしれないが、それは自らの投資能力を過信した行為といえる。

  • 特集 Part1
    40代夫婦に迫りくる 介護、教育、老後の「三重苦」

    2012年05月26日号  

    2012年、待望の第1子を授かった夫婦(夫40歳、妻38歳)。両親も初孫誕生に喜びを隠せない。まさに幸せを絵に描いたような家族だ。

  • 特集 Part2
    【誤解1】 預金だから損はしない

    2012年05月26日号  

    「タンス預金」という言葉があるように、日本人は預金が大好きだ。日本の家計に眠る1500兆円近い金融資産のうち、実に半分以上が現金・預金で占められ、株式、債券、投資信託の割合は十数パーセントにすぎない。

  • 特集
    老後難民にならない! 資産運用の鉄則

    2012年05月26日号  

    生きている間に老後の生活資金が枯渇し、生活に困窮する──。これが悪夢の「老後難民」である。公的年金制度はもはや当てにはできない。老後の資産は自分でつくる覚悟と努力が必要だ。資産運用にまつわる誤解を解き、鉄則を伝授する。

  • 特集 Part3
    【鉄則5】 ポートフォリオは必ず見直せ

    2012年05月26日号  

    ポートフォリオは、1回作ったらそれでよし、ではない。事後的な「見直し」が必須だ。それというのも、投資対象の値上がりや値下がりを受けて、だんだん当初の配分からずれていくからである。やり方は、主に二つある。

  • 特集 Part3
    【鉄則4】 ポートフォリオが最重要

    2012年05月26日号  

    各資産の配分を何パーセントずつにするかで、リスクとリターンがまったく変わってくる。何にどれくらい配分するかという資産配分、すなわち「ポートフォリオ」の構築こそが資産運用のカギ。ポートフォリオで、運用成績の9割が決まるという説もあるほどだ。

  • 特集 Part3
    【鉄則3】 長期投資でリスクを減らせ

    2012年05月26日号  

    分散投資に加え、リスクを減らす重要な手段がもう一つある。長期で投資することだ。リターンのぶれは下方向だけではなく上方向にもあるので、そこで耐えて市場にとどまれば、損失分を取り戻せる可能性は高い。

  • 特集 Part3
    【鉄則2】 分散投資でリスクを減らせ

    2012年05月26日号  

    投資において、リスクすなわちリターンのぶれは避けられない。ただ投資対象(資産クラス)によって、そのぶれ幅には大きな差がある。

  • 特集 Part3
    “どこまで自分が耐えられるか”を知っておく

    2012年05月26日号  

    リスク許容度を決める大きな要素に、投資期間がある。期間が長ければ、一時的に損失が出て元本割れになっても、その後に取り返す時間がある。他方、短ければマイナスのままで終わってしまう可能性があるため、大きなリスクは取れないのである。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…