記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    【Column】 葬儀保険からお天気保険まで ニッチ分野で人気博すミニ保険

    2013年03月09日号  

    大手保険会社では扱えないようなニッチ分野で着実に成長しているのが少額短期保険(ミニ保険)だ。少額短期保険市場は2桁成長が続き、2012年3月期には約500億円に達している。 人気の一つは葬儀保険だ。NP少額短期保険の「葬祭費用あんしんプラン」は、直葬や小さな葬儀ニーズの高まりに応えたもので、死亡時の保険金は30万~90万円。「当社へ資料請求した人の約5割が加入している」(倉田琢自社長)といい、契約件数は前年比50%増が続く。

  • 特集 Part2
    日生の新商品「みらいのカタチ」 禁じ手の転換契約で件数底上げ

    2013年03月09日号  

    今年度、新3カ年経営計画と1500億円もの巨費を投じたITインフラをスタートさせ、反転攻勢に出た日本生命保険。だが、鳴り物入りで投入した新主力商品が苦戦中だ。

  • 特集 Part2
    【Column】 保険会社の社員がこっそり入る “超”お得な保険を大公開!

    2013年03月09日号  

    あんなによい保険はいまだかつて見たことがない──。ある保険会社で長年、商品開発に携わってきた男性をして、こう言わしめる保険がある。プルデンシャル生命保険の「米国ドル建リタイアメント・インカム」という商品だ。この保険は、養老保険に終身年金を組み込んだような複雑な商品で、その詳細は省くが、月額2万~3万円の保険料を65歳まで振り込めば、その後、終身で年金として受け取ることができる。

  • 特集 Part2
    【Column】 同条件で比較しないと損をする 学資保険の戻り率に騙されるな

    2013年03月09日号  

    学資保険とは、親が事前に保険料を支払い、子どもの進学時に給付金を受け取るもの。給付金が少しでも多い保険に入りたいところだ。生命保険各社の学資保険のパンフレットには、「戻り率110%」など、戻り率の高さを宣伝する文言が並ぶが、その高低だけで商品を比べると大きな間違いを犯す。

  • 特集 Part2
    【Column】 事実上認められた節税スキーム 逆ハーフタックスプラン

    2013年03月09日号  

    昨年1月に最高裁判所の判決が出た、保険を使った節税スキーム「逆ハーフタックスプラン」。この聞き慣れないスキームは、保険期間が終了した際に、死亡保険金と同額の満期保険金を受け取ることができる養老保険を利用した節税スキームのことだ。主に、中小企業の経営者が、会社の資産を経営者個人に移転する目的で加入している。

  • 特集 Part2
    【介護保険】 商品性は未完成の分野ながらも ソニーとあんしんが高評価

    2013年03月09日号  

    このところ急速に関心が高まっている介護保険。だが、公的な介護保険制度が定まっていないため、民間の介護保険も発展途上だ。また、どんな介護を受けたいかでも商品選びは異なる。

  • 特集 Part2
    中小企業経営者は必見! 残されたオススメ節税保険

    2013年03月09日号  

    中小企業の経営者にとって保険は、節税や相続などに有効だが、度重なる国税庁の介入で全損処理できる商品はことごとく消滅した。だが、それ以外にも使える節税保険はまだまだあった。

  • 特集 Part2
    【収入保障保険】 保険料が安くても長期の保障 「死亡」に限定しないものが上位

    2013年03月09日号  

    家庭の稼ぎ頭が亡くなったときに、保険金が毎月の給料のように遺族に支払われる収入保障保険。定期保険とは違い、保険期間の経過に伴って受け取る保険金の総額は減っていくものの、安い保険料で長期の保障を受けられることから人気を集めている。

  • 特集 Part2
    【就業不能・所得補償保険】 保険金の支払期間が60歳と長く 保険料も安い「リビングエール」

    2013年03月09日号  

    病気やケガによって、長期にわたり入院や療養が必要になると、仕事を休まざるを得なくなったり、ひどい場合には職を失ったりして、収入がなくなってしまう。だが、生活費や教育費といった毎月の支出は続くから、家計は当然ながら苦しくなる。そうした事態に備えるのが就業不能・所得補償保険だ。入院に関しては入院保障もあるが、入院給付金は1回の入院に対しての支払い日数に限度がある。また、それを超える長期入院や、自宅療養の場合には対象とならない。つまり、従来の医療保険ではカバーできなかった保障の“空白”を埋めるような保険なのだ。

  • 特集 Part3
    生保「サービス力」ランキングで周回遅れのアフラック

    2013年03月09日号  

    保険商品を選ぶ重要ポイントは、保険料や保障内容にとどまらない。生命保険会社のサービスは無論、顧客本位の情報開示がなされているかも、その会社の経営姿勢を知る上で大切な要素だ。

  • 特集 Part3
    加入後にイメージ悪化の国内生保 主要16社の契約者の実態調査

    2013年03月09日号  

    愛くるしい動物やタレントを使ったCMで親しみやすさを打ち出す保険会社。だが、加入後にイメージが一変することもある。現在の加入者たちの本音から失敗しない会社選びをひもとこう。

  • 特集 Part4
    自動車保険の保険料ランキング SBI損保が堂々の三冠王

    2013年03月09日号  

    自動車保険の保険料は、損害保険会社によって最大で2倍近い開きがある。また年齢によっても大きく変わる。そこで世代別に保険料の安さをランキングしてみた。

  • 特集 Part3
    松尾憲治(生命保険協会会長)インタビュー

    2013年03月09日号  

    今年度は、中間期と第3四半期の決算の間に、事業環境が様変わりした1年だった。円安と株高により、当社(明治安田生命保険)で言えば、中間期で苦労させられた株式の評価損が第3四半期でほぼ半減した。他社も同じ状況にある。加えて、自民党への政権交代は、業界にとって大きなプラスになった。マーケットが一変し、顧客マインドが非常に明るくなっているためだ。

  • 特集 Part4
    自動車保険の赤字改善が狙い 事故後の保険料を大幅改定

    2013年03月09日号  

    自動車保険の赤字が続く中、損害保険各社は新しい等級制度を導入した。事故を起こした契約者は今秋以降、契約更新時に大幅な保険料値上げを迫られることになる。

  • 特集 Part3
    円安・株高に胸なで下ろす日生 大手生保15社健全度ランキング

    2013年03月09日号  

    生涯で家に次ぐ高価な買い物といわれる生命保険契約。それ故、失敗は許されない。自分の人生設計を任せるに足る会社なのか──。最後に、会社の健全性や破綻リスクも見ておこう。

  • 特集 Part3
    東京海上や第一生命も導入 注目が集まるERM経営

    2013年03月09日号  

    近年、保険会社のERM(統合的リスクマネジメント)経営に注目が集まっている。リスクに焦点を当て、戦略目標の達成を目指すERMの導入で、保険経営を改革する動きが広まりつつある。

  • 特集 Part4
    大手損保で進む再編作業 リスク管理態勢の整備が課題

    2013年03月09日号  

    以前から大きな課題である自動車保険など、国内損害保険事業の抜本的な改革については道半ば。コスト構造の改善などを視野に、損保各社は再編作業を進めている。

  • 特集 Part4
    【Column】 あなたの安全運転度を測る スマホアプリが続々登場

    2013年03月09日号  

    損害保険各社が、自動車の運転をサポートする無料のスマートフォンアプリを、相次いで投入している。昨年8月にアプリ「スマ保」の提供を開始したのは三井住友海上火災保険だ。契約者であれば、事故や故障時の対応や連絡先を教えてくれるほか、契約の確認・変更もできる。さらに「運転力診断」機能も付いている。加速や減速、コーナリング、そしてハンドル操作などの安定性に加え、エコな運転をしているかを100点を満点とし採点してくれる。

  • 特集 Part4
    【Column】 同居の子どもは1日保険で対応 自動車保険を安くするワザ

    2013年03月09日号  

    自動車保険は値上げが続いており、契約者としては保険料を1円でも安くしたいところだ。保険会社を変更するほかにも、さまざまな節約テクニックがあるので紹介しよう。簡単にできるのが、車両保険に免責金額を設定すること。免責金額とは自己負担しなければならない金額のことで、大手の場合、1回目の事故の免責金額はゼロ、2回目以降10万円という設定が多い。この1回目の免責を5万円程度に引き上げれば、保険料が安くなる。

  • 特集 Part4
    柄澤康喜(日本損害保険協会会長)インタビュー

    2013年03月09日号  

    景気は回復傾向にあるが、損保業界の環境は依然として厳しい。要因は大きく二つ。少子高齢化により保険契約者が減少していくことと、デフレにより保険料が下がっていることだ。アベノミクスによるデフレ脱却に期待したい。地震保険料については、来年夏にも値上げの見通しだ。地震リスクを考えれば値上げは避けられない。逆に値上げによって、地震リスクの大きさと保険加入の重要性が再認識されるのではないか。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…