記事一覧:特集22552

  • 特集2
    離れ業まで繰り出し誘致 急進派の沖縄に漂う暗雲

    2014年4月26日号  

    地方自治体の中で、最もカジノの誘致に積極的なのが、「カジノ一番乗り」を掲げる沖縄県。世界の運営者たちの関心も高いが、一筋縄ではいきそうにない。沖縄の現状を取材した。

  • 特集2
    松井一郎(大阪府知事)インタビュー

    2014年4月26日号  

    大阪市此花区にある人工島の夢洲(ゆめしま)は、面積が140ヘクタールでシンガポールのリゾート・ワールド・セントーサよりも広く、すでに開発済み。関西国際空港にも近く、京都や奈良などの観光と組み合わせることもできる。

  • 特集2
    全国20自治体が名乗り! 地方がカジノにラブコール

    2014年4月26日号  

    観光客の誘致や雇用の受け皿として、地方自治体も強い関心を持っている。勉強会レベルから、本格誘致に乗り出そうとしているところまで、温度差は大きい。

  • 特集2
    大門実紀史(参議院議員)インタビュー

    2014年4月26日号  

    カジノの合法化を推し進める人たちは「IR」という横文字を使うことで国民をごまかそうとするが、要するに賭博場にすぎない。賭博行為は、公序良俗に反し、犯罪を誘発し、経済的にもマイナスであるが故に、刑法で禁止されている。

  • 特集2
    萩生田光一(衆議院議員)インタビュー

    2014年4月26日号  

    カジノ合法化を主張する背景には、国際観光産業の競争力が低下していることへの危機感がある。国際会議の開催件数を見ると、かつてアジアにおいては日本での開催が当たり前だったが、21世紀に入り、アセアン諸国などが台頭してきた。

  • 特集2
    解禁めぐり激しさを増す 推進派vs反対派の攻防

    2014年4月26日号  

    カジノ設置を認める法案が国会に提出された昨年末以降、推進派と反対派の攻防が熱を帯び始めた。実現には課題もあり、カジノが解禁となるかどうかは不透明だ。

  • 特集2
    日本の市場規模は2兆円!? 巨額の経済効果に皮算用

    2014年4月26日号  

    世界最大のカジノ運営会社、ラスベガス・サンズの創業者で「カジノ王」と呼ばれるシェルドン・アデルソン会長が、日本への興味を強めている。今年2月には、プライベートジェット機で東京を電撃訪問。「日本に100億ドル(1兆円)を投じる用意がある」と発言したほどだ。アデルソン会長が動き始めたのには理由がある。日本でもついにカジノ解禁が現実味を帯びてきたためだ。

  • 特集2
    いよいよ解禁か!? カジノ狂騒曲

    2014年4月26日号  

    いわゆるIR推進法案の国会通過が確実となり、カジノ解禁に一歩近づいた。2兆円ともいわれる巨大市場だけに、いち早く主導権を握ろうと企業や地方自治体が群がり始めている。まさにカジノ解禁に向けた“狂騒曲”の様相を呈している。

  • 特集2
    伊東孝紳(ホンダ社長)インタビュー

    2014年4月19日号  

    6月で就任5年になる伊東社長。リーマンショック直後、強力なリーダーシップで技術・商品の方向性を大きく転換した。伊東社長がまいた改革の種は今、刈り取りの段階に入っている。攻勢に転じたホンダの新たな経営課題とは何か。

  • 特集2
    【Column】 ホンダ社員が“実験台”に スマートホームの本気度

    2014年4月19日号  

    埼玉大学正門の向かい側で、ホンダがひっそりと実証実験をスタートさせている。さいたま市のプロジェクトに東芝、積水ハウスと参画。

  • 特集2
    【Column】 社長にF1復帰を促した エンジニアの執念

    2014年4月19日号  

    2015年、ホンダが自動車レースの最高峰、フォーミュラワン(F1)へ復帰する。F1事業を統括する新井康久・本田技術研究所専務執行役員は、「今シーズンは、昨年より燃料が3分の2になっているのに速度が落ちない。

  • 特集2
    ホンダらしさを取り戻した 伊東改革5年間の“全軌跡”

    2014年4月19日号  

    4月1日、発足したばかりのホンダ日本本部に吉報が舞い込んだ。3月単月の新車販売台数で、日本(12万1745台)が米国(11万7738台)を抜いたというものだ。歴史的に米国事業が強いホンダでは、久々の快挙である。新たな日本本部は、日本営業本部に四輪・二輪の生産機能、購買機能などが集約される形で発足した。日本営業本部長から日本本部長に“格上げ”となった峯川尚・専務執行役員は、「日本が元気になっている象徴として、数字をつくることにこだわった」。峯川専務の部下は、1300人から1万数千人へと一気に10倍ほどになった。

  • 特集2
    ホンダ、覚醒

    2014年4月19日号  

    ホンダが覚醒した──。リーマンショック直後に登板した伊東孝紳社長は、船出から相次ぐ荒波に見舞われた。主戦場の米国需要が“蒸発”し、タイで発生した洪水では、主力工場が沈んだ。右肩上がりの市場成長にあぐらをかいている間に、いつしか会社は戦える商品、技術もない丸腰状態。伊東社長は、強力なリーダーシップで構造改革に着手した。技術の総入れ替え、真のグローバル化、次世代技術への仕込みを一気呵成に進めた。6月末で就任から5年。軽自動車「Nシリーズ」、新型「フィット」が市販化されるなど、伊東社長がまいた種が商品、技術となって開花しつつある。伊東改革は、総仕上げに入る。

  • 特集3
    畦地履正(四万十ドラマ代表取締役社長)インタビュー

    2014年4月12日号  

    ソーシャルビジネスには地域に密着したビジネスを展開し、地元に雇用を生み、外貨を稼いで、若者の定住を増やすという三つの役割があると思う。

  • 特集3
    地域活性化の秘策は “ジリキノミクス”にあり

    2014年4月12日号  

    地域活性化の成功例は、活動自体はさまざまであったものの、大きな共通点があった。それは極めてシンプルなものだが、実践するのは意外に難しい。そのヒントをご紹介しよう。

  • 特集3
    徹底した地域密着を貫き 地域資源の活用で成功

    2014年4月12日号  

    地域活性化に成功しているケースはごくわずか。その理由は、国が進める政策に乗っかっているだけだからだ。しかし、国策に疑問を持ち、独自の取り組みを進めた地域がある。

  • 特集3
    行政や補助金に頼らず 住民主導で路線バスを開設

    2014年4月12日号  

    高齢化社会になり、重要性を増している公共交通。しかし、高運賃や使い勝手の悪さに苦しむ地域も少なくない。もう黙っていられないと、住民たちが立ち上がった。

  • 特集3
    ハコモノではなく「人」を誘致 芸術家から始まった移住の波

    2014年4月12日号  

    芸術家などたくさんの移住者が吸い寄せられるように増えている町がある。神奈川県の旧藤野町。ハコモノではなく「人」を誘致するという考えが実を結んだ結果だ。

  • 特集3
    商品を売らずに商店街を 活性化させた「まちゼミ」

    2014年4月12日号  

    商店街の活性化といえば、アーケードを造ってみたり、催事を開いてみたりといったものが一般的。しかし、あえて商品を売らずに成功させた所がある。

  • 特集3
    地方復活の特効薬 “ジリキノミクス”

    2014年4月12日号  

    国や自治体はさまざまな地域活性化策をぶち上げるが、巨額の予算がむなしく消費されるにすぎず、地方の閉塞感が広がる一方だ。地域活性化は実現不可能な見果てぬ夢なのか。独自の取り組みで地域再生への道筋を歩む四つの事例を検証し、地域活性化の秘訣を探る。

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記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    20年前に見た業界再編の後の未来、こうなるとは予想してなかった

     2001年から04年まで、当編集部で記者として最初に担当した業界が半導体業界でした。当時は日本中が最初の大再編のさなか。日本の半導体はこれで本当に復活するのか?と、じりじりしながら取材し記事を書く毎日でした。日本の半導体の再生を信じてさまざまな活動をしていた東北大学の故大見忠弘教授や故坂本幸雄・元エルピーダメモリ社長にはとりわけお世話になりました。
     月日は流れ、日本企業がほとんどいなくなってしまった後、まさかこんな形で半導体の特集に関わる日が来るとは思っていませんでした。「日の丸半導体最後の挑戦」というタイトルは無数に使った気がしますが、今度こそ挑戦が本当に花開くことを、心から祈っています。

  • 副編集長 鈴木崇久

    人事からの呼び出しに早とちりは禁物?

    「お伝えしたいことがあるので時間をください」と、ある年の3月に人事から呼び出されたことがあります。3月といえば異動の内示の季節。「編集部から出るのか」と覚悟を決めて応接室に向かったところ、全くの別件で逆に衝撃を受けました。
    「紛らわしい時期なんだから用件を先に伝えてくれればいいのに」「センチメンタルになった時間を返してほしい」などと思いながら、部屋を後にしたことを覚えています。
     そんな経験から何年もたちましたが、今度こそ14年半過ごした編集部を離れることになりました。最近は記事執筆の機会が減って、読者の皆さまにとって影が薄い存在でしたが、この場を借りて今までのお礼をお伝えできれば幸いです。

最新号の案内2024年4月20日号

表紙

特集高成長&高年収企業がぞろぞろ! 半導体 160社図鑑 これから買える株!

株式市場で大きな支持を集め、日経平均株価の最高値更新を支えた半導体関連銘柄。高成長で好業績であるだけではなく、高い年収を誇る企業も多い。ただし、玉石混交で、大手の中にも変調を来しそうな企業がある。一方で、今はあまり知られていない隠れたお宝銘…

特集2日銀「次の一手」は? 金利ショック 襲来

日本銀行がついに異次元緩和に別れを告げた。マイナス金利解除の決断を受け、市場の関心は早くも日銀の「次の一手」に移っている。17年ぶりの利上げで日本経済と今後の金融政策はどう変わるのか。「金利ショック」襲来の影響と課題を徹底検証する。