記事一覧:特集21663

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記者の目

  • 編集長 田中 博

    コメの産地偽装スクープに思う記者の仕事

     スクープ記事の中には、出合い頭でたまたまというものがあります。汗をかき、靴底をすり減らして真相にやっとたどり着くものもあります。
     記者としてうれしいことに変わりはないものの、編集長である自分の立場でより価値を認めるのは後者。前号の農業特集で暴いたコメの産地偽装疑惑はそれに該当します。単に手間暇かけただけでなく、科学的な立証も加えた調査報道の見本のような記事になりました。
     ネットで簡単に情報が入る時代、器用にかき集めて検証すれば確かにそれらしい記事が書けますが、独自情報の威力にはかないません。やすきに流れて量産するか、報われにくくても愚直さを貫くか記者も問われています。

  • 編集部 重石岳史

    トランプを笑えない三権分立の地盤沈下

     トランプ米政権の大統領令をめぐる法廷闘争が、連日ニュースをにぎわしています。イスラム圏の人々の入国を禁じた大統領令に対し裁判所がストップをかけたもので、大統領は「ひどい判断だ」と批判を繰り返しています。しかし司法権を持つ裁判所が、国のトップであれ違法性を指摘することは当然の行為だと思います。
     司法府が行政府と立法府を監視する三権分立は日本も同様です。ただし今回の特集取材で見えたのは、裁判官だけでなく、弁護士や検察官を含めた法曹全体が、三権の中で地盤沈下している姿です。特集では厳しい表現も使いましたが、それも法曹界へのエールを込めてのこと。司法は国民の権利を守るとりでであってほしいと願います。

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