記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    【米国発現地ルポ】 標的にされたシェール 消えゆく革命の“炎”

    2015年02月07日号  

    原油価格の下落は、サウジアラビアによる“シェールつぶし”ともいわれる。米国を沸かせた「石油ガス革命」の現場は今、どうなっているのか。南部ヒューストンに飛んだ。

  • 特集 Part1
    【超入門】 世界一分かりやすい石油の常識

    2015年02月07日号  

    ガソリン価格が過去最長の27週連続の値下がりとあって、週末、車で遠出する家族も増えそうだ。その背景には、今、何かと話題の原油価格の急落が関係しているらしい。昨年6月に1バレル107ドルを付けた原油価格は、1月にはついに一時45ドルを割り込んだ。わずか半年で半値以下にまで暴落してしまった。

  • 特集 Part2
    本邦初!サウジ国王死去で混迷の業界完全人脈図  これが現代の石油の支配者だ!

    2015年02月07日号  

    1月23日に死去したサウジアラビアのアブドラ前国王。その一報で原油相場は瞬時に上昇した。たった1人のキーマンの動向が今なお市場を左右する石油業界において、権力者の力関係の把握は必須だ。サウジ以外にも絶対君主が高齢化し、混迷を極める中東で誰が主導権を握っているのか。減産の行方が注目されるOPECを軸に、重要人物相関図を本邦初公開する。

  • 特集 Part2
    【Column】 想定外の価格急騰イベント 世界の地政学リスク一覧

    2015年02月07日号  

    ひとたび顕在化すると、原油価格の急騰を引き起こす地政学リスク。産油国でのテロや紛争の発生によって、これまでに何度も市場は翻弄されてきた。次なる地政学リスクとは?

  • 特集 Part2
    暴落めぐり 世界で渦巻く陰謀論を プロが徹底検証

    2015年02月07日号  

    原油価格の過度な下落をめぐって、世界中で陰謀論が飛び交っているが、どれほど信ぴょう性があるのだろうか。専門家でも意見が割れる陰謀論の正しい読み解き方を徹底検証する。

  • 特集 Part4
    あなたの電気代は高いまま!? 値下げできないLNGの裏側

    2015年02月07日号  

    原油安になれば燃料費が下がり、当然電気料金も下がると考える人が多いだろう。だが、残念ながらそう簡単にはいかなそうだ。値上げの状況や、原油とガスの価格の関係に要注目だ。

  • 特集 Part4
    ローランド・バルケネンデ(NKKシームレス鋼管CEO兼テナリスアジア太平洋統括役員)インタビュー

    2015年02月07日号  

    油価の急落は、世界の資源開発に少なからず変化をもたらすでしょう。われわれは資源メジャーとの長期にわたる契約が強みだが、「厳しい局面に入った」というのが、率直な受け止めだ。だが同時に、こうした状況を迎えるのは、長い歴史を持つこの業界にとって、決して初めてのことではない。過去にも厳しい状況をくぐり抜けてきた経験値がある。

  • 特集 Part4
    日本企業の激ヤバ開発マップ

    2015年02月07日号  

    原油安は、資源開発にも大きな影を落としている。価格の下落により、プロジェクトの採算が合わなくなってしまうからだ。取材を基に、損失リスクの高い案件を独自調査し、掲載した。

  • 特集 Part1
    どうやって輸送、流通しているの

    2015年02月07日号  

    資源貧国である日本は、原油の一大輸入国であり、ほぼ100%を輸入に頼っています。12年度に日本が輸入した原油は2億1103万キロリットルで、東京ドーム170杯分に上ります。では、これほど膨大な量の原油をいったいどこから、どのように持ってきているのでしょうか。東京ドームで140杯程度を中東、中でもサウジアラビアからは51杯分を輸入しています。

  • 特集 Part4
    【Column】 今から準備! 反転待つ原油ETF

    2015年02月07日号  

    原油価格がいずれは底を打つとみて、個人投資家がひそかに反転のタイミングを探っているのが原油のETF(上場投資信託)だ。手っ取り早く低コストで運用できるのがETFの特徴で、原油価格の変動を取り込みやすい。指数に連動する点ではインデックス投信と同じだが、上場しているので国内の株式市場で株と同様に取引ができる。投信と比べて手数料が安いのも魅力だ。

  • 特集 Part4
    油価急落で巨額の評価損 加速する元売り業界の再編

    2015年02月07日号  

    日本に原油を輸入し、精製・販売をしている石油元売り業界。原油価格下落の影響は、多大な評価損として顕在化する。さらにこれを契機として、再編に向けた動きが一気に加速しそうだ。

  • 特集 Part2
    原油安の今後の行方は? 専門家8名が徹底分析

    2015年02月07日号  

    先行き不透明で予測のつかない原油市場。スペシャリストたちは、今回の油価下落をどのように捉えているのだろうか。専門家8名に緊急アンケートを行った。

  • 特集 Part1
    誰が価格を決めているの

    2015年02月07日号  

    原油価格はかつて、「石油メジャー」といわれる欧米の巨大企業が決めていました。中東の産油国にとって、自らの国から産出される原油で好きなように商売をし、大もうけしている石油メジャーは、面白くない存在。そこで、石油メジャーに対抗するためにつくられたのが、石油輸出国機構(OPEC)です。これによって原油の価格決定権を奪い取りました。

  • 特集 Part4
    【Column】 物価への恩恵が大きいのは? 原油安vs円安を徹底比較

    2015年02月07日号  

    「消費者物価については、原油価格の大幅下落の影響から、2015年度にかけて下振れている」──。日本銀行の黒田東彦総裁は1月21日の金融政策決定会合後の記者会見で、原油安が消費者物価の押し下げ要因となっているとあらためて強調した。

  • 特集 Part4
    原油安株価下落率ランキング ワースト1位企業に投資妙味

    2015年02月07日号  

    原油安は原油関連業界に大損害を与え、株価も大きく売り浴びせられた。では、一体どのような銘柄が下落しているのか。原油安に絡んで値を下げた銘柄の下落率ランキングを作成した。

  • 特集 Part2
    油価が急落した本当の訳 世界の石油地図が大激変

    2015年02月07日号  

    原油の価格が急落している。半年で半値以下になるという異常な下げだ。なぜ急落は起こったのか。その背景を探っていくと、米国でのある革命と、産油国カルテルの崩壊に行き着いた。

  • 特集 Part4
    日本企業には大きな恩恵 原油安追い風業界ランキング

    2015年02月07日号  

    原油安は金融市場の混乱を通じて、世界経済の悪化を招きかねないが、消費国である日本の企業にとっては業績改善の起爆剤となる。最ももうかる業界はどこなのか、ランキング化した。

  • 特集 Part1
    世界のどこで生産されているの

    2015年02月07日号  

    原油をめぐる世界地図はここ数年、様変わりしました。「原油といえば中東」というイメージはもう古く、実は世界一の生産国は直近では米国。日産1200万バレル超で、東京ドーム1.5杯分です。

  • 特集
    原油安 超入門

    2015年02月07日号  

    急激な原油安が世界を揺るがしている。しかし、その本質を理解している人はほとんどいないだろう。原油という商品があまりに特殊な存在だからだ。生活に必要不可欠なエネルギー源でありながら、投機の対象となって金融市場を翻弄することもあり、時に大国間の外交の材料にもなり得る。その値動き次第で、景気回復の救世主になったかと思えば、世界同時不況の犯人に化けることもある。摩訶不思議な原油の世界を、世界一分かりやすく解説していこう。

  • 特集 Part1
    どうしてこんなに世界を揺さぶるの

    2015年02月07日号  

    一商品にすぎない原油の価格が下がっただけで、世界の政治経済に大きな影響が及ぼされることがあります。原油価格の上下が世界を揺さぶる理由として第一に、原油が生活に必要な巨大エネルギー源であり、あらゆる化学製品の基礎となる経済の“血液”ともいえるからです。

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記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…