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特集 Part7
【Column】 裏バイブル
2014年05月24日号中国で就職先として公務員は別格の人気だ。だが、その給与は意外と低い。中央政府の課長クラスで月5000元(約8万円)程度。それでも、一族から公務員が出れば親戚一同が尊敬されるのだという。また各種手当や福利厚生、年金などが大きく、表に出ない「灰色」の収入が多いとの批判もある。職種や地域にもよる。学生たちに最も不人気なのは気象局。理由は「特権がないから」だ。
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特集 Part1
最貧省・貴州で見た 「4兆元投資」の歪み
2014年05月24日号中国南西部、貴州省の省都・貴陽から西に車を走らせること約5時間。舗装もろくにされず砂埃が舞う道の先、避暑地として知られる涼都・六盤水の中心街が見えてきた。
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特集
新・中国バイブル
2014年05月24日号2012年の尖閣問題以降、冷え込む日中関係。中国の強硬姿勢に「中国アレルギー」に陥っている人も多い。だが、現実を冷静に見詰めれば、もはや市場としての中国の存在感は無視できるものではない。しっかりと情報を収集し、リスクを見極めチャンスをつかむことが肝要だ。中国20都市で現地取材を敢行し、経済、社会、政治、日中関係など中国の最新・リアルな情報を網羅した「バイブル」をお届けする。
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特集 Part2
王 一丁(作家)インタビュー
2014年05月24日号1989年、人民日報に「加工貿易の都」というタイトルで寄稿したことがある。広東省・東莞のことだ。東莞の街並みが委託加工業で繁栄していく風景は、さながら空一面に広がっていく星のようだった。
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特集 Part3
【Column】 新たな「理財商品」の登場? 金融改革を促すネット金融
2014年05月24日号たった半年間で4000億元もの資金を集めたMMFがある。中国Eコマース最大手、アリババ・グループの「余額宝」だ。銀行の定期預金金利が3%程度なのに対し、5%台半ばの金利を提示しているのだから人気を集めるのも無理はない。
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特集 Part3
本邦初! 理財商品の投資管理業者が 激白するリスク
2014年05月24日号大手銀行経由で買えば、デフォルトしても彼らのメンツに懸けて損失を穴埋めしてくれるはずです。
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特集 Part3
急拡大するシャドーバンク “短期金利急騰事件”の深層
2014年05月24日号2013年6月、中国の銀行間市場が逼迫し、全世界の金融市場を震撼させた。その背景には、急拡大するシャドーバンキングがある。一体何が起きているのか。その深層に迫った。
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特集 Part2
滕 斌聖(長江商学院副学院長)インタビュー
2014年05月24日号2008年から始まった4兆元投資のおかげで、中国が景気後退を回避できたことは確かです。しかしそうしたプラスの面だけでなく、マイナスの側面もありました。
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特集 Part3
本誌記者が挑戦! ウワサの「理財商品」購入ルポ
2014年05月24日号ここ最近、中国リスクの一つとして国際金融市場でも注目を集める「理財商品」。投資信託のような金融商品で、高利回り・短期運用が特徴だ。投資家へのリスク説明が不十分だともいわれるが、実際はどうなのか。
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特集 Part2
バブル崩壊の足音が近づく 中国版「列島改造論」のツメ跡
2014年05月24日号中国共産党の幹部が所有していた高級マンション・邸宅を在庫一掃セールします!──。2012年に習近平総書記・李克強総理体制が発足して間もなくのこと。突如として、香港に地盤を置く不動産販売業者が風変わりなバルクセールを行った。
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特集 Part3
羅 和慶(上海市外国投資促進センター アジア・アフリカ部長)インタビュー
2014年05月24日号国内問題と国際問題の二つの背景があります。国内的には、地方政府が自己の利益を追求したが故の過剰投資、食品衛生、環境問題などさまざまな問題を抱え、改革は待ったなしですが、官僚などの既得権益層の抵抗が大きくて進まない。そこを対外開放による「外圧」で進めようということです。
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特集 Part3
【Column】 金融改革の決め手には程遠い 上海自由貿易試験区の実態
2014年05月24日号李克強総理も現地を視察し、設立に支持を表明した上海の自由貿易試験区。だが、正式発足から半年が過ぎた今も、実施されるはずだった実験の中身は、詳細が明らかになっていない。
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特集 Part2
【Column】 PM2.5の発生源で沸く 河北省・廊坊のプチバブル
2014年05月24日号PM2.5による空気汚染が激しい北京。実はその発生源は、河北省だといわれている。中国最大の鉄鋼生産地域であり、北京に電力を供給するための火力発電所も林立しているからだ。
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特集 Part4
賃金高騰と人手不足が直撃 製造業“生き残り”への苦闘
2014年05月24日号これまで中国経済を支えてきた製造業が、淘汰の荒波にさらされている。投資と輸出に頼った無理な成長から脱却する上で、その試練は避けて通れない。現場では今、何が起きているのか。
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特集 Part4
アップルを凌ぐシャオミー 台頭する“ネクストドラゴン”
2014年05月24日号中国のモバイルインターネット化の波を受け、新たなビジネスが続々と生まれている。アリババ・グループやテンセントに次ぐ勢力になり得る次世代の企業も育っている。
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特集 Part4
馬 雲(ジャック・マー/アリババ・グループ会長)インタビュー
2014年05月24日号中国で11月11日は(シングルを示す「1」が4本並ぶため)「独身の日」といわれますが、もともとこの日に買い物や贈り物をする文化はありませんでした。
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特集 Part4
ネットの二大巨龍が激突 アリババvsテンセント
2014年05月24日号中国ネット業界の二大巨頭であるアリババ・グループとテンセントの争いが本格化してきた。その競争は、相次ぐ買収・資本提携を生み、中国ネット業界の構造を大きく変化させている。
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特集 Part5
【寄稿】 中国共産党の精緻にして巨大な統治 中国経済の主役は誰か?
2014年05月24日号中国経済を理解し、中国ビジネスに成功するには、中国経済における最大にして最強のプレイヤーである中国共産党を知らなければならない。
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特集 Part5
高原明生(東京大学大学院教授)インタビュー
2014年05月24日号「反腐敗」による摘発は、前常務委員の周永康周辺や人民解放軍上将の徐才厚にまで及び、緊張感が漂っています。習近平の権力基盤固めは確かに進んでいます。ただし、習近平の改革姿勢に対する評価は、現時点では二分されています。
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特集 Part4
【Column】 コピーキャットではない! 「車一台」造れる模倣品の実力
2014年05月24日号湖北省・武漢市内から車で30分ほどの郊外に、自動車部品店が集積した模倣品(偽物)マーケットがある。偽物の発見、当局への通報を業としている探偵と共に、顧客を装って潜入した。