記事一覧:特集8565

  • 特集
    【Prologue】 ソニー、パナソニック、シャープはもはや世界の主役ではない

    2012年06月09日号  

    1997年に当時のソニー社長・出井伸之氏が予見した通り、あらゆる産業に、「ネットワーク経済」による革命的ともいえる変化と飛躍的な発展が巻き起こった。しかし、その新しい舞台に、これまでの時代の“主役”だった日本の家電メーカーの居場所はなかった。

  • 特集
    家電敗戦 失敗の本質

    2012年06月09日号  

    日本が誇る家電メーカーであるソニー、パナソニック、シャープは2012年3月期、3社合計で1兆6000億円という大赤字を計上した。業績不振に弱り切った日本の家電メーカーに今、中国、韓国、台湾企業が狙いを定めている。

  • 特集 Part1
    買収後の三洋電機に活気 中国流の日本吸収の実態

    2012年06月09日号  

    「家電に新しい風を。アクア、デビュー!」今年2月16日、白物家電の世界最大手、中国ハイアールのテレビCMが、日本のお茶の間でいっせいに放映された。イメージキャラクターになったタレントの小泉今日子さんが、青い洋服を着てダイナミックに走る。

  • 特集 Part1
    瀕死の日本を使い倒せ! 家電敗戦国に群がる人々の正体

    2012年06月09日号  

    中国に日本式の植物工場を造れば、大きなビジネスになる──。4月某日、東京都内のオフィス街に、中国のある大手電機メーカーの経営者が現れた。訪問先は、日本の家電メーカーに精通しているシンクタンクだ。

  • 特集 Part2
    【失敗3 規模の経済】 シャープ vs 鴻海

    2012年06月09日号  

    黒子が主役をのみ込んで表舞台に──。鮮やかなまでの救済劇で世界の電機業界に衝撃を与えた台湾の鴻海精密工業(ブランド名・フォックスコン)によるシャープへの出資。この“主客転倒”はいかにして起きたのか。

  • 特集 Part2
    【失敗2 白物家電戦略】 パナソニック vs LG

    2012年06月09日号  

    5月23日、パナソニック94年の歴史でも転換点となり得る戦略が投資家向け説明会でサラッと発表された。2012年度の計画において、家電事業に占める販売比率(金額ベース)で、冷蔵庫など白物家電が、テレビや録画機などのAV機器を逆転するというものである。

  • 特集 Part2
    【失敗1 プラットフォーム】 ソニー vs アップル

    2012年06月09日号  

    「さすがにもうアップルユーザーのマーケットは無視できない」 ソニー社員がそう語るように、5月25日、ソニーは世界16ヵ国で定額制音楽配信サービス、「Music Unlimited」のアップル製品向けアプリをリリースした(現時点で日本は未対応)。

  • 特集 Part1
    周厚健(ハイセンス総経理)インタビュー

    2012年06月09日号  

    ハイセンスをグローバルなブランドに育て上げることが次なる目標。すでに中国の液晶テレビ市場でシェア1位、エアコンなど空調設備で4位のメーカーだが、世界的に見たら知名度はまだまだ低いのが実情だ。

  • 特集 Part2
    日本5大メーカーの失敗

    2012年06月09日号  

    繰り返されてきた日本電機の失敗。もう繰り返さないためには「本質」を分析する必要がある。5大メーカーの失策を振り返った。

  • 特集 Part2
    “失敗トップ”はすべて役員残留 責任取らぬ3社に「復活」なし

    2012年06月09日号  

    大阪市阿倍野区にあるシャープ本社では4月以降、毎週、役員たちがあわてたように、廊下を行き来する姿が確認されている。 「来週までに、液晶の知財資料をまとめておいてくれ」幹部らが気をもむ相手は、3月にシャープへの出資を決めた台湾の鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長。郭董事長は個人資金で液晶パネル堺工場へ600億円の出資を決めたこともあり、毎週、視察に訪れている。

  • 特集 Part1
    杜鏡国(ハイアール社副総裁)インタビュー

    2012年06月09日号  

    ハイアールの目標は「美しい住生活のソリューション」を提供すること。新しい商品やサービスを生み出すため、常に新戦略やビジネスモデルを模索している。

  • 特集 Part1
    【Column】 家電量販でのプレゼンスなし 中国人に同情される日本企業

    2012年06月09日号  

    中国人に日本メーカーはどれだけ受け入れられているのか。実情を見ようと、中国・北京中心部にある家電量販店、蘇寧電器の店舗を訪れた。蘇寧電器は、2009年に日本のラオックスを買収した中国2強の一角だ。

  • 特集 Part4
    “僻地化”する日本の家電事業 大胆な立地転換は不可欠

    2012年06月09日号  

    「誰に何を売る」という事業の根幹、いわば「事業立地」についていえば、日本のエレクトロニクスのそれは、すでに“2等立地”になっている。ならば、どう立地転換していけばよいのか。

  • 特集 Part4
    【Column】 日本メーカーが続々と追随する 海外家電の“気概”と“理念”

    2012年06月09日号  

    「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」のうたい文句で知られるサイクロン式掃除機で、成熟化した世界の家電業界に新しい風を吹き込む英国の家電メーカー、ダイソン社。ダイソン社と日本の関係は意外に古い。

  • 特集 Part4
    先見の明か、見込みはずれか… 家電メーカー経営者の発言史

    2012年06月09日号  

    過去を検証することで学べるものは多い。それぞれの時代において、家電業界の経営者は何を考え、それがその後、どう引き継がれていったのか。本誌に掲載されたインタビュー記事を紐解きながら、振り返ってみよう。

  • 特集 Part2
    【失敗5 海外展開】 NEC vs 華為技術

    2012年06月09日号  

    今年1月、従業員の1万人削減の方針を打ち出し、売上高4兆円の目標も取り下げたNEC。市場からは「これで何度目だ」と、ため息が漏れた。売上高はピークだった5.4兆円から4割減。その間、業績予想の下方修正とリストラを繰り返すも、「縮小均衡すらしない」といわれてきた。

  • 特集 Part2
    【失敗4 “脱汎用品”】 エルピーダ vs マイクロン

    2012年06月09日号  

    パソコンなどに使う記憶用半導体のDRAM製造大手、エルピーダメモリが今年2月に経営破綻した。負債総額は約4800億円。今後のスポンサーとして名乗りを上げているのは、同じDRAMメーカーの米マイクロン・テクノロジーだ。

  • 特集 Part3
    官民そろって同じ轍を踏む ジリ貧の末に“弱者連合”の愚

    2012年06月09日号  

    日本勢で固まって、本当に世界で勝てるのか」。ジャパンディスプレイへの参画を決める際、日立製作所の首脳陣の間では、そのような議論があったという。それもそのはず、歴史を紐解くと電機業界の国内再編は連戦連敗。図に日本の電機メーカー同士で組んだ主な合弁会社をまとめたが、悲惨なありさまだ。

  • 特集 Part3
    大塚周一(ジャパンディスプレイ社長)インタビュー

    2012年06月09日号  

    ソニー、東芝、日立製作所の傘下にあった3子会社の統合で4月1日に誕生したディスプレイ専業メーカーであるジャパンディスプレイの大塚周一社長に、今後の見通しや競合他社の動向について直撃した。

  • 特集 Part3
    机の下で社員の押し付け合い “日の丸ディスプレイ”の欺瞞

    2012年06月09日号  

    今年4月1日、ある会社が注目の中、始動した。ソニー、東芝、日立製作所の傘下にあった3子会社の統合で誕生した、中小型ディスプレイの専業メーカー、ジャパンディスプレイ(JD)だ。

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記者の目

  • 副編集長 清水量介

    お札にもなっているほどの人なのに…

     周囲の人たちに、『学問のすすめ』を読んだことがあるかと聞くと、「ある」と答えたのは1人だけ。他の福沢諭吉の書籍に至っては、ゼロでした。
     お札にもなっているほどの人なのに、「ぶっちゃけ、何がすごいのかよく分からない」という人がほとんど。
     素晴らしい現代語訳の本が多数出ていますので、もしこの特集で興味を持ってもらえたら、一読をお勧めします。
     ちなみに、福沢諭吉をここまで大々的に取り上げていると、慶應義塾大学の出身者と思われそうですが、私は、野球など、何かとライバル扱いされる方の大学の出身者です。決して、母校のためなどという思いで特集を企画したわけではありません。念のため。

  • 編集長 深澤 献

    引用して偉そうにしゃべったのを思い出しました

     2009年に「社会起業家全仕事」という特集を担当しました。若い世代中心に広がっている「事業として利益を上げつつ社会問題を解決する」という取り組みに焦点を当てたものです。
     発売後、縁あって慶應義塾大学の某ゼミ勉強会で、同特集についてお話しする機会に恵まれました。その際に話したのは、自分の社会人としての考え方は、ご存じ『学問のすすめ』の「アリのたとえ」に影響されているということ。
     家族を養うために働くのはアリでもやっている。大事なのは他者、社会のために働くという意識で、それは“いかにも”な社会活動でなくても、あらゆる仕事で可能だ、と。
     このたび、そう偉そうにしゃべったのを思い出し、改めて気を引き締めました。

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