記事一覧:特集10409件
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特集
Prologue 廃業天国と倒産地獄
2011年12月17日号事業持続の可能性を見極めたうえで、廃業して再起を図れば事態が好転することもある。しかし、それを見誤れば泥沼化、凄絶な地獄へと転落してしまいかねない。そのターニングポイントはどこにあるのだろうか。
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特集
他人に迷惑をかけない「廃業」のススメ
2011年12月17日号中小企業が崖っ縁まで追い込まれている。急速な円高に加え、借金の返済が猶予される中小企業金融円滑化法の期限切れが迫っているからだ。金融機関も倒産ラッシュに身構える。 だが、泥沼に陥った後に倒産すれば、債権者や家族などに多大な迷惑をかけるばかりか、自身のダメージも大きい。そうした事態を回避するための方法がある。廃業だ。上手に廃業すれば、再チャレンジも夢ではない。 本誌・新井美江子、池田光史、後藤直義、田島靖久、野口達也、藤田章夫
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特集 Part1
【Column】 簡単に引導を渡せない 銀行との上手な付き合い方
2011年12月17日号中小零細企業にとって、銀行は絶対的な存在に映る。ただ、地方銀行の現状を聞くと、必ずしもそうとは言い切れない。ある地銀幹部は「これから業績が好転するとはとても思えない業態でも、そう簡単に会社をたたませることなんてできませんよ」と、地銀が置かれた微妙な立場を語る
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特集 Part1
社長の生活に業界のうわさまで 銀行は会社のここを見ている!
2011年12月17日号おカネを借りているだけに、ステークホルダーのなかで最も手強い相手といえる銀行は、いったいどこで会社の経営のよしあしを判断しているのか。中小零細企業に接する銀行員に聞いた。
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特集 Part1
会社の総点検からスタート トラブル無縁の廃業ノウハウ
2011年12月17日号もしあなたが廃業を望むのならば、まずは会社の経営状況を正しく知ることが前提になる。キャッシュフローから資産の時価評価、事業の将来性まで、まずは総点検をしてみよう。
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特集 Part1
“正しい廃業”マニュアル
2011年12月17日号わかっちゃいるけどやめられない──。今なら家族や取引先に迷惑をかけないとわかっていても、絶頂期を忘れられず「仕事依頼の電話が一本あれば、まだまだいける」と思い込んでしまい、なかなか踏み切れないのが廃業だ。
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特集 Part2
相続問題も併せて解決 事業承継のお得な使い方
2011年12月17日号事業承継を行ううえで共に考えねばならないのが、税務と相続の問題だ。事業承継をうまく利用すれば、これらも一挙に解決できる。まさに一石三鳥である。その四つのテクニックを紹介しよう。
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特集 Part2
保有資産の圧縮がカギ 事業承継ノウハウ徹底解説
2011年12月17日号事業承継は後継者を選定することからすべてが始まる。親族内承継か従業員や外部人材への親族外承継、そしてM&Aの三つ。それぞれのメリット・デメリットを見ていこう。
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特集 Part2
Part2 事業承継で会社を残す
2011年12月17日号日本の中小企業で、うまく事業承継をするのは難しい。しかし、あいまいなままにしておけば、経営者の病気や死亡などで、突然、相続の問題や従業員の雇用などに影響が出かねない。ついつい先延ばしにしてしまいがちな事業承継だが、早めに対処しておくに越したことはないのだ。
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特集 Part1
迷惑をかけずダメージも少ない 上手な倒産の(秘)テクニック
2011年12月17日号会社の存続が困難となり、廃業することもできない場合、経営者は倒産を決意する。なるべく他人に迷惑をかけず、経営者自身も最低限の生活を確保できる「上手な」倒産を解説しよう。
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特集 Part1
悪徳コンサルから詐欺師まで 再生・廃業の“プロ”にご用心!
2011年12月17日号廃業や倒産の危機に追い込まれた場合、頼りになるのが弁護士、税理士などの専門家だ。しかし活用法を間違うと、会社の寿命を縮めてしまうようなとんでもない目に遭いかねない。
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特集 Part1
「1人でキャバクラ」は要注意? 社員でもわかる経営危機チェック
2011年12月17日号「今から思えば、倒産の3年前にサインが現れていました」 東京都の中堅アパレルメーカーに勤務していた40代女性は、ピーク時には年商100億円を超えていた注目企業が、徐々に傾いていく様子を内側から見ていた。彼女の印象に残っているサインとは、ずばり優秀な人材の流出だ。
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特集 Part1
税理士やコンサルがセミナーで 中小企業の社長に愛のムチ!
2011年12月17日号中小企業に共通する弱点は、身近に専門的なアドバイスをしてくれる人材がいないこと。ここでは、中小企業の実態に即したアドバイスを行っている二つのセミナーの現場を紹介しよう。
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特集 Part1
“転落”社長が今だから語る 「あの時こうしていればよかった」
2011年12月17日号廃業と向き合うために何が大切なのか。それは矛盾するようだが、倒産や夜逃げをして、苦労してきた経営者たちがいちばん知っている。今だから語れる廃業の心得やテクニックを紹介する。
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特集 Part1
迷惑をかけず再起したいなら 決して頑張り過ぎるな!
2011年12月17日号今から15年ほど前に、私は自身の会社を倒産させてしまった。そのときの経験を生かし、現在は経営危機管理のコンサルティングを行っている。この15年間で対応した依頼人は720人を超える。