記事一覧:イマドキ職場のギャップ解消法5

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記者の目

  • 編集部 千本木啓文

    「儲かる農業」の秘訣はまだまだ開発途上だ

     祖母が「初めてトマトを食べたときは、こんな臭い食べ物があるのかと驚いた」と話していたのを思い出します。確かにトマトには独特のにおいがあります。
     思えばセロリやピーマンなど、なぜメジャーになっているのか不思議な野菜は少なくありません。納豆やチーズなどの発酵食品もしかりです。こうした食品の奇跡的な普及を踏まえれば、農家が儲かる新しい食品や販売方法はまだまだあるはずです。本誌に登場する農家たちは、常識にとらわれない発想で儲かる農業を実現してきました。
     片や、一部のJAは家電や宝石を組合員に売る内向きのビジネスを続けています。消費者や農家を喜ばせる夢のある仕事をした方が楽しいと思うのですが。

  • 編集長 深澤 献

    農業と地方創生に共通する「補助金漬け」の弊害

     コメの減反に協力した農家に支払われていた10㌃当たり7500円の補助金が、今年から廃止されます。
     ところが政府は、環境激変を避けるためか、家畜の餌になる飼料用米の生産農家への補助金を拡充しました。その額10㌃当たり10万円超。これはまさに農家にとってもおいしい“餌”で、事実、飼料用米生産農家の収入の93%が補助金だそうです。これでは自立した農家は増えません。
     一方、今号から木下斉さんの連載小説「シャッターがなくなる日」が始まりました。地方のシャッター商店街再生の物語ですが、地方創生の現場もまた、農業と同じく補助金漬け。地域の人々が自分の頭で考えて、自らの未来を切り開くことを妨げる原因になっていると感じます。

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