記事一覧:マーケット・人物2504件
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短期集中連載 断絶! 電機サプライチェーン
重要21社の重症度 新型肺炎を「こじらせる」企業はどこか? 電機主要各社の重症度を総点検
2020年4月11日号新型肺炎によるサプライチェーンの断絶は、電機業界の幅広い業態に影響を及ぼしつつある。無数の企業で構成された、複雑な電機の生態系。どこかで異変があれば、ドミノ倒しのように影響が広がる。短期集中連載「断絶! 電機サプライチェーン」(全8回)の第4回では、主要企業への影響度をまとめた。
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為替市場 透視眼鏡
リスクオフが高じる過程で 円高→ドル高→円高の背景
2020年4月11日号3月半ば、世界的な株価急落のさなか、ドル円が111円台へ上昇した。「リスクオフなのに円安」だ。その前には定石通りの「リスクオフで円高」で101円台に至った。
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数字は語る
今こそ日銀は 物価目標至上主義から脱却を
2020年4月11日号新型コロナ感染症の世界的な大流行の下、企業は生産停止に追い込まれ、人々は感染リスクに加え、マスクなどの物不足、収入消失や失業懸念もあり、不安感を強めている。
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金融市場 異論百出
コロナ禍で米中覇権逆転も? 「スエズ危機」迫るトランプ政権
2020年4月11日号国際政治アナリストの間で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染拡大)への対応を米トランプ政権が誤ると、米国にとっての「スエズ危機」が現実化する恐れがある、との懸念が強まっている。
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数字は語る
原油は湾岸戦争以来最大の下落率 世界景気後退は不可避に
2020年4月4日号新型コロナウイルスの感染拡大で動揺する世界経済に追い打ちを掛けたのが原油相場の急落だ。3月9日のブレント先物価格は一時最大31%も下落、1バレル=31ドルの安値を付けた。湾岸戦争以来の落ち幅だ。
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金融市場 異論百出
コロナの感染源と疑われても 紙幣の完全廃止ができない理由
2020年4月4日号米ワシントン州シアトルの「ディックス・ドライブイン」は、創業1954年の老舗ハンバーガーチェーン店だ。年に1度、創業時の価格19セントでハンバーガーを販売することでも知られている。知名度が高いこのハンバーガー店が、3月上旬から顧客にカードでの支払いを要請し始めたことは地元で話題になった。
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商品市場 透視眼鏡
下げ止まらない原油相場 米国・世界景気のリスク要因に
2020年4月4日号原油相場の底が見えない。米国産原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は3月20日に1バレル当たり19.46ドルと、18年ぶりの20ドル割れとなった。
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短期集中連載 断絶! 電機サプライチェーン
ルポ 心肺停止の世界の工場 中国・深圳「機能停止」の実態 新型肺炎・米中摩擦・香港デモに泣く
2020年4月4日号新型肺炎は中国と世界の経済にどのような影響を与えるのか? 筆者は中国のエレクトロニクス産業の中心地である広東省深圳市に飛んだ。短期集中連載「断絶! 電機サプライチェーン」(全8回)の第3回は、機能停止した巨大都市の現地ルポをお届けする。
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株式市場 透視眼鏡
イタリアのコロナ禍後に残る 財政悪化と長期金利上昇懸念
2020年3月28日号新型コロナウイルスの中国における感染拡大が止まりつつある中、欧米諸国では急速な感染拡大が観測され始め、特に欧州においては問題が深刻化している。中でもイタリアにおける感染者数、死者数の増加が目立っている。
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短期集中連載 断絶! 電機サプライチェーン
アップル逆回転 新型肺炎で苦境、「最強調達戦略」は ここまで中国に依存していた
2020年3月28日号パワフルな収益力と株式市場からの高い評価で、ハイテク企業として最高峰の域に達した米アップル。この超優良企業が中国発の新型肺炎を受け、業績予想の下方修正に追い込まれた。アップルは不運? 違う。中国あってこその超優良企業であり、中国が機能停止に陥れば、アップルの躍進も逆回転する構造なのだ。最強企業のサプライチェーンが、いかに「中国ありき」なのか。短期集中連載「断絶! 電機サプライチェーン」(全8回)の第2回では、その構造に迫る。
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数字は語る
諸外国との比較で際立つ 日本の若者の自己肯定感の低さと無力感
2020年3月28日号若者が元気なのは当たり前と思いきや、その実情は異なるようだ。若者の意識調査では、「自分で国や社会を変えられると思う」という回答が日本ではわずか18.3%しかないという。
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金融市場 異論百出
日米欧の中銀が有効な緩和策を失った今、 「次の注目点」は何か
2020年3月28日号3月12~16日に欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備制度理事会(FRB)、日本銀行が次々と追加の金融緩和策を決定した。ECBと日銀は発動余地がほとんどないところを、乾いた雑巾を絞るようにして、辛うじて幾つかの緩和メニューを示した。
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数字は語る
2019年の増税ショックは 14年増税時よりも小さい可能性
2020年3月21日号先般、内閣府は「四半期別GDP速報」(2019年10~12月期2次速報値)を公表した。このデータから結論を述べると、19年10月の消費増税が増税期の実質GDP成長率に及ぼした影響は、14年4月の消費増税が及ぼした影響よりも小さかった可能性がある。
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金融市場 異論百出
新型コロナ発暴落相場に必要な 中国の「超監視策」以外の解決法
2020年3月21日号2年前に欧米では次のような議論が活発だった。「利下げ余地がFRB(米連邦準備制度理事会)にはわずかしかなく、ECB(欧州中央銀行)や日本銀行にはほとんどない。この状況でグローバルな景気後退がやって来たら、世界経済は困難に直面する恐れがある」。
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短期集中連載 断絶! 電機サプライチェーン
AirPods危機! 新型肺炎でアップルの超ヒット商品が 入手困難になる理由
2020年3月21日号「どこにも在庫がない!」「いつ入荷される?」──。米アップルのワイヤレスイヤホン、AirPods Proは昨秋の発売以来、人気沸騰で入手困難な状態が続く。幸運にも在庫に巡り合った人は、迷わず購入した方がいいかもしれない。中国発の新型コロナウイルスによる肺炎(新型肺炎)の影響で、この製品の生産と出荷が大きな混乱に陥っているのだ。短期集中連載「断絶! 電機サプライチェーン」(全8回)の第1回ではその深層を探る。
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株式市場 透視眼鏡
PER1倍に下落した日本株 ここからの下値は限定的か
2020年3月21日号前回(2月22日号)の本欄では「これで霧が晴れたというには早過ぎる」と述べ、上昇した株価に警鐘を鳴らした。その後、新型コロナウイルスの感染がイタリアや米国にまで広がったことで、日経平均株価は2万円を割る水準にまで急落した。
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数字は語る
新型肺炎で落ち込むインバウンド消費 日本人の活動自粛が追い打ち
MARCH 関関同立新型コロナウイルスによる感染拡大への懸念が強まっている。
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金融市場 異論百出
新型肺炎危機におけるFRBの 「利下げトリガー」は何か?
MARCH 関関同立2月28日に米連邦準備制度理事会(FRB)、3月2日に日本銀行と欧州中央銀行(ECB)が、新型肺炎の影響に適切に対処することを示唆する緊急声明を発表した。
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為替市場 透視眼鏡
リスクオフで円高は不変 早期感染終息でも米悪化を警戒
MARCH 関関同立米株価が急落し、世界は正念場だ。「リスクオフで円高」によって、日本は株安、景気悪化が増幅されやすい。
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商品市場 透視眼鏡
銅相場の反発力の弱さが示唆 世界景気の先行き楽観できず
コンビニ 搾取の連鎖銅相場は昨秋から上昇傾向で推移し、12月にはそのピッチを速めて、1月16日には1トン当たり6343ドルと8カ月ぶりの高値を付けた。しかし、2月3日には5523ドルと高値から13%下落。その後、小幅な反発をしているが、上値は重い。