記事一覧:Key Wordで世界を読む178

  • highest, hardest glass ceiling(最も高くて最も硬いガラスの天井)

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    highest, hardest glass ceiling(最も高くて最も硬いガラスの天井)

    2016年06月25日号  

    6月7日、米大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン氏が大統領候補の指名(presidential nomination)を確実にした。すると、同氏はニューヨークに集まった支持者を前に、ちょうど8年前の演説で使った有名なフレーズ「最も高くて最も硬いガラスの天井(highest, hardest glass ceiling)」に引っ掛けて次のように語った。

  • skyrocketing Amazon stock(天井知らずのアマゾン株)

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    skyrocketing Amazon stock(天井知らずのアマゾン株)

    2016年06月18日号  

    第1四半期(1~3月)決算発表後、米アマゾン・ドット・コムの株価が主力IT(情報技術)株の中で独歩高の展開を見せている。市場関係者の間では「天井知らず(skyrocketing)」「うなぎ上り(soaring)」といった表現が飛び交っている。

  • six-hour workday(1日6時間労働)

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    six-hour workday(1日6時間労働)

    2016年06月11日号  

    先進的なフレックスタイム(flexible work hours)制や育児休暇(parental leave)制で世界をリードしてきたスウェーデン。1日8時間労働から6時間労働(six-hour workday)へ移行する実験を始めたことで、再び世界から注目を集めている。

  • child care crisis(保育危機)

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    child care crisis(保育危機)

    2016年06月04日号  

    ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をめぐって議論百出となった日本。だが、深刻な保育園問題を抱えているのは日本だけではない。11月に大統領選を控える米国では、保育危機(child care crisis)が争点として浮上してきた。

  • Trumponomics(トランポノミクス)

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    Trumponomics(トランポノミクス)

    2016年05月28日号  

    米大統領選の共和党候補になることが確実になった不動産王ドナルド・トランプ氏。5月5日、同氏の経済政策「トランポノミクス(Trumponomics)」が「正気の沙汰じゃない(insane)」などと集中砲火を浴びた。

  • smombie(スモンビ)

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    smombie(スモンビ)

    2016年05月21日号  

    スマートフォンの普及を背景に「歩きスマホ」絡みの事故やトラブルが急増し、世界各地の当局が対策に苦慮している。世界的な注目を集めているのがドイツ南部のアウクスブルク市だ。同市に「路面信号機(traffic lights in the pavement)」が登場したからだ。同市当局は路面電車(tram)の線路での事故を防ぐ狙いで、信号機を路上に設置するのではなく路面に埋め込む取り組みを始めたのである。

  • Medium Blue(ミディアムブルー)

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    Medium Blue(ミディアムブルー)

    2016年05月14日号  

    「コンピューターの巨人(computer giant)」として1世紀にわたって米IT(情報技術)業界に君臨してきたIBM。もう「ビッグブルー(Big Blue)」の愛称はそぐわないかもしれない。売り上げの減少傾向に歯止めがかからないからだ。

  • Fifth Estate(第5の権力)

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    Fifth Estate(第5の権力)

    2016年04月30日号  

    米外交公電を暴露したウィキリークス事件、米国家安全保障局(NSA)のスパイ活動を公にしたスノーデン事件、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントを直撃したハッキング事件、そして今回のパナマ文書(Panama Papers)流出事件──。

  • Disney succession struggle(ディズニー後継者騒動)

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    Disney succession struggle(ディズニー後継者騒動)

    2016年04月23日号  

    人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」の最新作が大成功するなど絶好調の米ウォルト・ディズニー。名経営者の呼び声が高いボブ・アイガー会長兼最高経営責任者(CEO)の評判は高まる一方だ。

  • zero-knowledge system(ゼロ知識システム)

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    zero-knowledge system(ゼロ知識システム)

    2016年04月16日号  

    米アップルはiPhoneの暗号化技術を一段と強化して、「ゼロ知識システム(zero-knowledge system)」の構築に向かっている──。こんな観測が広がっている。カリフォルニア州で起きたテロ事件をめぐるアップルと米連邦捜査局(FBI)の法廷闘争は3月末に終結した。FBIが容疑者所有のiPhoneのロック解除に自力で成功し、アップルに対する提訴を取り下げたからだ。

  • helicopter money(ヘリコプターマネー)

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    helicopter money(ヘリコプターマネー)

    2016年04月09日号  

    世界経済がなかなかデフレから脱却できない。量的金融緩和(quantitative easing=QE)もマイナス金利政策(negative interest rate policy=NIRP)も効果薄となると、次の手段は? ヘリコプターマネー(helicopter money)だ。

  • China's acquisition spree(中国の熱狂的企業買収)

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    China's acquisition spree(中国の熱狂的企業買収)

    2016年04月02日号  

    「ドラゴンに餌を与えている(Feeding the dragon)」(英経済誌の「エコノミスト」)、「中国が世界中の企業を食べ尽くす(China gobbles up companies across the world)」(米金融ニュースサイトの「マーケットウォッチ」)──。ドラゴンとは中国のことだ。

  • the next Lehman(第2のリーマン)

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    the next Lehman(第2のリーマン)

    2016年03月26日号  

    年明け以降、欧州金融界を中心に「第2のリーマン・ブラザーズ(the next Lehman Brothers)」「リーマン・ブラザーズ2.0(Lehman Brothers 2.0)」といった言葉が飛び交った。念頭にあるのはドイツ最大の銀行であるドイツ銀行のことだ。

  • Brexit(ブレグジット)

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    Brexit(ブレグジット)

    2016年03月19日号  

    欧州が相次ぐ危機に見舞われている。数十万人規模に膨らむ難民危機やドイツ銀行の大幅赤字など金融危機に加えて、いわゆる「ブレグジット(Brexit)」危機にも直面しつつあるのだ。

  • super-unicorn(スーパーユニコーン)

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    super-unicorn(スーパーユニコーン)

    2016年03月12日号  

    ユニコーン(unicorn)、デカコーン(decacorn)、そしてスーパーユニコーン(super-unicorn)──。IPO(新規株式公開)前の米有力IT(情報技術)企業に多額の投資資金が流れ込み、時価評価(valuation)がつり上がっている。

  • doom loop(破滅のループ)

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    doom loop(破滅のループ)

    2016年03月05日号  

    欧州に続いて日本も1月末にマイナス金利政策(negative interest rate policy)を導入したことで、投資家にとっては中国経済の減速や原油価格の急落に加えて新たな不安材料が出てきた。「破滅のループ(doom loop)」だ。

  • FANG selloff(ファング売り)

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    FANG selloff(ファング売り)

    2016年02月27日号  

    米ニューヨーク株式市場において、いわゆる「ファング売り(FANG selloff)」が加速し、年明け以降の下げ相場を主導する格好になっている。ファングとは、米フェイスブック、米アマゾン、米ネットフリックス、米アルファベット(グーグルの持ち株会社)の主力IT(情報技術)4銘柄を指す。それぞれの頭文字を取って「FANG」となる。米経済テレビ局CNBCの人気司会者ジム・クレーマー氏の造語でもある。

  • most valuable company(最も価値ある企業)

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    most valuable company(最も価値ある企業)

    2016年02月20日号  

    収益力(earnings power)で見ると、米アップルはIT(情報技術)業界で突出している。米グーグルを傘下に持つ持ち株会社アルファベットもかすんでしまうほどだ。2015年10~12月期決算を見てみよう。アップルは売上高で過去最高の759億ドル(約9兆円)、純利益でもやはり過去最高の184億ドル(約2兆2000億円)を記録。3カ月間なのにアルファベットの年間売上高(750億ドル)と並び、アルファベットの年間純利益(163億ドル)を大きく上回っている。

  • earnings recession risk(収益リセッション入りリスク)

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    earnings recession risk(収益リセッション入りリスク)

    2016年02月13日号  

    米主要企業の2015年第4四半期(10~12月)決算発表が本格化し、投資家の間に動揺が広がっている。ここにきて企業収益の低下(corporate earnings slowdown)が鮮明になりつつあるからだ。

  • oil bust(石油倒産)

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    oil bust(石油倒産)

    2016年02月06日号  

    原油価格が一時1バレル=30ドル台を大きく割り込む状況下で、米国が2008年のリーマンショック以降で最悪の「石油倒産(oil bust)」に見舞われている。

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記者の目

  • 編集部 千本木啓文

    「儲かる農業」の秘訣はまだまだ開発途上だ

     祖母が「初めてトマトを食べたときは、こんな臭い食べ物があるのかと驚いた」と話していたのを思い出します。確かにトマトには独特のにおいがあります。
     思えばセロリやピーマンなど、なぜメジャーになっているのか不思議な野菜は少なくありません。納豆やチーズなどの発酵食品もしかりです。こうした食品の奇跡的な普及を踏まえれば、農家が儲かる新しい食品や販売方法はまだまだあるはずです。本誌に登場する農家たちは、常識にとらわれない発想で儲かる農業を実現してきました。
     片や、一部のJAは家電や宝石を組合員に売る内向きのビジネスを続けています。消費者や農家を喜ばせる夢のある仕事をした方が楽しいと思うのですが。

  • 編集長 深澤 献

    農業と地方創生に共通する「補助金漬け」の弊害

     コメの減反に協力した農家に支払われていた10㌃当たり7500円の補助金が、今年から廃止されます。
     ところが政府は、環境激変を避けるためか、家畜の餌になる飼料用米の生産農家への補助金を拡充しました。その額10㌃当たり10万円超。これはまさに農家にとってもおいしい“餌”で、事実、飼料用米生産農家の収入の93%が補助金だそうです。これでは自立した農家は増えません。
     一方、今号から木下斉さんの連載小説「シャッターがなくなる日」が始まりました。地方のシャッター商店街再生の物語ですが、地方創生の現場もまた、農業と同じく補助金漬け。地域の人々が自分の頭で考えて、自らの未来を切り開くことを妨げる原因になっていると感じます。

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