記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!310

  • 自民党大会のあいさつにヒント衆院解散は来年秋になる公算大

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党大会のあいさつにヒント 衆院解散は来年秋になる公算大

    2017年03月18日号  

     「またぞろ」と言っていいだろう。「衆院解散」の4文字が新聞紙上に散見されるようになった。「4月解散」から「年内解散」、そして「任期満了(来年12月)解散」まで、それぞれに根拠を持つ解散時期が取り沙汰される。もちろん、それを決断するのは「伝家の宝刀」である解散権を握る首相、安倍晋三しかいない。

  • 安倍1強時代を揺るがすリスク森友学園問題で一躍「渦中の人」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    安倍1強時代を揺るがすリスク 森友学園問題で一躍「渦中の人」

    2017年03月11日号  

    3月5日の自民党大会は名実共に「安倍1強時代」を確定する一大セレモニーといっていい。これまで「2期6年まで」とされた自民党総裁の任期が党則変更により「3期9年」に。安倍晋三にその意思があれば、2021年9月まで総裁の座にとどまることができるからだ。

  • 日本が見逃せないトランプ発言背後に米エネルギー政策の転換

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    日本が見逃せないトランプ発言 背後に米エネルギー政策の転換

    2017年03月04日号  

    「メディアは私に感謝しないが、少なくとも日本は(私に)感謝している」米大統領のドナルド・トランプは2月18日、米南部フロリダ州で行った演説で日本に言及した。トランプが持ち出したのは首相の安倍晋三と行った日米首脳会談でのエピソードだった。

  • 日本政府内に異なる二つの見方北朝鮮、金正男氏殺害の深層

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    日本政府内に異なる二つの見方 北朝鮮、金正男氏殺害の深層

    2017年02月25日号  

    まるで映画の「007」シリーズのような事件が起きた。13日午前9時ごろ、マレーシアのクアラルンプール国際空港で北朝鮮の朝鮮労働党委員長金正恩の異母兄、金正男(45)が殺害された。韓国メディアの報道などを総合すると、女2人が毒物を使って実行に及んだというのだから言葉を失う。北朝鮮はその前日の12日には、今年になって初めて新型の中距離弾道ミサイル「北極星2」を発射している。この発射は首相の安倍晋三と米大統領のドナルド・トランプとの“蜜月会談”の最中だった。

  • 東京の中心で吹きすさぶ小池劇場「安倍1強」の権力構造に影響

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    東京の中心で吹きすさぶ小池劇場 「安倍1強」の権力構造に影響

    2017年02月18日号  

    並ぶ官庁 広場 濠(ほり) 帝(みかど)の宮居(みやい)とりめぐり わが千代田区に誉あり 大東京の中心地 江戸の名残も風情にて ここを都の都ぞと 澄めり千代田の城の月 これは昭和32(1957)年に発表された東京都千代田区の「区歌」の1番。作詞は佐藤春夫、作曲は山田耕筰だ。この区歌に盛り込まれた通り、皇居を取り囲むように国会、首相官邸、最高裁判所、そして霞が関の官庁街。まさに日本の首都東京の、そのまた中心である千代田区長選挙で東京都知事、小池百合子による“小池旋風”が吹き荒れた。

  • 圧倒的存在感を示す「内政の菅」対トランプ外交にも積極関与

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    圧倒的存在感を示す「内政の菅」 対トランプ外交にも積極関与

    2017年02月11日号  

    「横紙破り」「横車」「横暴」──。米国大統領にドナルド・トランプが就任してわずか2週間というのに、その言動は米国内だけでなく国際社会を巻き込む巨大な“台風”となっている。そのためだろう。トランプが発する言動の数々に「横」の字が付く言葉が浮かぶ。しかも“トランプ台風”はしばしば日本を直撃する。トランプは大統領選の段階からしばしば「JAPAN」に言及していたが、就任後の方がより具体的で過激な発言で対日批判をエスカレートさせている。

  • 対日で厳しい要求は避けられずトランプ登場は「平成の黒船」か

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    対日で厳しい要求は避けられず トランプ登場は「平成の黒船」か

    2017年02月04日号  

    「国民1人当たり100ドルの外国製品を買ってください」──。1985(昭和60)年4月9日。首相の中曽根康弘(当時)がパネルを横にして、指し棒を使いながら国民に呼び掛けた。今でこそ見慣れた光景になっているが、首相が記者会見でパネルを使って説明したのはこれが初めてだったように思う。

  • 「メイ・トランプショック」で大きく揺れる通商外交の2本柱

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「メイ・トランプショック」で大きく揺れる通商外交の2本柱

    2017年01月28日号  

    「部分的に欧州連合(EU)のメンバーになるような中途半端なことはしない」──。英首相のテリーザ・メイはかつて強い英国を蘇らせたマーガレット・サッチャーを彷彿とさせた。英国が国民投票の結果、僅差でEU離脱を決めたのは昨年6月。

  • 強い対抗措置で緊張する日韓“出口論”の鍵握る二階幹事長

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    強い対抗措置で緊張する日韓 “出口論”の鍵握る二階幹事長

    2017年01月21日号  

    「在釜山日本国総領事館に面した歩道に少女像が設置されたことは、日韓関係に好ましくない影響を与える」2017年の日本外交は6日午前の官房長官、菅義偉の発言で始まった。菅はいつもの通り淡々とした表情ながら、言葉には力がこもっていた。この後、韓国に対する強い外交上の対抗措置を発表した。

  • 2017年政局を動かす最大のテーマは天皇陛下の退位問題か

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    2017年政局を動かす最大のテーマは 天皇陛下の退位問題か

    2017年01月14日号  

    穏やかな正月晴れに恵まれた2日、皇居に向かう人波が続いた。天皇陛下が新年に当たり人々から祝賀を受ける新年一般参賀が午前と午後、計5回行われたからだ。参賀に集まったのは平成に入って2番目に多い9万6700人。宮殿・長和殿のベランダに立たれた陛下は短くあいさつされた。

  • カジノ解禁法がついに成立も代償として公明党との間に溝

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    カジノ解禁法がついに成立も 代償として公明党との間に溝

    2016年12月24日号  

    「永田町から“策士”が全くいなくなった」。長く自民党の国会対策に関わってきたベテラン職員はこう嘆いた。与野党共に行き当たりばったりの国会運営の果てに臨時国会は2度延長され、15日未明まで意味のない審議を続けた。その結果ようやく統合型リゾート施設(IR)を推進するカジノ解禁法が成立したが、代償はあまりに大きかった。

  • 絶妙のタイミングで決まった歴史的な安倍首相の真珠湾訪問

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    絶妙のタイミングで決まった 歴史的な安倍首相の真珠湾訪問

    2016年12月17日号  

    「おめでとうございます」。首相の安倍晋三の前に出された白い皿にはチョコレートでお祝いのメッセージが書かれていた。5日午後7時すぎ。東京・銀座のステーキ店「銀座ひらやま」のカウンター席。安倍はこの日、第1次政権を含めて在任日数が1807日に到達した。元首相中曽根康弘を抜いて戦後の歴代首相では第4位になった記念日でもあった。

  • 競技場見直しで森元首相と激突包囲される小池都知事の正念場

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    競技場見直しで森元首相と激突 包囲される小池都知事の正念場

    2016年12月10日号  

    「まだ東京都知事選は続いている」──。その光景を見て、誰もがこんな感想を抱いたのではないか。「あとしばらくはお時間を頂戴したい。クリスマスまでに結論を出したい」「クリスマスまでに何をおやりになるんですか」東京都知事の小池百合子と元首相で東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗との間で再び激しい火花が散った。

  • プーチンが突き付けた“挑戦状”日本外交の戦略見直しは必至

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    プーチンが突き付けた“挑戦状” 日本外交の戦略見直しは必至

    2016年12月03日号  

    「欧州情勢は複雑怪奇なり」。太平洋戦争突入の2年前、1939年8月、当時の首相、平沼騏一郎は歴史に残る言葉を口にして内閣総辞職した。日本が頼みとしたドイツが、日本にとって仮想敵国であった旧ソ連と「独ソ不可侵条約」を結んだことに強い衝撃を受けたからだ。

  • 安倍がトランプとトップ会談TPP実現に日米新時代を模索

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    安倍がトランプとトップ会談 TPP実現に日米新時代を模索

    2016年11月26日号  

    「あと1年をかけて(トランプを)説得してみようと思う」首相の安倍晋三は次期米大統領にドナルド・トランプが決まったことで、「風前のともしび」に見える環太平洋経済連携協定(TPP)の発効に向けて粘り強くトランプに働き掛ける考えを周辺に漏らしている。外務省幹部も「TPPは死んでいない」と語る。安倍が世界のリーダーの中で真っ先にトランプとのトップ会談を決めた背景にも、TPPの成就に対する強い執念があるようだ。

  • トランプの地滑り的勝利で始まった未知なる対米外交

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    トランプの地滑り的勝利で始まった未知なる対米外交

    2016年11月19日号  

    日本の選挙報道でいえば、「地滑り的勝利」ということになるだろう。米大統領選挙で大勝利を収めたのは実業家のドナルド・トランプ(共和党)。8日夜(日本時間9日午前)から始まった、米国からの開票速報を伝えるテレビ番組で使われている米国の地図が次々に共和党のカラーである赤に染まっていく。日本政府にとっては“悪夢”のような光景だったに違いない。

  • 脚光浴びる小池、ヒラリー、朴3人が左右する日米韓の行方

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    脚光浴びる小池、ヒラリー、朴 3人が左右する日米韓の行方

    2016年11月12日号  

    国の内外を問わず、この1週間の「ニュースの主役」はいずれも女性だ。国内では引き続き東京都知事、小池百合子がメディアを独占した感がある。来年夏の東京都議会議員選挙をにらんで「希望の塾」を発足させた。10月30日の開講式に集まった受講生は2900人に上る。この日は都知事選で自民党本部の意向に逆らって小池支援に回った小池の地元の東京・豊島区議7人に通告された離党勧告への回答期限の日とも重なった。

  • 二階幹事長のシナリオ通り二つの補選で自民党が完勝

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    二階幹事長のシナリオ通り 二つの補選で自民党が完勝

    2016年11月05日号  

    それぞれに特色を持っていた衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙が終わった。結果は自民党幹事長、二階俊博が描いたシナリオ通りの「負けない候補者選び」が奏功し、自民が“完勝”した。東京10区は東京都知事に転出した小池百合子が当選を重ねた選挙区。小池の支援なくして当選はおぼつかない。

  • 新潟県知事選の敗北で露呈した電力会社と自民党の思わぬ苦境

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    新潟県知事選の敗北で露呈した 電力会社と自民党の思わぬ苦境

    2016年10月29日号  

    「越後から政治が変わる」──。元首相の田中角栄の登場以来、新潟の選挙は数々のドラマを生み、国政に強い影響を与えてきた。古くは全国最強の後援会組織といわれた「越山会」を後ろ盾に、圧倒的な強さを誇った「角栄選挙」は今も永田町の語り草だ。中でも1983年12月のロッキード選挙は、日本の選挙史に特異な足跡を刻む。

  • 八面六臂の二階幹事長が投げた新たな“爆弾”は本物なのか

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    八面六臂の二階幹事長が投げた 新たな“爆弾”は本物なのか

    2016年10月22日号  

    自民党の幹事長に二階俊博が就任して約2カ月半。「八面六臂(はちめんろっぴ)」の言葉が浮かぶ。その意味を『広辞苑』で調べると、こう記述されている。「八つの顔と六つのひじ。転じて、一人で数人分の手腕を発揮するたとえ」まさに八面六臂の活躍を見せるのが二階だ。8月3日に77歳で政権与党の幹事長に就任してからの二階の言動は、確実に「安倍1強」といわれる政治構造を変えつつある。

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記者の目

  • 編集部 鈴木崇久

    社長の仕事と自分の仕事の共通点

     誰も知らない重要な情報を届けたい。そんな仕事なので、公表資料にはあまり興味がそそられません。
     ただ、今回はランキングの作成に当たって、投資家向けの社長メッセージを読み込みました。「そこに社長の力量がにじみ出る」という取材先の助言があったからです。
     確かに個性が出ていて面白い。特に印象に残ったのは丸井グループの青井浩社長。冒頭から「小売・金融一体の独自のビジネスモデル」がなかなか投資家に納得してもらえないと打ち明けて引き付け、動物でも植物でもあるミドリムシと同様、小売・金融両方あっての丸井だと力説します。
     分かりやすく、面白く要点を伝えることが重要なのは自分の仕事も同じ。勉強になりました。

  • 編集長 深澤 献

    一番難しいのは正しく褒める記事

    「良い社長」といっても、誰にとってなのかで結果は変わってきます。相手は株主・投資家なのか、従業員なのか、あるいは顧客・取引先か。また、アンケート方式なら回答者の属性に左右されるでしょうし、複数の指標の積み上げならその〝設計〟がものをいいます。
     今回は株主総会シーズンに合わせ、対投資家、つまり株式市場における最優秀社長をランキングしてみました。
     新人記者時代、上司に「企業記事というのは、粗を探して批判するのは簡単で、それでいて賢そうに見える。でも一番難しいのは正しく褒める記事なんだ」と教えられました。本誌にしては珍しく(?)、“良い順”のランキング。上位の方々に気味悪がられなければいいのですが。

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