記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!276

  • 増幅する舛添責任論それでも自民党が辞めさせたくない訳

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    増幅する舛添責任論 それでも自民党が辞めさせたくない訳

    2016年06月18日号  

    「違法性はないが不適切」──。このフレーズが何度登場しただろうか。6日に行われた東京都知事、舛添要一の政治資金の「公私混同問題」をめぐる記者会見。舛添に調査を依頼された2人の弁護士の指摘はこの言い回しの繰り返しだった。

  • 自民党総裁の任期延長という消費増税先送りに隠された意図

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党総裁の任期延長という 消費増税先送りに隠された意図

    2016年06月11日号  

    「蛇が出そうで蚊も出ない」とはこのことをいうのだろう。衆参同日選をめぐる攻防が最終局面を迎えた5月29日。副総理兼財務相の麻生太郎が富山市でほえた。「(2014年衆院選で)消費税を1年半後の17年4月から上げますと言って当選したのだから、再び延ばすなら1回選挙をして信を問わねばならない」この前日の土曜日の夜、首相の安倍晋三が首相公邸に麻生を筆頭に自民党幹事長の谷垣禎一、官房長官の菅義偉という政府、自民党の最高幹部を集めて通告した。

  • 消えては浮かんだ衆参同日選説見送りの決定打は沖縄軍属事件

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    消えては浮かんだ衆参同日選説 見送りの決定打は沖縄軍属事件

    2016年06月04日号  

    「猫の目政局」とはまさにこのことだ。年初から浮かんでは消え、消えては浮かんできた衆参同日選挙が突然のように終息を迎えた。首相の安倍晋三は5月24日昼、公明党代表の山口那津男を首相官邸に呼び、「同日選見送り」を伝えた。理由は二つ。(1)なぜ解散するのか大義がない、(2)熊本地震の余震が続いており、国民世論の支持が得られない──。そしてその数日前に明らかになった元米海兵隊員の軍属(32)による沖縄の女性会社員(20)死体遺棄事件も、同日選見送りに大きく影響したことは間違いない。

  • 衆参同日選挙の見立てが再浮上首相が解散にこだわる裏事情

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    衆参同日選挙の見立てが再浮上 首相が解散にこだわる裏事情

    2016年05月28日号  

    5月18日午後、国会議事堂3階の衆院第1委員会室は不思議な空気に覆われていた。この国会で初めて、そして最後の党首討論。その空気を生み出した背景には、6月1日の会期末まで残すところ2週間というタイミングで、首相の安倍晋三が二つの重大決断を表明するかもしれないとの見方が飛び交っていたことがあった。

  • オバマ米大統領の広島訪問は首相にも大きな政局的効果

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    オバマ米大統領の広島訪問は 首相にも大きな政局的効果

    2016年05月21日号  

    米大統領、バラク・オバマの広島訪問が決まった。5月10日午後9時すぎ、首相の安倍晋三が突然、記者団の前に現れた。 「今月27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)終了後、オバマ大統領と共に被爆地、広島を訪問することを決定した。オバマ大統領の広島訪問を心から歓迎する」広島への原子爆弾投下から実に71年。米国の大統領が広島に足を踏み入れたことは一度もない。日本の政府高官の一人もオバマの広島訪問が決まった後、こう語った。

  • 首相の解散意欲は消えていない依然としてくすぶる衆参同日選

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    首相の解散意欲は消えていない 依然としてくすぶる衆参同日選

    2016年05月14日号  

    通常国会は会期末の6月1日まで約20日を残すだけになった。毎年1月に召集される通常国会には二つの節目がある。まず政府の最優先課題である本予算の成立時。そして4月29日の昭和の日から5月5日のこどもの日までの大型連休だ。この時期は国会が事実上休会となり、国会議員は永田町から姿を消す。一見すると政治の流れは止まったように思える。

  • 地震で白紙になった衆参同日選消費増税先送りは決断時期に幅

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    地震で白紙になった衆参同日選 消費増税先送りは決断時期に幅

    2016年04月30日号  

    「天災は忘れたころにやって来る」──。物理学者で夏目漱石の門下生だった寺田寅彦が残したとされる警句だが、平成の時代に入ってから天変地異が続発し、もはやこの警句は通じなくなった感がある。

  • 記者と税務当局の二大ルートが解明するタックスヘイブンの闇

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    記者と税務当局の二大ルートが 解明するタックスヘイブンの闇

    2016年04月23日号  

    いわゆる「パナマ文書」と呼ばれる機密文書が、世界の名だたるトップリーダーの足元を直撃している。すでにアイスランドの首相、グンロイグソンは辞任に追い込まれており、なお影響は拡大、拡散の気配だ。パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」はタックスヘイブン(租税回避地)を利用した資産隠しの手助けをしていたとされ、事の発端はその保管記録が流出したことだ。

  • 衆院本会議場の空席が暗示する国会議員のTPPへの無関心

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    衆院本会議場の空席が暗示する 国会議員のTPPへの無関心

    2016年04月16日号  

    今月5日の午後、衆院本会議場に足を運んだ。目的は二つ。まず、この日から審議入りした環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案をめぐる与野党の対応と、核安全保障サミットに出席していた首相、安倍晋三の帰国を受けて、永田町に「衆参同日選挙」の風が吹いているかどうか、その空気感を探るためだ。

  • 異例の花見で始まった「後半国会」衆参同日選巡り与党党首が会談

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    異例の花見で始まった「後半国会」 衆参同日選巡り与党党首が会談

    2016年04月09日号  

    通常国会は次年度の予算成立が折り返し点と位置付けられ、成立前は「前半国会」、成立後が「後半国会」と呼ばれる。今年は2016年度予算が3月29日の参院本会議で成立、早くも後半国会入りした。過去には予算成立のハードルを越えられず、首相退陣に追い込まれた竹下登らがいる。それほど予算成立は政権にとって重要な意味を持つ。

  • 現実味増してきた二大政治潮流消費増税の再延期と衆参同日選

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    現実味増してきた二大政治潮流 消費増税の再延期と衆参同日選

    2016年04月02日号  

    政治の流れはあるレベルに達すると、しばしば当事者たちの思惑や想定をはるかに超えるエネルギーを発散する。小さな水路をつくったつもりが、意図せざる大量の濁流が押し寄せ、ついには制御不能となるようなものだ。まさしく現状は、首相の安倍晋三が自らつくり出した政治潮流をコントロールできるかどうかの瀬戸際に身を置いているのかもしれない。

  • 参院選に向け“横綱”が仕掛けた「自公vs民主・共産」の対決構図

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    参院選に向け“横綱”が仕掛けた 「自公vs民主・共産」の対決構図

    2016年03月26日号  

     3年に1度の参院選。投票日は7月10日が有力になっているが、早くも与野党の攻防が始まった。選挙の勝敗を分ける大きな要素に「土俵づくり」がある。与野党のどちらが選挙の争点、対立の構図をつくることができるか。相手を自分の土俵に引きずり込んだ方が勝利への道を切り開くことができる。約3カ月後に迫る参院選の公示に向けてまず先手を打ったのが首相の安倍晋三。大相撲に例えるなら横綱の方が仕掛けた図式だ。

  • 国と沖縄 辺野古訴訟で急転和解裏にある首相のしたたかな思惑

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    国と沖縄 辺野古訴訟で急転和解 裏にある首相のしたたかな思惑

    2016年03月19日号  

    沖縄・米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題をめぐる国と沖縄県による訴訟合戦が思いも寄らぬ展開を見せた。3月4日、突如として首相の安倍晋三が福岡高裁那覇支部の示した和解勧告の受け入れを決めたのだ。

  • 誤算続きの米大統領選で膨らむ日本政府の懸念

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    誤算続きの米大統領選で膨らむ日本政府の懸念

    2016年03月12日号  

    米大統領選が大変な盛り上がりを見せている。これほど強い関心を集めた大統領選は記憶にない。言うまでもなく政治経験の全くない不動産王、ドナルト・トランプ(69)が共和党の指名を争う予備選で、他を圧する強さを発揮しているからだ。差別用語乱発の過激発言など、型破りなトランプに対する選挙戦前の日本政府の評価は「泡沫候補」。ところが、いざ予備選が始まると快進撃が止まらない。

  • 3桁あれば逆転可能が経験則政権奪取へ民主・維新が新党結成

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    3桁あれば逆転可能が経験則 政権奪取へ民主・維新が新党結成

    2016年03月05日号  

    「民・維、来月にも合流」(朝日新聞)、「民主・維新 来月新党」(毎日新聞)、「反安保法 野党連携が加速」(東京新聞)。2月24日、東京で発行される一般紙6紙のうち3紙が、民主党と維新の党が新党結成で基本合意したニュースを朝刊1面のトップ記事に据えた。政治記事の中でもいわゆる「野党モノ」が1面トップに載ったのは久しぶりだ。

  • 不祥事、問題発言、政策不信で自民党に吹く参院選の「逆風」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    不祥事、問題発言、政策不信で自民党に吹く参院選の「逆風」

    2016年02月27日号  

    3年に1度必ず巡ってくる参院選はノルディックスキーのジャンプ競技に似ている。どんなに実力があってもジャンプの瞬間の風向きや強弱で、結果が大きく左右されるからだ。

  • 沸騰する北朝鮮の地政学リスク瀬戸際外交に苦慮する安倍政権

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    沸騰する北朝鮮の地政学リスク 瀬戸際外交に苦慮する安倍政権

    2016年02月20日号  

    オレンジ色の飛翔体が白煙を引きながら青空に向かって上昇する。2月7日午前9時半すぎ。テレビ朝日のカメラが捉えた映像が事態の深刻さを浮き彫りにした。北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイル。1月6日の核実験に続き北朝鮮の軍事技術の進展を誇示しているかのようだった。

  • 甘利氏辞任劇めぐる二つのなぜ後任人事と直後のマイナス金利

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    甘利氏辞任劇めぐる二つのなぜ 後任人事と直後のマイナス金利

    2016年02月13日号  

    「紙袋に入った菓子折りとのし袋」──。ほとんど忘れていた古典的な政治家への金品の受け渡し。それも大臣室でというのだから驚きだ。自他共に認める「アベノミクス」の司令塔だった甘利明は、自らの事務所の「政治とカネ」の問題をめぐる調査結果を明らかにした上で、経済再生担当相の辞任を表明、首相の安倍晋三に辞表を提出した。

  • 衆院解散と密接に絡み合う甘利経済相の辞任と選挙改革

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    衆院解散と密接に絡み合う 甘利経済相の辞任と選挙改革

    2016年02月06日号  

    経済再生担当相、甘利明の「政治とカネ」をめぐる「週刊文春」報道をきっかけに国会の様相が一変した。衆参両院で開かれた代表質問は甘利の進退問題に集中。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉をけん引してきた甘利の進退は首相、安倍晋三の任命責任にも直結するからだ。このため、1月28日に発売された文春の続報には強い関心が集まった。発売前日の午前中には最新号のコピーが永田町に出回ったほどだ。それを読んだのだろうか。安倍は27日午前の参院代表質問の答弁で強気に転じた。

  • 自民の足すくう「甘利ショック」通常国会は一転、視界不良に

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民の足すくう「甘利ショック」 通常国会は一転、視界不良に

    2016年01月30日号  

    永田町に妙な風が吹き始めた。まだ風力も風向きも不明だが、いつ猛烈な突風になるかも分からない。そのきっかけは1月21日発売の「週刊文春」が報じた、経済再生担当相の甘利明をめぐる「政治とカネ」の問題だ。文春によると、甘利と秘書が建設会社への口利きで多額の金を受け取ったというもの。

タブレット・スマートフォンでも誌面がそのまま読める
週刊ダイヤモンド電子版も好評発売中!

記者の目

  • 副編集長 山口圭介

    ソフトバンク特集を機に極限ダイエット宣言!

     76㌔──。今の私の体重です。大学卒業時の体重は49㌔。あまりに太り過ぎて、久しぶりに会った実の親から「成り済まし」を疑われました。
     ソフトバンク特集で孫さんの元参謀を取材するため、転職先のRIZAP本社を訪ねました。実は私、4年前にRIZAPで極限ダイエットに挑戦しました。結果は2カ月で11㌔痩せたものの、すぐにリバウンド。4カ月で13㌔増という惨敗を喫しました。
     RIZAP本社を訪ねた際、再びムクムクとダイエット欲が湧いてきました。
     ここで宣言します。次に編集後記を書く際は10㌔以上痩せていると! 宣言して自分を追い込む作戦です。まあ、二度と編集後記を書かないかもしれませんが。

  • 編集長 深澤 献

    "ソフトバンクの冒険"に振り回されてきた記者人生

     経済記者としてのスタートは1990年代初頭、パソコン勃興期のソフトウエア業界の担当でした。当時、ソフトバンク(SB)は知る人ぞ知る新興企業。94年の株式公開を挟み、海外企業の買収で急拡大していく過程を必死で追い掛けたものです。
     90年代の終わりに小売業担当に替わったころ、SBは電子商取引に注力し始めます。不振をかこっていた旧来型の小売事業者を脅かす存在として取材する機会が増えました。
     次に担当したのが通信業界。すると後を追うようにSBも通信業に進出し、またもやメーン担当に。その後、副編集長としてIT、インターネット産業をカバーするようになって今に至る……。結局ずっと"SBの冒険"に振り回されてきた気がします。

全国書店リストバナー 「学割」 定期購読なら約57%オフ!
読者アンケート 書籍10冊の中から、お好きな1冊が抽選で毎号5名様に当たる! いますぐ資料請求!