記事一覧:為替市場 透視眼鏡62

  • ドル円は110円付近で膠着年内120円目指す下地不変

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    ドル円は110円付近で膠着 年内120円目指す下地不変

    2017年04月15日号  

    ドル円相場は、予想より早まった3月米利上げ後も、110円近くへ重くだれている。利上げ前に115円台に上昇したが、膨らんだ買い持ちポジションが売り戻された。この「織り込み済み」現象に加え、トランプ米大統領がオバマケア改革法案を議会との調整難航で取り下げざるを得なくなったことが追い打ちをかけた。大統領の他の政策の実現性への疑念が再燃し、ポジション整理に弾みがついた。

  • 1ドル=120円超へ再始動米利上げペースはゆっくり加速

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    1ドル=120円超へ再始動 米利上げペースはゆっくり加速

    2017年03月18日号  

    ドル円相場は、米大統領選挙後から2カ月急騰し、次の2カ月は1ドル=110円台前半で膠着した。しかしこの調整地合いもそろそろ終わるとみる。米大統領は、2月28日の議会演説で、中間層優遇税制、法人税減税、国境税調整、インフラ投資などについて具体的な言及をしなかった。

  • 米経済がドル円決める構図不変積極財政で1ドル120円台へ

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    米経済がドル円決める構図不変 積極財政で1ドル120円台へ

    2017年02月18日号  

    ドル円は「良いトランプ政策」と「悪いトランプ政策」を110円台前半で神経質に両にらみしている。前者は積極財政でドル高、後者は保護主義など反グローバリズムで円高と解釈されがちだ。ただし、誰もがトランプ政策を焦点とする相場はある意味で分かりやすい展開といえる。

  • 米政策次第で年末1ドル125円調整局面では一時110円も

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    米政策次第で年末1ドル125円 調整局面では一時110円も

    2017年01月21日号  

    ドル円の今年末予想を125円へ再度上方修正した。米大統領選挙でトランプ氏が勝利した直後、その積極財政で今年中に米長期金利が2.6%、ドル円も115円へ反発すると予想したが、この水準は選挙後わずか1カ月で実現した。

  • トランプ相場で1ドル115円超米国は来年後半以降4%成長も

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    トランプ相場で1ドル115円超 米国は来年後半以降4%成長も

    2016年12月17日号  

    米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受け、来年のドル円予想を90円台から115円超へ切り替えた。予想の一大転換は節操なく思われるかもしれないが、相場における節操とは有効な予測の根拠に軸足を据えることと考えている。

  • 来年ドル円は90円台半ば新米大統領下で19年まで円高

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    来年ドル円は90円台半ば 新米大統領下で19年まで円高

    2016年10月22日号  

     ドル円相場は100円台にとどまるか否かの分水嶺付近で膠着が続いた。上値は、日本の輸出企業のドル売りに抑えられている。下値は、100円水準を日本の年金など機関投資家や輸入企業が買い支えている。

  • 100円割れならドル円需給激変1ドル=90円台定着の公算高まる

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    100円割れならドル円需給激変 1ドル=90円台定着の公算高まる

    2016年09月24日号  

    ドル円相場は底堅さを保てるか、さらに大きく落ち込むかの重要な節目である100円近くで膠着している。今年の急激な円高・ドル安を受け、対応に遅れた輸出企業や投資家のドル売りが上値を抑える一方、100円という水準は日本の輸入企業や一部機関投資家のドル買いに下支えされている。

  • ドル指数のスマイルカーブは対円でほほ笑まず年末94円へ

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    ドル指数のスマイルカーブは 対円でほほ笑まず年末94円へ

    2016年08月27日号  

    今年の世界の為替相場の基本テーマに、図に示したドル指数(各為替レートを貿易量で加重平均したドルの総合為替レート)のスマイルカーブ(水色U字線)を据えている。世界が先行き不安でリスク投資に消極的になる状況(横軸左側)では、特に新興国・資源国通貨が脆弱化し、ドル指数は上昇しよう。

  • 英EU離脱で割を食う日本苦境下の円高で年末1ドル94円

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    英EU離脱で割を食う日本 苦境下の円高で年末1ドル94円

    2016年07月23日号  

    英国は国民投票でEU(欧州連合)離脱、Brexitを選択した。日本はそのとばっちりを受けよう。Brexitは、米景気の鈍化で世界は回復に向かえるのか、という微妙なバランスを直撃した。

  • 1ドル=100円台維持の正念場米停滞と英国民投票が円高圧力

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    1ドル=100円台維持の正念場 米停滞と英国民投票が円高圧力

    2016年06月25日号  

    ドル円は100円台にとどまれるか、重大な岐路に差し掛かっている。ドル安円高を招く基本背景は米国経済の鈍化である。米景気の堅調なしには、日本銀行が追加緩和しても、ドル安円高に傾きやすい。日銀のマイナス金利導入という円安促進策でも、米景気減速過程の円高を阻止できなかった。

  • ドル復調でも当面円高リスク優勢ドル円は100円台前半の攻防へ

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    ドル復調でも当面円高リスク優勢 ドル円は100円台前半の攻防へ

    2016年05月28日号  

    ドル円は2月に下降基調に転じた。数年続いた上昇相場の転換後は、大量に蓄積されたドル買いポジションの処分やヘッジの売りがのし掛かる。日本銀行のマイナス金利導入が円高トリガーとなり、金融政策の信認も一気に後退した。安倍晋三政権は、7月の選挙を控えて円高を何とか抑止したいところだが、米国は日本を為替監視国リストに加えるなど、日本の為替介入に不寛容とみられる。

  • 円は100円台の高値を試す一見正しい円高指標にご用心

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    円は100円台の高値を試す 一見正しい円高指標にご用心

    2016年04月23日号  

    円安サイクルは2月早々に終わった。日本銀行のマイナス金利導入という円安政策が効かないことへの失望が契機となった。ただし、円高を招いた最大要因は米国の景気減速と金利先高観の後退である。米景気の堅調なくして日銀の追加緩和の円安作用は発現しない。

  • 110円割れの円高を警戒相場を見定める4シナリオ

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    110円割れの円高を警戒 相場を見定める4シナリオ

    2016年03月26日号  

    近年のドル円急伸をけん引した3エンジン全てのパワーが落ちている。主エンジンは米景気回復。今年の米経済成長率は1.3%と、近年の2.5%前後から減速しよう。副エンジンの日本銀行の異次元緩和には、もはや相場をサプライズさせ得る政策メニューがない。アベノミクス下では公的年金が、外国証券大量購入で需給支持の補助エンジンとなったが、さらに相場を押し上げるほどの買いは期待し難い。

  • リスクオフ深刻化へ一線越え1ドル105~110円の攻防か

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    リスクオフ深刻化へ一線越え 1ドル105~110円の攻防か

    2016年02月27日号  

    ドル円相場の様相は一変した。1月29日、日本銀行のマイナス金利サプライズを受け、ドル円は一時121円台に反発した。米利上げ後数カ月間のドル円相場は弱含みで推移すると見込まれ、115~120円水準での攻防を覚悟していた。日銀の政策は相場を支える一助になると一瞬安堵した。

  • 米中先行き懸念で円安足踏み強い米指標もドル高不発の場面

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    米中先行き懸念で円安足踏み 強い米指標もドル高不発の場面

    2016年01月30日号  

    「たい焼きの尻尾はマーケットにくれてやれ」。相場のおいしいところを首尾よく取ったら、最後の局面までがっつくな(深追いすると損失を被る)という相場格言だ。2012~14年、私はドル買いにたっぷり餡があると主唱した。15年、相場は尻尾の領域に近づいたが、まだ十分に餡があるうちに、投資の回転を速めて着実な利食いを勧めた。

  • 16年にドルは120円台後半へユーロは120円台を下落

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    16年にドルは120円台後半へ ユーロは120円台を下落

    2015年12月26日号  

     ドル円相場は上昇気流に乗っている。しかし勢いは鈍り、たびたび乱気流に巻き込まれそうだ。1年前に掲げた2015年のこの展望を16年にも引き継ぎたい。一見かく乱的な為替相場には、実はファンダメンタルズに沿った美しい変動ロジックがある。12~14年には120円への円安予想でドル買い持ち戦略を推奨した。

  • ドル円は来年120円台後半へ金融規制強化が相場かく乱要因

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    ドル円は来年120円台後半へ 金融規制強化が相場かく乱要因

    2015年11月28日号  

    FRB(米連邦準備制度理事会)は危機対応のゼロ金利からの脱却に使命感を抱いている。米雇用データの改善を受け、来月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをあらためて示唆した。当欄では1カ月前に、年内利上げは見送られ、ドル円は当面120円前後かと予想したが、市場は再び12月利上げを70%以上織り込み、ドル円は再び一時123円台に上昇した。

  • 年内米利上げ見送りで当面は1ドル=120円挟んで一進一退

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    年内米利上げ見送りで当面は 1ドル=120円挟んで一進一退

    2015年10月31日号  

  • ドル円上昇の長い終盤の始まり来年125~130円で乱高下

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    ドル円上昇の長い終盤の始まり 来年125~130円で乱高下

    2015年10月03日号  

    中国に関して「過度の悲観論」にはくみしない。中国は経済を7%成長へ減速誘導中だが、株価が暴落し、元切り下げで追い詰められているかの心証を市場に与えた。折しも世界では、米国の年内利上げが確実視され、株式・新興国・商品などリスク市場への影響に漠たる不安があった。そこに中国ショックが重なり、恐怖を増幅した。

  • ドル高サイクルは17年まで中国要因での押し目は買い場

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    ドル高サイクルは17年まで 中国要因での押し目は買い場

    2015年09月05日号  

    中国経済の先行き懸念が、新興国・商品相場を圧迫し、先進国の株式市場をも揺るがしている。こうした状況で、米国の利上げが間近との臆測も、市場の漠然とした不安を増幅させたようだ。しかし、中国は何とか経済の軟着陸を果たし、米国は堅調な景気を背景に恐る恐る利上げステップを踏むとのシナリオを変えていない。中国の株安や元切り下げでドル円が反落するなら、慎重に臨みつつも、結局は格好の買い場になろう。

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記者の目

  • 副編集長 藤田章夫

    個人としては通算11本目となる保険特集です

     2006年に「週刊ダイヤモンド」編集部に異動になってからほぼ毎年、保険特集を作ってきました。今号を入れて、その数11本。
     それぞれの特集に思い入れがありますが、印象深い号を思い起こせば、医療保険に絞り込んだ「医療保険に気をつけろ!」(06年)、タイトルが刺激的だった「騙されない保険」(12年)、初めて企画から構成まで全てを手掛けた「保険激変!」(15年)です。
     94ページもの大特集となった今年の保険特集も、印象に残る号になりそうです。
     そして、この号をもって、保険担当が中村記者に代わります。とはいえ金融全般を担当しますので、来年の保険特集100ページ(?)も中村記者&宮原記者と共に作ります。

  • 編集長 深澤 献

    母が買った「顧客本位」に反した個人年金保険

     傘寿を迎えた母が最近、なけなしの老後資金を、銀行に勧められるまま豪ドル建ての個人年金保険につぎ込んだとのこと。
     金融庁はこのところ、「フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)」の旗印の下、金融機関に顧客本位の業務運営を求めています。
     母が買った商品はまさに、外国債券と投資信託、掛け捨ての死亡保険をあえてパッケージ型にして割高の手数料を徴収する顧客本位から懸け離れたもの。昨年9月に出た金融庁の「金融レポート」でも、この手の商品を「顧客のニーズよりも、販売・製造者側の論理で金融サービスを提供しているのではないか」とバッサリ斬っています。購入時に相談に乗ってやれなかったのが悔やまれます。

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