記事一覧:世界遺産を撮る183件
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世界遺産を撮る
ストゥデニツァ修道院(STUDENICA MONASTERY)
2019年12月14日号ストゥデニツァ修道院から長距離バスに乗って首都ベオグラードに戻った。終点の駅前広場の向かい側にある宿に泊まることにした。
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ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト(BUDAPEST,INCLUDING THE BANKS OF THE DANUBE,THE BUDA CASTLE QUARTER AND ANDRASSY AVENUE)
2019年12月07日号ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川によって東西に分けられている。第2次世界大戦やハンガリー動乱で都市は壊滅的打撃を受けたが、その都度修復された。東西ヨーロッパの交差点に位置するため、世界中の商品がここに集まってきて、またここから各地に売られていく。悠久の歴史文化と盛んな貿易をもって「ドナウ川の真珠」と呼ばれる。
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ブリッゲン(BRYGGEN)
2019年11月30日号ブリッゲンはノルウェー語で埠頭の意味。そこに残っている貴重な北欧風木造建築を撮影するためにノルウェーへ2度行った。
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ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸(GIANT'S CAUSEWAY AND CAUSEWAY COAST)
2019年11月23日号旅先で吉田さんという日本人と知り合った。彼は英国北部のウイスキー産地巡りに来たという。午前中、一緒にウイスキー醸留所を回った。最後に試飲。吉田さんは終始興味津々で、「ウイスキーには氷を入れずにまず一口含んでゆっくり味わい、次にぐいと飲むと首の両側の血管がパンと張りポカポカと熱く感じる。これこそウイスキーを飲む快感だ」と教えてくれた。真似したら、まさに快感だった。
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タキシラ(TAXILA)
2019年11月16日号ホテルの前でタクシーを物色すると、おじいさんドライバーが目に付き、安かったのでその人に頼んで出発した。走りだすととてつもなくのろい運転だった。仕方なく「いっそ撮影を」とビデオで風景を撮り始めた。
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チョガ・ザンビール(TCHOGHA ZANBIL)
2019年11月09日号チョガ・ザンビールの遺跡には11の寺院がある。噂によるともともとは22棟を建てる計画だったが、建築過程で外敵の侵略を受けて中断せざるを得なくなったといわれる。
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アボメイの王宮群(ROYAL PALACES OF ABOMEY)
2019年11月02日号王宮を撮影しようと入り口を探すと門が閉まっていた。観光客の若者が「今日は休館日」と教えてくれたが、せっかく来たのに簡単に諦めるわけにはいかない。どこかから忍び込めないかと王宮を囲む塀に沿って進むと半開きの門があった。
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カルタゴ遺跡(ARCHAEOLOGICAL SITE OF CARTHAGE)
2019年10月26日号カルタゴ遺跡を撮影した後に、東京に住み飽きた妻と、チュニジアの首都、チュニスで合流して一緒に砂漠に行った。長距離バスに乗り、昼夜ぶっ通しで8時間。砂漠の縁にあるドーツ村にたどり着いた。
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バンディアガラの断崖(ドゴン人の地) (CLIFF OF BANDIAGARA〈LAND OF THE DOGONS〉)
2019年10月19日号海外で特に気を付けなければならないのはガイドだとよく忠告されるが、酷いガイドでも頼らざるを得ないことも多い。例えばバンディアガラ遺跡に行くにはほとんど道がなく、砕石の谷を探索しながら進むので、ガイドなしでは一歩も進めない。
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ジェンネ旧市街(OLD TOWNS OF DJENNE)
2019年10月12日号アフリカの人々は生まれつき芸術的センスが備わっていると感じる。アフリカ音楽、アフリカダンスは言うまでもなく、アフリカ女性のヘアスタイルやアクセサリーなども、他の地域には見られないほど多種多様である。
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レッドウッド国立及び州立公園(REDWOOD NATIONAL AND STATE PARKS)
2019年10月05日号夜まで撮影し、翌朝のフライトのために車で空港へ向かった。ウトウトしてしまったところで突然、後ろの窓から強い光が差し込み、サイレンの音が近づいてきた。警察だった。
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メサ・ヴェルデ国立公園(MESA VERDE NATIONAL PARK)
2019年09月28日号7世紀ごろからインディアンはここメサ・ヴェルデでトウモロコシや綿を栽培してメキシコ人と通商していたと伝えられる。17世紀にメサ・ヴェルデが発見された時、辺ぴな所に位置していたおかげで4000余りの遺跡は良い状態で保たれている。
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ティカル国立公園(TIKAL NATIONAL PARK)
2019年09月21日号「ティカル」の本来の意味は「精霊の声が聞こえる所」。マヤ人の居住地として造られ、後に彼らの祭りの聖地になったと伝えられる。ホテルのスタッフが「遺跡のある公園の森では夜、毒蛇が木のこずえに掛かっていたり、虎が出没したりする」と言ったが、聞き流していた。
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パハルプールの仏教寺院遺跡群(RUINS OF THE BUDDHIST VIHARA AT PAHARPUR)
2019年09月14日号愛用の撮影ベストの左下のポケットにはニンニクが入っている。衛生状態が不安な場所で、健康を保つための大事な「お守り」だ。
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バゲルハットのモスク都市(HISTORIC MOSQUE CITY OF BAGERHAT)
2019年09月07日号1495年、一人のムスリムの将軍がこの世を去った。その将軍をたたえるために、人々が「将軍墓」を建てたと伝えられている。500年以上の歳月が過ぎた今でもなお、墓を訪れる人は後を絶たない。
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琉球王国のグスク及び関連遺産群(GUSUKU SITES AND RELATED PROPERTIES OF THE KINGDOM OF RYUKYU)
2019年08月31日号来日した義理の両親を沖縄へ連れていった。オーシャンビューのホテルに滞在した両親は大満足。だが実は「假公済私」(公にことよせて私腹を肥やす)の諺があるように、自分なりのもくろみがあった。
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ラサのポタラ宮歴史地区(HISTORIC ENSEMBLE OF THE POTALA PALACE, LHASA)
2019年08月24日号飛行機がラサ・クンガ空港に着陸すると早くも息苦しくなった。医者からは「決して無理しないように」と忠告されていたが滞在はたった3日間。無理しないわけにはいかない。
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ラリベラの岩窟教会群(ROCK-HEWN CHURCHES,LALIBELA)
2019年08月10日号標高2600メートルにある教会群。調べる限り、上空からは教会の十字形屋根しか撮れず、近づくと掘り込んだ教会の深さしか表現できない。いかに十字形屋根と深さを一枚に収めるか。考え抜いて、カメラを長い竹の棒の先端に固定、構図はカメラにスクリーンのあるマイクロビデオを固定して確認することにした。
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シバームの旧城壁都市(OLD WALLED CITY OF SHIBAM)
2019年08月03日号アラビア半島の砂漠にそびえ立つ古い高層ビル群は、蜃気楼のように神秘感が漂う。100年から300年前に建てられたという。
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昌徳宮(CHANGDEOKGUNG PALACE COMPLEX)
2019年07月27日号定刻より遅れて韓国のソウル空港に着いた。15世紀初頭に李朝の太宗が造った離宮(その後、全焼したため17世紀に再興)、昌徳宮へ駆け付けた。だが、入場券の販売はすでに終了。仕方なく周囲に高い建物がないか探してみると、向こうに小さなビルが見えた。
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