記事一覧:From Readers From Editors421

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    2014年5月31日号  

    銀行を担当する前、2月決算が多いとある“情熱と勢いの業界”を担当していた私は、地銀界を回ってみて、それはそれは驚きました。構造不況に陥っているにもかかわらず、再編をめぐる動きがあまりにも少なかったからです。

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    2014年5月24日号  

    海外取材、とりわけ新興国取材に行ってきた記者に共通の行動があります。帰国直後に「どうだった?」と振ると、せきを切ったかのように現地の出来事、取材の成果などを話し始めるのです。

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    2014年5月17日号  

    編集部内でこの間まで隣席にいた中堅の男性記者が、夕方いそいそと取材に出掛けるようになりました。聞けば、今号の特集で、多くの看護師に会わなければならないとのこと。入社以来見たことのない足取りの軽さに「こいつ、合コンと間違ってんじゃないのか」と内心毒づいていましたが、やがてげんなりする表情を浮かべるようになりました。

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    2014年5月3日号  

    「俺の人生も安泰だと思ったんだけどな……」。今号の特集は「年収1000万円の不幸」。打ち合わせの中で、元上司がこう愚痴っていたのがよみがえりました。彼は、私が最初に就職したコンサルティング会社のディレクター(部長に相当)。学生時代、公認会計士試験に合格、押し出しの強さも相まって、出世頭の1人でした。

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    2014年4月26日号  

    特集「ソニー消滅!!」は、かつてないほど苦しみました。特にメインタイトルについては取材チームと悩み続けました。7兆円企業が一夜にして消えることはありません。過剰な表現ではないかと批判を受けるかもしれません。

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    2014年4月19日号  

    SNSは嫌いです。ツイッターは触れたことがなく、フェイスブックは誰ともつながっていません。絵文字や「いいね!」で会話すること自体、信じられません。

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    2014年4月12日号  

    「居酒屋に入って、まずはビール! と頼むように、まずは日経平均ETF(上場投資信託)! という感じで買えばいい」──昨年5月、バブル景気を知るネット証券のある方がこう威勢よく話していました。その翌週、日経平均は1000円以上急落。その後も1日に何百円も上昇、急落する日は珍しくありません。

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    2014年4月5日号  

    大学時代、保険のゼミに籍を置いていたこともあって、親友の多くは保険業界で働いています。今号は「保険を斬る!」、前回の保険特集タイトルは「もう騙されない保険選び」。保険業界に身を置く、わが莫逆の友たちからすれば、「心に逆らうこと莫(な)し」とはいかないでしょう。疎んじられても致し方ありません。しかし、保険という商品は、明らかに経済誌として取り扱うべきテーマです。なぜ、私たちの出番があるのか。特集をとくとご覧ください。

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    2014年3月29日号  

    今号の特集「頼れるクスリ」は、患者にとってうれしい最新薬の動向を徹底解剖する一方、患者をなおざりにする製薬業界の旧態依然にも斬り込みます。1~2年ごとに酒を酌み交わす製薬会社の知人がいます。彼は徹底的なガラス張り主義。医療機関への資金提供額を公表するなどはごく当たり前で、「癒着の温床、旧習を洗いざらい廃していかないと、製薬業界に明日はない」。これは論文不正、奨学寄付金問題が燃え盛る前からの持論でした。

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    2014年3月22日号  

    今号の特集「速効!『営業』学」の講師陣として、現代マーケティングの父とされ、四つのP理論、STP理論などで知られるコトラー氏が登場しています。氏の初の自伝である日本経済新聞連載「私の履歴書」では、「私が出会った中で最も素晴らしい人物」として、マネジメントの父・ドラッカー氏について触れていました。

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    2014年3月15日号  

    注目しているのは、スカイマーク国内線のグリーンシート。会見で超ミニスカ姿の客室乗務員が登場し驚きましたが、リクライニングが深いシートに座り、さらに驚かされました。4月からの商業運航が楽しみです。

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    2014年3月8日号  

    働く人にとって本当にいい会社とは? 今号の特集は、社員の本音からそれを浮かび上がらせます。

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    2014年3月1日号  

    教育社会学者の関心の一つは、子どもの教育格差、教育を通じた階層の固定化の問題です。子どもの学力は家庭環境、親の教育熱の度合い、所得などに影響されます。そもそも、生まれついての能力に違いがあるのは確かです。『教育と格差』(橘木俊詔、八木匡著)では、日本の教育界は「子どもに勉強させることによって、生まれつきの能力差をできるだけ縮小することが先生の役割である、という理想主義に燃えていた」としています。

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    2014年2月22日号  

    本誌の読者ターゲットは、40~50代のビジネスマンです」。でも、これ、読者像について何も言っていないも同然でした。というのも、同僚に私とよく似た属性のこんな人物がいます。「広島県の高校から東京の私大文系に進み、当社入社後はほぼ本誌の編集一筋。

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    2014年2月15日号  

    何か苦手なものとか、アレルギーで食べられないものとかありますか──。会食に誘われたときに、相手からよく聞かれるせりふです。

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    2014年2月8日号  

    大もうけした投資のプロが往々にして、その後もっと大きな金額を失うことになるのはなぜか。ジョン・コーツ著『トレーダーの心理学』はその謎を解きます。どんともうかると気分が高揚し、さらに過度のリスクを取りたくなる。この自信過剰を生み出すのは体内のステロイドホルモンの一つ、テストステロンだといいます。逆に、不合理なまでのリスク回避、悲観には別のステロイドホルモン、コルチゾールが影響しているといいます。

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    2014年2月1日号  

    iモード部隊は当時、本社と離れた場所に居を構えていました。そこには、マリ部屋と呼ばれる場所があり、お酒を飲んでワイワイと議論をしていたと聞きます。本社の偉い人の目に触れない場所にいたのも、斬新なサービスを生むことができた要因の一つだったようです。

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    2014年1月25日号  

    自分の認知と他の認知との間に食い違いが生まれると、その不協和を解消しようとする心理を「認知的不協和」といいます。要は、自分が選択した行動は「間違いなかった」「正解だった」と思いたいというメカニズムのこと。特に高い買い物をしたときに働きやすくなります。

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    2014年1月18日号  

    富裕層の投資に何を学ぶか。彼らの失敗、教訓にこそ学び取るべきことがあります。ありていに言えば「高リターンを得ようとすればリスクも高い」「自分で理解できないものは買うべきではない」。これらは鉄則です。

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    2014年1月11日号  

    ある取材先に「最近、TOEICスコアのノルマを課す企業が増えており、それで英語が嫌いになってしまった人もいる。どうすれば英語を好きになれるのか」と聞きました。取材先いわく、「この国際化時代に、英語を好き嫌い言っている余地はもうない」。その後、20分間説教を食らいました。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…