記事一覧:Close Up709件
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ビットコイン騒動が炙り出す 霞が関の「事なかれ主義」
2014年3月15日号取引仲介業者の破綻で、一大騒動に発展した仮想通貨のビットコイン。規制に向けた議論が始まる中で、中央官庁が長年放置してきたグレーゾーン規制という名のパンドラの箱が開き始めた。
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底打ち反転で消費増税突破!? 牛すき鍋人気に沸く牛丼業界
2014年3月8日号かつては外食の優等生だった牛丼だが、近年は苦境に陥っていた。ところが、この冬、久しぶりのヒットに恵まれ、各社は底を打ったと感じ、その勢いで消費増税を乗り切ろうとしている。
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度重なる大寒波が直撃 撹乱される米経済の実態
2014年3月1日号緩やかな回復基調にあるといわれる米経済だが、度重なる寒波が打撃を与えている。撹乱される経済指標は連邦準備制度理事会(FRB)の意思決定にも大きな影響を与えるだけに注視が必要だ。
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無料通話バイバー買収で 楽天が狙う隠された“資産”
2014年3月1日号楽天が900億円を超える大型企業買収を仕掛けた。このIT企業はまだ赤字だが、楽天のグローバル展開に欠かせない存在となりそうだ。その企業の隠れた価値とは何なのか。
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社長交代でも続く業績低迷 マックが抱えるアキレス腱
2014年2月22日号外食市場が縮小する中、8期も成長を続けてきたマクドナルドが一転して2期連続の減益に陥った。低迷後は戦略が二転三転しているように見える。迷走はいつまで続くのか。
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営業利益1兆円は確実でも ソフトバンクを悩ます内憂外患
2014年2月22日号ソフトバンクが空前の好決算をたたき出し、株価はこの1年間で2倍に跳ね上がっている。だが、その実態は、ビジネスモデルを根底から揺るがしかねないリスクをはらんでいる。
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世界を駆け巡る市場の動揺 浮上する米国景気への疑念
2014年2月15日号世界の市場を覆う不安の目は、新興国から米国に移ってきた。市場参加者は経済指標と米連邦準備制度理事会(FRB)の動向を固唾をのんで見守るが、動揺は簡単には収まりそうにない。
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“太陽光バブル”の終焉で 混沌とする再エネの未来
2014年2月15日号原発事故を受けて、急速に普及した再生可能エネルギーが転換期を迎えつつある。牽引役の太陽光発電に新規参入者が群がる“バブル”は終わりが見え始める一方、次なる起爆剤は見えてこない。
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三菱地所×鹿島で欠陥工事 億ション解約騒動の顛末
2014年2月8日号東京都港区に建つ、完成間近の億ションで、工事に多数の欠陥が見つかり、購入者の契約解除にまで発展した。三菱地所レジデンスと鹿島というビッグネームが組んだ物件に何があったのか。
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金融庁長官が“最後通牒” 地銀、再編検討に待ったなし
2014年2月8日号今年1月、金融庁の畑中龍太郎長官が地方銀行の頭取たちに向けて語った言葉により、地銀界が騒ぎになっている。再編に向けて、具体的に動きださねばならないときが近づいている。
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海運カルテルで巨額課徴金も “密告制度”で処分格差に騒然
2014年2月1日号海運各社が固唾をのんで待ち構えていたカルテル処分案が出された。巨額に上る課徴金もさることながら、申告したものとそうでないものの処分格差に業界は騒然となった。
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成長を求めて巨額M&A サントリー“最後の賭け”
2014年1月25日号サントリーホールディングスが世界有数のバーボンウイスキー、ジムビームなどの製造元ビーム社を約1兆6800億円で買収する。蒸留酒事業世界3位に浮上するが、そのリスクも大きい。
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東芝、英原発会社買収でも 喜べない国内部隊の窮地
2014年1月25日号英国の原子力発電所の運営会社を買収し、原発の新規受注を確実にした東芝。しかし、“原発ゼロ”に苦しむ国内の原発部隊はなぜか冷めていた。そこには東芝独特の構造問題が浮かび上がる。
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エコカー苛烈競争で浮上する 知られざる“燃費偽装”問題
2014年1月18日号2013年の新車販売台数は537万台と大台を超えた。市場を牽引するエコカーのセールスポイントは燃費だ。だが、過度な燃費競争は、日系メーカーの国際競争力を弱めることになりかねない。
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TOPIXを下回る懸念も やがて悲しき? 株価新指数
2014年1月18日号日経平均株価、TOPIXに並ぶ日本株の指標にしようと、新たな指数が導入された。高収益企業への投資を促すとの高邁な理想とは裏腹に、早くも懸念が広がっている。
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【Column】 損保制度を生保代理店が準用 グレーゾーン拡大解釈の歴史
2014年1月11日号委託型募集人は損保代理店の委託型使用人に端を発しており、その歴史的背景を抜きには語れない。話は1996年にまでさかのぼる。56年ぶりに保険業法が改正され、これまで業界横並びだった保険業界に、規制緩和や自由化による競争の促進、生損保の相互参入が解禁された年のことである。
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金融庁の豹変で保険業界激震 迫られる代理店運営の見直し
2014年1月11日号長らくグレーゾーンながらも認められてきたと思われた委託型募集人。ところが年末、金融庁は豹変し、保険業法違反だと断じた。1月には保険会社に対して報告徴求命令を出し、実態把握に乗り出す。
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ワタミを脅かすライバル続々 高齢者向け宅配食市場の白熱
2013年12月28日号飛ぶ鳥を落とす勢いで成長してきたワタミの高齢者向け宅配食事業「ワタミの宅食」が伸び悩んでいる。高齢化の進展で有望なはずの市場に何が起こっているのか。
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量的緩和縮小をいよいよ開始 次期FRB議長に託された難題
2013年12月28日号12月17~18日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、いよいよ量的緩和第3弾(QE3)の縮小開始を決定した。だが、あくまで出口戦略の入り口にようやく立ったにすぎない。
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花王とユニ・チャームが火花 “成熟おむつ市場”が今熱い
2013年12月21日号赤ちゃん用紙おむつ市場が熱い。花王が山形県に国内3番目の工場を新設すれば、ユニ・チャームは新商品投入で対抗。少子化による成熟市場においても、生き残りを懸けた戦いが激化している。