今では想像もできない話だが、19世紀の英国では、自動車は人間より速く走ってはいけなかった。1865年に施行された「赤旗法」は、当時普及し始めた蒸気自動車の走行を規制するもので、安全や道路の保全のため、郊外では時速4マイル(6.4キロメートル)、市内では2マイル(3.2キロメートル)に速度を制限されていた。しかも歩行者や馬を驚かせないよう、赤い旗を持った人間が常に蒸気自動車を先導し、注意喚起をしなければならなかった。

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