本書を手にするまで、すっかり誤解していた。1980年代初頭の高インフレに対し、ボルカーFRB議長が金融政策の操作目標を金利から貨幣供給量に変更したのは、高金利政策への政治的反発を避けるべく、量のコントロールというマネタリストの主張を隠れみのにしたためだと思い込んでいた。当時のマネタリストとケインジアンの政策論争では、前者代表のフリードマン教授も後者代表のブラインダー教授も同様の見解を取っていた。

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