今でも忘れられない。20年前、ボスニア紛争の真っただ中にあったユーゴスラビア(当時)に行った。首都サラエボでは10代の幼なじみ同士がバリケードの手前と向こう側で機関銃を向け合っていた。その光景を目にしたとき、私はそれまで感じたことのない恐怖心に駆られた。不謹慎だが、正直に言えば、「日本の不戦の状態」が心底ありがたく、皮肉にも戦地でその思いを噛みしめた。

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