本書は、独占禁止法の基礎を経済学的観点から長年研究し、公正取引委員会の委員として実務面からも活躍した著者による優れた啓蒙書である。独占禁止法がいかなる役割を果たしているかを、実際の事例に触れながら幅広い議論が展開されている。関連する競争政策の説明も平易にかつバランスよく行われており、この分野になじみのない読者にとっては格好の入門書である。後半では、グローバル化や急速な技術革新の進展に伴う独占禁止法の新たな課題も取り扱われ、全体として読み応えのある本に仕上がっている。

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