ワールドカップ、富士山
あまちゃん後のアイドル

 「政策・社会・暮らし」編の冒頭では、女性の活用をテーマに、さまざまな業界・企業で活躍する女性に登場いただき、その働き方と個々に抱える問題意識について聞きました。インタビューではDeNAの創業者、南場智子さんが登場。政府の成長戦略の柱にも位置づけられている女性の活用について率直かつ厳しい意見を披露してくれました。

 一方、東日本大震災から1000日余りが経過しましたが、被災地の復興に関しては根本匠復興大臣が展望と課題を語ります。その他、雇用、年金・医療、エネルギー政策、憲法改正、iPS細胞による再生医療など、私達の暮らしを左右しそうな問題について、識者の方々が現状解説と将来予測を展開します。

 2020年に向けた政局を予測するのは、本誌「永田町ライブ」の連載でお馴染みの政治コラムニストの後藤謙次さん。3ページにわたり、安倍政権の未来を展望しました。

 最後は「カルチャー」編です。冒頭インタビューは、証券取引法違反での逮捕から懲役2年6カ月の刑期を終え、「ゼロ」からの新たなスタートを切った、ライブドア元CEOの堀江貴文さん。「マインドセット(心の持ち方)を変えれば、誰でも生き方を変えられる」という話を、自身の体験を交えながら熱く語ってくれました。

 2014年に開かれるサッカーのブラジルワールドカップについてはスポーツジャーナリストの中西哲生さんが、予選リーグの結果と決勝トーナメントの組み合わせ、さらに決勝戦までの完全シミュレーションをしてくれました。果たして日本は? そして優勝国は? 予測結果は本誌をお楽しみに。

 アルピニストの野口健さんは、2013年に世界遺産に登録された富士山について、「登録はまだ早過ぎた」と警鐘を鳴らします。野口さんは富士山の世界遺産登録を目指して活動してきた中心人物の一人。その野口さんは今、世界遺産登録抹消の可能性を危惧しています。その理由とは? こちらも詳しくは本誌をご覧ください。

 その他、オタキング・岡田斗司夫さんとライムスター・宇多丸さんという異色コンビによる2013年の映画評、辛口雑誌「家電批評」編集長による「消費増税前に買うべき家電と買ってはいけない家電」、中森明夫さんによる「あまちゃん後に来るアイドル」論なども。とにかく多彩で、盛りだくさんの内容となっています。

本誌100年を飾った
名経営者のインタビュー集

 そして、最後の最後に紹介するのが、とじ込みの特別付録です。

 今号は、全120ページの本特集とは別に、32ページにわたる「The Interview」と題した付録をつけました。「週刊ダイヤモンド」は2013年5月に創刊100周年を迎えましたが、この100年間の誌面を飾った名経営者たちのインタビューを厳選し、再録しています。

 浅野財閥を創った浅野総一郎総帥が語る、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏との“大喧嘩”のエピソードといった日本の経営史の1ページや、豊田喜一郎氏(トヨタ自動車)、松下幸之助氏(パナソニック)、井深大氏(ソニー)、本田宗一郎氏(ホンダ)、中内功氏(ダイエー)ら、伝説の創業者たちの、含蓄に富み、それぞれの時代背景を反映した味わい深いインタビューや、今や大成功を遂げた孫正義氏(ソフトバンク)、柳井正氏(ファーストリテイリング)らが、新進気鋭の“注目株”だったころのインタビューまで、総勢30人が登場します。

 1年の終わりに、われわれが力を振り絞った、まさに渾身の大特集。年末年始のお供に、是非お手に取ってみてください。“保存版”となること請け合いです!

( 「週刊ダイヤモンド」副編集長 深澤 献)