持続的な経済成長の時代は、産業革命をきっかけに始まった。それは、ちょうど議会制民主主義が発達した時代とも重なる。つまり、現代の政治システムは、スタート段階から成長の果実である税収の分配を主たる対象としてきたから、人口オーナス問題に伴うさまざまなコストの分担の決定が苦手なのだ。10年前まで、日本の政治だけが何も決められないと非難されていた。今では多くの先進国も同様だ。経済的な成功故に、出生率の急激な低下が起こり、最も早いタイミングで日本に人口オーナス時代が到来しただけだった。

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