東山彰良『ブラックライダー』が読ませる。時は未来。人が人を食うようになった時代が舞台の小説である。蟲(むし)が蔓延し、こいつも人を食い殺していく。とんでもない設定だが、蟲のついた人を殺して歩くアウトローと、その殺人者を追う保安官が登場するから、未来のウエスタンでもある。そういう小説は駄目だなと思った読者は、いきなり「2」から読むのがいい。ここはアウトローの章だが、結構いい話でもあるので、ぐいぐいと読ませる。その勢いを借りて「1」に戻れば、後は大丈夫。

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