0月22日午後2時。通常なら翌日早朝の出漁に向けて就寝する時刻、長崎県壱岐市内のマグロ一本釣り漁師約300人が、漁を休み市内の集会場に集結した。マグロの全国的な漁獲規制や、マグロ資源保護に対しての世論の喚起を求め結成した「壱岐市マグロ資源を考える会」の設立総会のためだ。「次の世代にマグロを残すためにも、全漁法を通じて国による漁獲規制をしてほしい」と会長の中村稔さんは訴える。収入に影響する漁獲規制を、漁業者自身が求めるのは全国でも例がない。行動に出たのは「このままでは近い将来漁師を続けられなくなる」(中村さん)ほど、資源が激減しているからだ。壱岐市勝本漁協でのクロマグロの漁獲量は、2012年度は05年度の40%にまで落ち込んだ。過去最低水準である。

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