1年前の1999年5月6日の夜。西村正雄・日本興業銀行頭取、杉田力之・第一勧業銀行頭取、山本惠朗・富士銀行頭取が顔を合わせ、3行統合に合意した。世界最大の金融グループ・みずほ誕生の瞬間であり、金融界を大再編へ一気に流動化させる引き金となった。だが―。その5月6日以前の真実は語られたことがない。再編合意前夜、ごく限られた人間たちのあいだで必死の頭脳戦が展開された。互いの思惑と駆け引きと判断が、信任と疑心に揺れながら交錯する。興銀と富士はそれぞれ一勧とだけの2行合併を望んだ。一勧はあくまで3行を主張した―いかにして3行統合はなったか。交渉の舞台裏を1部と2部に分けて検証する。(2000年4月8日号特集「検証ドキュメント 興銀 一勧 富士 三行統合前夜」)

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