「もはや『戦後』ではない」といわれた当時の日本経済は、後に「神武景気」と呼ばれた好景気のただ中にあった(当時、前半は価格の上昇によらず販売量増加による「数量景気」、後半は「投資景気」とも呼ばれた)。しかし、国内における好景気は海外からの輸入を増加させ、国際収支の悪化をもたらす。固定相場を維持しようとすれば、政府・日本銀行は引き締め政策に転じざるを得ない。実際、「神武景気」はそのようにして終わり、1957年半ばに「鍋底不況」に突入していった。

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