効き目がない偽薬(プラセボ)を投与したのに、本物の薬だと信じたために症状が改善することを「プラセボ効果」と呼ぶ。1955年に米ハーバード大学のヘンリー・ビーチャー氏が発表した論文によると、食塩水などの偽薬を投与しても、35%の患者に症状の改善効果があった。その後の研究で、薬の色や形、さらには渡す医者の服装によって、プラセボ効果に差があることがわかってきた。色の持つ心理的なイメージのためか、うつ病に最も効果があるのは黄色い錠剤で、不安を和らげるには緑色が最適だ。興奮を鎮めるためには、赤よりも青が効果的だが、イタリア人はサッカー代表のチームカラーが青のためか例外という

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