7月末、筆者は北京の街を歩いていた。2008年の北京五輪の前後と比べると、交通渋滞は若干緩和し、地下鉄の本数は増え、便利になった。毎朝ランニングをするが、空気は依然汚く、肺が痛くなる。街は落ち着きを見せているようにも感じられた。都市の成熟を意味するのか、景気の後退を意味するのか。ビジネス街として繁栄する長安街の東部エリアにやって来た。2年半前までよく食べていた5.5元のパンが8元に、20元のラーメンが38元に高騰していた。後者に関しては量が少なくなり、麺はコシを失っているようにも感じられた。「なぜこんなに高くなったんですか?」と店員に問うと、「私はアルバイトなんで。わかりません」とのこと。無愛想さは変わらない。

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