濱口雄幸内閣が成立して以降、物価は1年間で24%も下落した。「ダイヤモンド」は、その原因を金解禁(為替相場の回復と公私経済の緊縮節約)と世界的不景気によるものとした。そして、この大きな変化が国民経済にとって意味するところは、「経済界が国際的趨勢に合流したこと、主要商品相場に低落の余地が少くなつたこと、貿易改善の目的が達成されさうな状況になつたこと」であると述べ、「多年変則的状態にあつた経済界が、之れによつて茲(ここ)に初めて常則的状態に復帰したのである」(1930年7月臨時増刊号「物価の劃時代的(かくじだいてき)崩落」)と肯定的に評価した。

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