バングラデシュといえば、近年はアパレル製造業の急成長で注目される国だ。先進国の有名小売企業がバングラデシュの工場に大量のアパレル生産を委託しており、日本のユニクロも調達する。2011年のアパレル輸出は199億ドルに達し、中国の1538億ドル、イタリアの233億ドルに次ぐ世界3位の地位を占めた(WTO調べ)。そのバングラデシュで、政治・社会情勢が動揺している。4月24日、首都ダッカ郊外で8階建てのビルが倒壊、入居していたアパレル工場の労働者ら1000人以上が死亡した。ビルのオーナーや工場経営者は安全管理を怠ったとして逮捕された一方、労働者は労働環境の改善を求めて抗議デモを行い、日系工場も投石を受ける騒動に巻き込まれた。

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