18世紀まで経済成長は人類社会にとり、必ずしも自然なことではなかった。収穫逓減の法則が支配する農耕社会では、生産増が人口圧をもたらすマルサス的制約が働き、1人当たり所得を増やすことはできなかった。ペストなどで人口が大幅に減少すると、1人当たり所得が増え、その豊かさがルネサンスの原動力ともなった。人類がマルサス的制約から解放されたのは、19世紀以降、収穫一定の法則が支配する工業社会に移行し、1人当たり所得を増やすことが可能となったためである。

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