2011年11月16日、ナゴヤドーム。私が率いる中日ドラゴンズと福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第4戦は、2対1とソフトバンクのリードで6回裏を迎えた。ドラゴンズは、先頭の森野将彦がレフト前ヒットを放つと、トニ・ブランコ(現・横浜DeNAベイスターズ)が二塁打で続き、無死二、三塁という大きなチャンスを築く。打席には五番の和田一浩。スタンドが大いに沸き上がる中、和田は相手投手の投球をよく見極めて四球で歩く。無死満塁。一打逆転を期待するドラゴンズファンから大きな歓声が上がった。「参ったな」──。

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