公的債務残高がGDP比で200%に達する日本では、長期金利が急騰すると、利払い費急増で公的債務は雪だるま式に膨張する。そのとき、問題となるのは国債を大量保有する金融機関だ。自己資本の劣化で金融システムが動揺する。長期金利がどの程度上昇すれば、金融システムは危機を迎えるか。2%のインフレが実現する場合、1%の均衡実質金利を前提にすると、長期金利は少なくとも3%程度まで上昇する。長期金利が上昇を始めると、投資家は損失リスクへの見返りとして上乗せ金利(リスクプレミアム)を求めてくる。どの程度になるかは、事前には誰もわからない。

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