経営者は、自らのビジョンに基づき、綿密に計画を立て、着実な実行を求める。それができない経営者の下では企業は失敗し、長期的には生き残れないと多くの人々が思っている。しかし、著者は、経営戦略なんてものはないと喝破し、物事が実際にどのように動いているかを説明する。なぜかわからない慣習がある。なぜ新聞の紙面は大きいのか、なぜ製薬会社は営業活動に巨費を投じるのかと著者は問いかける。これらは欧米よりも日本でこそ深刻な問題だろう。日本の電車のほうが混んでいるのだから、大きい紙面はより不便なはずだ。答えは本書を読んでほしいが、問いかけの新鮮さに感心する。

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