経済学者はよくこんなことを口にする。寡占市場が一般化した工業分野では、文字通りに市場メカニズムが機能することは多分ないが、農業分野であれば今でもかなりの程度期待できるのではないか、と。この考えが正しいとすれば、農業では需要と供給がちょうど均衡して、ムダに廃棄しなければならないような、いわゆる過剰生産物は出てこないはずである。しかし本書を読むと、この考えがいかに間違っていたかがよくわかる。

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